2009年2月アーカイブ

EclipseCon 2009 のご案内

EclipseCon 2009

今年も3/23-26にサンタクララで EclipseCon 2009 が開催されます。場所は、いつもの ハイヤット・リージェンシー サンタクララ。世界中からEclipse関係者が一堂に会するEclipse最大のイベントです。

新しい技術やプロジェクトが発表されます。さて、今年は何が飛び出すのでしょうか。

我々が関係しているセッションを紹介します。
  • Climb the Babel Tower

    NECソフトの森さんがEclipseの日本語化プロジェクトの活動を紹介をします。現在、日本のベンダー数社が集まってIPAの援助を受けてEclipseを日本語化するための翻訳ツールやインフラ構築を推進しています。このプロジェクトがうまくいくと、Eclipseの日本語化のスピードが飛躍的に向上する予定です。

  • Flyby of the FireFly Mobile Web Developer Kit Project

    モバイル向けWebアプリケーション開発環境のプロジェクト FireFly について MyEclipseの開発元である Genuitec社 の Wayne さんが解説します。

Eclipse なら import 文が簡単に編成できる

Javaでは、import 文にパッケージを記述することで、
ソースコード内でクラスを記述する際にパッケージの記述を省略できます。

ソースコードを記述する上で import 文は便利な機能ですが、
クラスの記述を追加したり削除したりと繰り返すような場合、
それに合わせて import 文も変更するのは手間がかかりますね。

Eclipse では、import 文を簡単に編成できる機能があります。
エディターで Java のソースコードを表示した状態で、
メニューから「ソース」>「インポートの編成」をクリックしてください。
すると、必要な import 文は追加され、不要な import 文は削除されます。

なお、追加する import 文の候補が複数ある場合は、
「インポートの編成」ダイアログが表示され、
候補の中から選択することができます。

不要な import 文が存在しても動作するため、
気づかずに残っていることがありますが、
この機能を使うことで、それらも忘れずに削除できますね。

今回は、データベース・エクスプローラーで一度構成した
データベース接続ドライバーの接続情報をエクスポート/インポートする方法の
ご紹介です。

MyEclipse のデータベース・エクスプローラーでは、データベースにアクセスするために、
まず、データベース接続ドライバーを構成します。

データベース接続ドライバーを構成するためには、ウィザードに従い、
データベースに接続するための情報
(接続 URL、ユーザ名、パスワード、使用する JDBC ドライバーなど)を
入力する必要があります。

driver.png
図1 接続情報の設定

また、接続情報には、その接続で表示するスキーマの情報を含めることができます。
(表示したいスキーマだけ表示できます。)

driver2.png
図2 表示するスキーマの選択

一旦構成してしまえば、データベース・エクスプローラーは、
データベース接続ドライバーの接続情報を保持し続けるのですが、
削除すると当然のことながら接続情報は消えてしまいます。

削除後、以前に接続していたデータベースを再度利用しなければならなくなった場合、
データベース接続ドライバーの構成作業をもう一度しなければなりません。

そうなると、構成した際の接続 URL 内の値、接続するためのユーザ名やパスワード、
使用していた JDBC ドライバー、表示していたスキーマなどの設定内容は何だっけ?
ということにもなりかねません。

このような状況になってしまう場合に備えて、少しでも再接続する可能性のある
データベース接続ドライバーの構成は、削除する前にエクスポートしておくことをお勧めします。

エクスポートの方法は簡単で、データベース・エクスプローラーの DB ブラウザーの
任意の箇所を右クリックして「エクスポート」を選択します。
あとは、開いた「ドライバーのエクスポート」ダイアログで、
エクスポートするデータベース接続ドライバーを選択し、
(複数のデータベース接続ドライバーをエクスポートできます。)
出力ファイルを指定するだけです。

driver3.png
図3 データベース接続ドライバーのエクスポート

インポートの方法も簡単です。
データベース・エクスプローラーの DB ブラウザーの任意の箇所を右クリックして、
「インポート」を選択します。
開いた「ドライバーのエクスポート」ダイアログで、エクスポートしたファイルを選択すると、
インポートできるデータベース接続ドライバーが表示されますので、
必要なものを選択してください。

driver4.png
図4 データベース接続ドライバーのインポート

ソフトウェアの開発作業では、利用するソフトウェアごとに様々な設定項目があり、
ソフトウェア・アーキテクチャーが大きく、複雑になるほど、覚えておくことが大変になってきます。
こういったインポート/エクスポート機能を利用することで、作業負担を減らすことが
できるのではないでしょうか。





