2009年3月アーカイブ

MyEclipse では、プロジェクトに、Hibernate 機能や Struts 機能などの様々な
プロジェクト機能を追加することにより、
追加した機能をプロジェクトで利用できるようになります。

プロジェクト機能を追加したプロジェクトには、追加した機能を利用するための
ライブラリー(JAR ファイル)への参照が追加され、
プロジェクトを AP サーバーにデプロイする際には、
それらの JAR ファイルは、自動的に AP サーバーにデプロイ(コピー)されます。

※ 例えば、Web プロジェクトでは、展開ディレクトリー形式でデプロイすると、
アプリケーション・ルート・ディレクトリーの WEB-INF\lib 下にコピーされます。

自動的に JAR ファイルがデプロイされることは便利ですが、場合によっては、
特定の JAR ファイルをデプロイして欲しくないケースが出てきます。

例えば、デプロイされる JAR ファイルが、既にアプリケーション共有のライブラリーとして
AP サーバー上に用意されていたり、上位のクラスローダーでロードされるケースです。
または、アプリケーション共有のライブラリーとして、ユーザーが自ら追加するかもしれません。

そのため、MyEclipse ではプロジェクト機能の追加により参照設定された JAR ファイルごとに、
AP サーバーへのデプロイ対象とならないように設定にすることができます。

「MyEclipse」メニュー・バーから「設定」を選択して「設定」ダイアログを開き、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「プロジェクト機能」>「"対象となる機能"」
を選択します。

以下の図のように、表示されている画面で、対象となるバージョンの JAR ファイルを
ドリルダウンし、「Server deployemnt excludes」を選択して「編集」ボタンをクリック
します。

deploy.png
図1.AP サーバーへのデプロイ対象とならないように設定

開いた「JAR デプロイメントのフィルタリング」ダイアログでは、デプロイしない
AP サーバーを選択できます。

deploy2.png
図2.デプロイしない AP サーバーを選択

以上のようなデプロイ対象とならない設定を活用してください。



EclipseCon 2009

EclipseCon 2009は今日が最終日ですが、まずは3日目のレポートの続きです。

2日目から3日目まで、MyEclipseの開発元であるGenuitec社が展示を行っていました。

 http://www.eclipsecon.org/2009/exhibits

展示では、(MyEclipseではなく)モバイル用のWebアプリケーション開発環境の紹介を行っていました。

genuitec_booth.jpg

Genuitec社のブース

 

さて、最終日のレポートです。

カンファレンスは、ミリンコビッチ会長の司会による Eclipse Community Project Spotlightで閉幕となります。
Eclipseコミュニティのプロジェクト管理委員会(Project Management Committee) の方々が前に並び、
Eclipseの将来などについてトークが繰り広げられました。

そして、最後には今回のEclipseConが数字で表されました。これはEclipseConでは恒例となっていますが、
ここにいくつか紹介したいと思います。

 42 different countries

Eclipseがグローバルに使われていることの証ですね。

 510 gallons of coffee and tea

ちょっとしたジョークです(笑)。筆者もコーヒーをおいしく戴きました。

 5,376 feedback votes

これらのフィードバックによって、コミュニティが前進しているのだと思います。
最後は次で締めくくられました。

 1 great conference

お後がよろしいようで。

 

 なお、私のポーカーの成績は1ペアで終わってしまいました。
3人とカードを交換したのですが、やはり強い役は揃えられませんでした。
最終日にはロイヤルストレートフラッシュを揃えた参加者が複数人もいて驚きです。
(ポーカーのリベンジを含めて)来年のカンファレンスにもぜひ来てみたいと思います。

皆様も一緒に参加しませんか?

 

EclipseCon 2009 RFIDによる入場者統計情報の収集



EclipseCON 2009では投票によってフィードバックを集めている話をしましたが、
他にも入場者数の統計情報を収集しています。

参加者の名札の裏には、上の写真のようにRFIDが張り付けられていて、これによって
どのセッションに何人が入ったかがわかるようになっています。

さらに、EclipseのトッププロジェクトのひとつBIRTを使うと、統計情報を可視化できます。
(可視化した統計情報のページがあったのですが、現在はなくなってしまいました。)

Don't Be Shy!!


ミリンコビッチ会長が初日の開会の挨拶で言った言葉がこれ。
これがEclipseConのルールだそうです。

技術者どうしがFace2Faceで会話することによって新しいことが生まれるという発想が根底にあるようです。

このルールの他にも、技術者どうしが話をする場の演出があります。
その一つが、EclipseConの3日目、3/25(水)夕方のポスターレセプション。

ポスターを囲み、飲食しながら新しい技術について議論する。
飲食しながらなので、リラックスした状態で、わりと気軽に交流できる雰囲気になっています。



これは、チョコレートフォンデュタワー。
溶けたチョコがだらだら滝のように流れているところに、串に刺したフルーツやケーキを突っ込みます。
すごく、甘いです。

EclipseCon2009 セッションフィードバック





EclipseCon 2009: Win Fabulous Prizes

このブログにあるのように、EclipseCon 2009 ではセッションごとにフィードバックを返すようになっています。

仕組みはいたって簡単。

各セッションの部屋の入り口で、一番上の紙を渡されます。

この紙に、セッションのコメントを書いて、セッションが終わったら部屋の出口に3色のバケツが
用意されているので、そこに投票するだけ。

緑が +1
白が  0
赤が -1

この結果を来年のEclipseConの改善に活かすそうです。
笑っちゃうぐらいシンプルですが、その効果はきっと大きいと思います。

EclipseCon 2009

EclipseCon 2009も後半部に突入しました。
今日は3日目の話題をお伝えしようと思います。

注目していたのは、Climb the Babel Towerです。

Eclipse 3.3以降のリソースの国際化(日本語化を含む)は、Babelプロジェクトで行われています。
本セッションでは、その成果や各種ツールについて説明がありました。
Eclipse Bugsアカウントを取得すれば、誰でもWebベースの翻訳ツールを使用できるため、
Eclipseの国際化の活動に参加できるとのこと。
我こそは!という方は、参加してみてはいかがでしょうか?

また同セッションの後半では、Babelプロジェクトがまだ着手していない
ヘルプドキュメントの国際化について、日本からの参加となるMORIさんより、
品質を考慮した方法やツールに関する提案がなされました。
これを機に日本語化が前進することを期待したいですね。
また、Eclipseに対する日本からの貢献が、どんどん活性化していくと良いな、と思います。

刺激的なタイトルに惹かれて参加したWeb to desktop, desktop to webでは、
ある1つのソースコードから、Webアプリケーションとデスクトップアプリケーションを
作成する試みについて話を聞くことができました。
現状は、うまく行く部分もあるが、まだまだ課題もあるようです。

このセッションに限ったことではないのですが、
"e4"というキーワードからは、EclipseとWeb技術の融合を感じます。
Eclipse 4.0は2010年の夏頃のリリースとなるようですが、
何だか今から楽しみになってきました。


<追記>

次の記事はこちらです。

EclipseCon 2009 4日目(最終日)に参加しました!


EclipseCon 2009 2日目に参加しました!

EclipseCon 2009

今日も引き続き、EclipseCon 2009の話題をお送りします。

遅ればせながら、今回会場となっているSanta Clara Convention Centerをご紹介します。

sccc.jpg

Santa Clara Convention Centerの入口

Santa Claraは、サンフランシスコから南に1時間ほど行ったところにある、シリコンバレーの中心地の1つです。
この町の北側に、Santa Clara Convention Centerがあります。

2日目(3/24)の今日は、キーノートから始まり、1時間程のセッションが多数開催されました。
筆者もタイトルなどで興味を持っていた、いくつかのセッションに参加してきました。

まず、次世代のEclipseを垣間見ることが出来るのではないかと思い、 Eclipse e4(Eclipse バージョン4)
関係のセッションである、 e4 Project in Reviewに参加してきました。
会場には、おそらく200人ぐらいではないかと思われる方々が参加されていました。

theater.jpg
セッション会場。ただし、これは開催前の様子です。

このセッションでは、

 - Eclipseをブラウザから利用する(EclipseをWebアプリケーションのような感じでサーバ側に
  設定しブラウザから利用する)機能
 - CSSによるUI(ユーザインタフェース)のカスタマイズ

などの説明がありました。

また、間もなく登場するEclipse3.5(Galileo)についてのセッションである、
Galileo: delivering the next major releaseにも参加してきました。
セッションでは、Eclipseパッケージの新しいダウンロード方法のデモが行われました。

現在のダウンロードページ

http://www.eclipse.org/downloads

では、JavaEE開発用途やモデリングツール用途など、プラグインパッケージをいくつかの選択肢の
中から選んでダウンロードします。しかし、Galileoになると、より細かくユーザが選択できるように
なるとのことです。

いずれのセッションもたくさんの参加者がいて、Eclipse関係者の熱い期待が感じられました。 


<追記>

次の記事はこちらです。

EclipseCon 2009 3日目に参加しました!


EclipseCon 2009 初日に参加しました!

EclipseCon 2009

3月23日に、EclipseCon 2009が始まりました!