日本語 MyEclipse サブスクリプション・コードは、
ご購入後、約1年間使用可能ですが、有効期限が来る前に更新購入を行うことが可能です。

更新購入は、有効期限の45日前から有効期限の間であれば、
いつでも好きなときに行うことができます。

また、更新後のサブスクリプション・コードの有効期限は、
更新前のサブスクリプション・コード有効期限の1年後となりますので、
今お持ちのサブスクリプション・コードの残期間を無駄にすることなく、
新しいサブスクリプション・コードの入手が可能です。

日本語MyEclipseを継続してご使用になりたい場合は、
更新購入を是非ご利用ください。

ご購入についてはこちらから。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents03/

 

2009年2月13日の記事では、Eclipse の起動時に表示される、ワークスペースを選択するダイアログについての
紹介がありました。

このダイアログでは、最近使用したワークスペースのリスト(デフォルトでは最大5つ)が表示され、
そこから使用したいワークスペースを選択することができます。
リストに表示されないワークスペースを使用する場合は、「参照」ボタンから直接ワークスペース・ディレクトリを
指定する必要があります。

Eclipse 起動時にワークスペースを選択できるのはとても便利ですが、
複数のワークスペースを作成していると、Eclipse の起動時に、どのワークスペースを選択するか
悩んでしまうこともあるかと思います。
どのワークスペースでどのような作業をしていたか、すぐに思い出せないことなどあるのではないでしょうか?


こんなときは、Eclipse の起動オプションでワークスペースを直接指定する方法が有用です。
eclipse.exe のショートカットを作成してから、ワークスペース指定用の起動オプション「-data」を追加するだけです。

具体的な手順は以下の通りです。

(1) eclipse.exe を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「ショートカットの作成」を選択します。
(2) 作成したショートカットを右クリックし、コンテキスト・メニューから「プロパティ」を選択します。
(3) 「プロパティ」ダイアログ内の「リンク先」の欄に
  -data "使用するワークスペースの場所"(例:-data C:\workspace\Test)
  を追加します。

option_data.gif
図1 リンク先へ「-data」オプションを追加

ショートカットを複数作っておき、それぞれ別々のワークスペースを指定しておけば、
Eclipse 起動時に迷うこともなくなりますね。

なお、「-data」オプションは Eclipse の設定ファイルである eclipse.ini に指定することもできます。
その場合は、「-vmargs」オプションより前に追加する必要がありますので、ご注意ください。

ヒープ・ステータスの表示について

Eclipse 3.2 から標準でヒープ・ステータスの表示ができるようになりました。
ヒープは、Java VM に割り当てられたメモリ領域で、Java VM 上で動作する
スレッドにより使用されます。
「ウィンドウ」メニュー・バーから「設定」を選択して、
「設定」ダイアログを開き、「一般」の「ヒープ・ステータスを表示」に
チェックを入れれば、ヒープ・ステータスが表示されます。

「MyEclipse」メニュー・バーにも「ユーティティー」>「ヒープ・ステータスの表示」
がありますが、表示されるものは、Eclipse のヒープ・ステータスの表示と
同じものです。

今回は、ヒープ・ステータスの表示についておさらいしましょう。

ヒープ・ステータスは、ワークベンチの右下に表示されます。

heap.png
図1 ヒープ・ステータスの表示

ヒープ・ステータスでは、ヒープ全体のサイズ(現在確保しているヒープサイズ)と
使用サイズが表示されます。

ヒープ・ステータスを右クリックして、「マークの設定」を選択すれば、
現時点での使用サイズにマークされ、その後の使用サイズの変動がよくわかります。

試しにとなりのゴミ箱をクリックして、ガベージ・コレクターの実行をすると、
マークしたところより、使用サイズが減っているのが確認できます。
(状況により、減らないこともあります。)

heap2.png
図2 GCにより使用サイズの減少を確認

また、ヒープ・ステータスを右クリックして、「最大ヒープを表示」を選択すれば、
ヒープ・ステータスの最大サイズを含めた表示になります。

heap3.png
図3 最大サイズを含めた表示

ヒープ全体のサイズと使用サイズ、そして最大サイズ(確保するヒープサイズの最大値)が
表示されています。
最大サイズは、微妙に値が違いますが、eclipse.ini ファイルの-Xmxの値が
反映されています。

MyEclipse 以外にも Eclipse 上で複数のプラグインを動作させている場合等は、
eclipse.ini ファイルに指定しているヒープサイズが不適切になっているかもしれません。
一度、ヒープの使用状況をチェックしてみてはいかがでしょうか?
 

イチゴ狩りを楽しんできました!

季節のフルーツを食べたいと思い、2/8(日)にイチゴ狩りに出かけてきました。
場所は神奈川県で、東名高速の厚木IC近辺を目指しました。

とても天気が良い日で、気持ち良くドライブしながら、
当初イチゴ狩りを予定していた場所に向かったのですが...
最初に行った場所は、残念ながらすでに定員オーバでした。
季節柄、世の中の皆さんも同じようにイチゴ狩りを予定しているようです。

その後いくつかの場所を回って、まだ大丈夫な場所を見つけられました。
やっとのことで辿り着いたこともあり、感慨深くイチゴとご対面です。

 

 

まだ緑色のイチゴもありますが、美味しそうに熟している赤色のイチゴが見えます。

練乳のサービスがありましたが、練乳をつけなくても十分に甘みのあるイチゴでした。
おいしいイチゴをたくさん食べることができ、楽しい時間をすごすことができました。

またイチゴ狩りに行きたいです。今度は事前に予約しようと思います。

Eclipseのデフォルトの設定では、
起動時には「ワークスペース・ランチャー」ダイアログが、
終了時には「終了の確認」ダイアログが表示されます。

表示されたダイアログで、
「この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」や、
「常にプロンプトなしで終了」にチェックすることで、
次の起動時や終了時に、これらのダイアログが表示されなくなります。

表示されなくなったダイアログを再び表示するにはどうしたら良いでしょう?

起動時や終了時のダイアログの表示/非表示の切り替えは,
メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択して、
「一般」>「開始およびシャットダウン」から設定できます。

-「始動時にワークスペースをプロンプト」をチェックすると、
  「ワークスペース・ランチャー」ダイアログを表示するようになります。

-「最後のウィンドウを閉じるときに終了を確認」をチェックすると、
  「終了の確認」ダイアログを表示するようになります。

これでダイアログを再表示できますね。

なお、この画面では次の設定を行うこともできます。

-「始動時にワークスペースを更新」をチェックすると、
  起動時にワークスペースがファイルシステムと同期するようになります。

例えば、これをチェックしていない場合、Eclipseを起動していない状態で、
エクスプローラなどによってワークスペースにファイルを追加した時、
Eclipseの起動直後は追加したファイルが表示されません。
なお、ワークスペースの更新は、メニューから
「ファイル」>「更新」を選択しても実行できます。

-「始動時にアクティブにされるプラグイン」では、
  起動時にアクティブにするプラグインを選択できます。

この設定で、使用しないプラグインをロードしないようにすることができます。


ちょっとしたノウハウなのですが、知らないと戸惑うことがあるかもしれません。

Eclipse でのソースのビルド

本日は Eclipse でのソースのビルドについてお話します。

開発者の方でしたら、何らかのエディタを使用してソースの修正を行った経験があるのではないでしょうか。
その場合、ソースの修正後にファイルを保存し、コマンドプロンプト(Windows の場合は、cmd.exe)から
ビルド用のコマンドを実行したかと思います。

では、Eclipse を使用した場合はどのようにビルドを行うのでしょうか?

Eclipseの デフォルトの設定では、Java ファイルなどのソースを変更し保存すると、
自動的にビルドが行われる仕組みになっています。
わざわざコマンドを実行する必要がなく、とても簡単ですね。

build1.gif
図1 ビルド設定の確認


自動ビルドでは、変更・保存したソース単体のビルドだけではなく、変更されたソースに関連のあるソース
(ワークスペース内の別プロジェクトに含まれるソースも対象となります)がビルドされます。

プロジェクト内のすべてのソースをビルドし直したい場合などは、メニュー・バーから「プロジェクト」>「自動的にビルド」
を選択してチェックを外し、手動ビルドに切り替える必要があります。
「自動的にビルド」のチェックを外すと、「すべてビルド」、「プロジェクトをビルド」、「ワーキング・セットのビルド」の
手動ビルド用のメニューが選択できるようになり、目的に合ったビルド範囲を選択することができます。

build2.gif
図2 手動ビルドの範囲

ビルドを実行する前には、ソースが保存されている必要がありますが、複数のファイルを並行して修正している場合、
一部のファイルを保存し忘れてしまうこともあるかと思います。
Eclipse で手動ビルドを行う場合は、ビルド前に変更したすべてのソースを自動的に保存するように
設定することもできます。

設定の方法は、メニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」>「一般」>「ワークスペース」を選択し、
「ビルド前に自動的に保管」の項目にチェックを入れるだけです。

build3.gif
図3 ソースのビルド前にリソースを自動的に保存する設定


ご自分にとって使い勝手のよいビルド方法を選択しましょう。


MyEclipseはAJAX開発用の便利なツールが満載!

MyEclipseは、AJAXを利用したアプリケーションを開発するのに便利な機能を
数多く備えています。例えば、次のような機能があります。

(1)AJAX リクエスト・モニター
 JavaScript アプリケーションが送受信しているリクエストとレスポンスの内容を
 表示することができます。

(2)JavaScript エディター
 シンタックスのチェック機能や、入力補助機能があります。

(3)JavaScriptデバッガー
 MyEclipseのプロフェッショナル版のみの機能です。
 MyEclipseの動作するPC内に格納した HTML ページのデバッグに加え、アプリ
 ケーションサーバーに格納されているページのデバッグ、さらにはインター
 ネット上で公開されているサイトの JavaScript アプリケーションの調査を
 行うことができます

MyEclipseを利用したAJAXアプリケーションのデバッグ方法については、
以下に詳しい説明がありますので、ご参考にしてください。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=4
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=2

MyEclipse には、扱うファイルに応じた便利なエディターを取り揃えています。
今回は、web.xml(Web アプリケーションのデプロイメント・ディスクリプター)
ファイル専用のMyEclipse Web XML エディターをご紹介します。

web.xml を作成/変更する場合、エディター等を用いて、ファイルを直接編集する
ことが多いのではないでしょうか?
MyEclipse では、web.xml ファイル専用のエディター(MyEclipse Web XML エディター)を用いることで、
web.xml を簡単に構成をすることができます。

MyEclipse Web XML エディターを開くためは、「パッケージ・エクスプローラー」ビューで
編集したい Web プロジェクトの web.xml を右クリックし、コンテキスト・メニューで
「アプリケーションから開く」>「MyEclipse Web XML エディター」を選択します。


MyEclipse Web XML エディターには、2つの編集モードを備えています。
1つは、一般的な方法である XML ファイルを直接するモード(「Source」タブ選択時)、
もう一つは、フォームベースで値を指定するモード(「Design」タブ選択時)です。

Web_xml_editor.png
図1 MyEclipse Web XML エディター(「Design」タブ選択時)

フォームベースで値を指定するモード(「Design」タブ選択時)を使用すると、
web.xml の各要素をウィザードに従い、値を指定していくだけで構成することが
できます。
ウィザードは、画面上に表示されている各要素を右クリックし、
"操作"を選択して起動します。(例えば、新規作成なら「New」を選択します。)

ウィザードのダイアログには、指定が必須の項目に '*'印が付いていたり、指定の誤りを検知して
ダイアログ上で通知してくれる便利な機能を備えています。

Web_xml_editor2.png
図2 フィルターの構成

以上のように、フォームベースで値を指定するモードを使用すれば、
XML での記述形式を覚えていなくとも構成することができます。
(もちろん、要素の意味は知っている必要はあります。)

構成した要素は直ちにファイルに反映されるため、「Source」タブを選択することにより、
XML での記述形式を確認することもできます。

冒頭でも申しましたが、MyEclipse には様々な便利なエディターを備えています。
これらのエディターを使いこなして、生産性の向上につなげましょう!



MyEclipseには、ソースコードの修正を行ったときに、それを即時、かつ自動的に
アプリケーションサーバーにデプロイメントする機能があります。

ソースコードの修正を行っているときには、修正内容を確認するために、アプリケーション
サーバーを停止してデプロイメントし、再起動するという操作を繰り返すことがあります。
しかし、MyEclipseの機能を使用すれば、この操作をMyEclipseが自動的に行います。
そのため、コーディングとテスト作業により多くの時間を割くことができるようになります。

なお、本機能はローカルでのデバッグ(MyEclipseとアプリケーションサーバーが
同一のPC上にあるとき)に使用できます。

機能の詳細については、こちらをご参照ください。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=12

 

HTMLやJSPでもタスクを活用

タスクの活用2では、ソースコードとタスクを関連づける方法を紹介しました。

紹介した方法により、ソースコードとタスクを簡単に関連づけることができますが、
関連づけられるソースコードはJavaのソースコードだけでした。
しかし、Webアプリケーションを開発する場合など、
JavaだけでなくHTMLやJSP、CSSなども扱うと思います。

今回は、Javaのソースコード以外でタスク・タグを有効にする方法を紹介します。

(1)メニューから「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、「設定」ダイアログの
 「MyEclipse Enterprise Workbench」>「タスク・タグ」を選択します。
(2)右側ペインの「Enable searching for Task Tags」をチェックします。
 「Task Tags」タブで、タスク・タグをカスタマイズできます。
 「Filters」タブで、タスク・タグを有効にするコンテンツの種類を選択します。
(3)「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

以上です。今回も簡単ですね。

コメントの記述方法は、コンテンツの種類によって異なります。
コメントの記述例をいくつか紹介します。

 "/* TODO <説明> */"  (CSSの場合)
 "<%-- TODO <説明> --%>" (JSPの場合)
 "<!-- TODO <説明> -->" (DTD/HTML/XMLの場合)

ぜひタスクを活用してください。

過去3回にわたって、ワーキング・セットの機能についてご紹介してきました。
その内容について少し振り返ってみましょう。

開発者は、自分が開いているワークスペース上のリソースを、必要な作業に応じて「グループ化」して
おくことができました。
この「グループ化」の単位は、自分の好きなように設定できました。
ワークスペース内の別々のプロジェクトに含まれるリソースを1つのグループにすることもできましたね。

本日は、この「グループ化」の単位として「タスク」(やらなければいけない作業)というものを
考えていきます。

Eclipse を使用して頻繁に行う作業といえば、ソースの追加やバグ修正だと思います。
実際の開発では、「ログ機能の追加」、「入力フォームの修正」、「パッケージ名の変更」など、
具体的にやらなければいけない作業(タスク)があり、その個々のタスクに関連する
リソースの作成・修正を行います。
この「タスク」は、リソースをグループ化する1つの単位となりますね。

ご存知の方も多いかと思いますが、開発者の作業(タスク)と、その作業に関連するリソースを
自動的に関連付けしてくれるプラグインで「Mylyn」というものがあります。

ワーキング・セットを使ってグル―プ化する場合は、リソースを手動でワーキング・セットへ割り当てる
必要がありましたが、Mylyn を使うと、タスクとリソースが自動で関連付けられるのです。


Mylyn でのタスクとリソースの関連付けの流れを簡単に説明します。

まず始めに Mylyn タスクを作成します。
Mylyn タスクには、優先度や状況(完了しているのか、未完了か)などを設定できます。
ただ、作成直後では、Mylyn タスクにリソースが関連付けされていません。
リソースを関連付けるために、Mylyn タスクをアクティブにする必要があります。
Mylyn タスクがアクティブな状態で、タスクを完了させるために必要な操作
(プロジェクトの作成や、必要なリソースを開いて編集など)を行います。
Mylyn タスクがアクティブな状態の間は、どのリソースが追加・編集されたのかが記憶されます。
タスクが完了したら、Mylyn タスクを非アクティブ化します。

このようにして、Mylyn ではタスクとリソースの関連付けが自動で行われているのです。


「タスク」という言葉は、「タスクの活用」の記事でもでてきました。
こちらの記事で紹介した「タグによるタスク管理」では、ソースのコメントでタスクを記憶しておくことが
できましたね。

ソースの行レベルの細かい範囲の作業項目については「タグによるタスク管理」を、
複数のリソースにまたがるような広い範囲の作業項目については、「Mylyn によるタスク管理」を行う、
というように両者をうまく使い分けていくとよいのではないでしょうか。


JavaScript デバッグで停止条件を設定する

今回は、Eclipse のブレークポイントには停止条件を付けられます
引き続き、JavaScript デバッグで停止条件を設定方法についてご紹介します。

なお、JavaScript デバッグ機能は、日本語 MyEclipse プロフェッショナル版のみ利用可能と
なっております。

MyEclipse の JavaScript デバッグでは、ブレークポイントの設定箇所以外に
4つのタイミングで停止できます。

①デバッガー開始時
②debugger キーワード指定箇所
③エラー発生時
④例外発生時

設定方法は、「MyEclipse」メニューから「設定」を選択して、「設定」ダイアログを開き、「MyEclipse Enterprise Workbench」>「AJAX」>「JavaScript デバッグ」を選択します。
JavaScript の設定画面で、停止させたいタイミングにチェックを入れます。

JSBreakPoint.png
図1 JavaScript デバッグオプションの設定

あとは、JavaScript アプリケーションをデバッグ実行するだけです。

また、「デバッグ」ダイアログでは、JavaScript アプリケーションごとに
停止タイミングを設定することができます。

「デバッグ」ダイアログは、エディターの画面上で右クリックして、
「デバッグ」>「デバッグダイアログを開く」を選択して開きます。

「デバッグ」ダイアログで、「JavaScript アプリケーション」を選択し、
「新規」ボタンをクリックすることにより、デバッグのターゲットアプリケーションと
その停止タイミングを設定することができます。

JSBreakPoint2.png
図2 「デバッグ」ダイアログで停止タイミングを設定

デバッグする状況に合わせて、停止タイミングを使い分けてみてください。



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開発がすぐに始められ、環境統一やメンテナンスも簡単!

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