筆者は現在、EclipseConに参加すべく、アメリカのサンタクララに来ています。
今日はそのレポートをお届けいたします。

 

初日の今日は、チュートリアル関係のセッションが開催されました。
セッション一覧はこちらにあります。

筆者は、ROOM 209で行われた、A deep dive into the platform resource model に参加してきました。
このセッションでは、

 - リソース(ワークスペース、プロジェクトなど)の変更を内部でどのように管理しているのか?
 - 処理速度が遅くならないためにどのような工夫が存在するのか?

などの説明が行われました。
一般の書籍ではあまり記述されていない Eclipse 内部を知ることができ、ますます Eclipse への
興味が増すような内容でした。

 

ところで、EclipseCon では、資料はUSBメモリを使って配布され、ペーパレス化が進められています。
セッションへの参加者は、持参したノートPCなどを使うことで、その場で説明内容を確認することができます。

また、受付を済ませるとトランプカードを5枚もらえます。
これは何かというと、このカードを使ったポーカーが毎日開催されるようになっているのです。
強い役を揃えるためにはカンファレンスの参加者同士でカードを交換する必要があります。
これも参加者同士の交流を深める工夫の1つとのこと。

 しかも、毎日変わるスペシャルルール(ストレートの強さが逆になるなど)があり、さまざまな人に
チャンスがあります。

色々と趣向が凝らされていて、勉強になるだけではなく楽しいカンファレンスです!


<追記>

次の記事はこちらです。

EclipseCon 2009 2日目に参加しました!


Eclipse でビルドの対象をコントロール

Eclipse では、さまざま単位や方法でソースのビルドの対象をコントロールできます。
ビルドの対象をコントロールすることで、余分なビルドによる負荷を減らすことができます。

【プロジェクトをまるごとビルドの対象からはずすには】
 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ビルド対象からはずしたいプロジェクトを右クリックし、
「プロジェクトを閉じる」を選択すれば、当該プロジェクトは、
「パッケージ・エクスプローラー」ビュー上で閉じた状態になり、ビルドの対象からはずれます。
ただし、プロジェクトが閉じてしまっているので、「パッケージ・エクスプローラー」
ビュー上で、プロジェクトの内容が見えなくなります。
プロジェクトを右クリックして、「プロジェクトを開く」を選択すれば、
元の状態に戻ります。

build.png
図1 閉じられたプロジェクト

【パッケージ単位やソース単位でビルドの対象からはずすには】
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ビルド対象からはずしたい
パッケージやソース・ファイルを右クリックし、「ビルド・パス」>「除外」を
選択すれば、当該パッケージやソース・ファイルは、
「パッケージ・エクスプローラー」ビュー上で除外された状態になり、
ビルドの対象からはずれます。
パッケージやソース・ファイルを右クリックし、
「ビルド・パス」>「包含」を選択すれば、元の状態に戻ります。

build2.png
図2 除外されたパッケージ

build3.png
図3 除外されたソース・ファイル

【きめ細かくビルド対象を設定するには】
ビルド対象をきめ細かくコントロールしたい場合は、
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ソース・フォルダーを右クリックし、
「ビルド・パス」>「組み込みフィルター/除外フィルターを構成」を選択して、
「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログを開きます。

「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログで、
組み込みパターン/除外パターンそれぞれの「追加」ボタンをクリックして、
ビルド対象やビルド除外対象を選択できます。

ビルド対象やビルド除外対象の選択では、パッケージやソース・ファイルを
直接指定することもできますし、ワイルドカード(*,**,?)を用いて
パターン指定することもできます。

組み込みパターンの方はデフォルトが"すべて"(すべてがビルド対象)になっており、
1つでも設定すると、それ以外はビルド対象から除外されてしまうので注意してください。

build4.png
図4「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログ





Windows のアプリケーションのインストール/アンインストールでは、
アプリケーション固有のインストーラを使用したり、Windows のコントロールパネルの
「プログラムの追加と削除」(XP)や「プログラムと機能」(Vista)を使用することがあります。
その際、インストールに関する情報はレジストリに格納されていることが多いです。

上記のような方法に慣れている方の中には、初めて Eclipse を
インストール/アンインストールする時に戸惑うことがあるかもしれません。

Eclipse のインストールは、インストーラを使用しません。
Eclipse.org よりダウンロードしたzipアーカイブファイルを、
適当なディレクトリに展開するだけでインストールは完了します。
レジストリは使用しません。とても簡単ですね。

では、アンインストールは?これも簡単です。
インストール時に展開したディレクトリを削除するだけで完了します。
また必要に応じて、作成したワークスペースを削除しましょう。

とてもシンプルなインストールとアンインストールですね。

2009年3月9日の記事では、Eclipse3.3 以前でのプラグインの更新方法についてご紹介しました。
今回は、Eclipse3.4 でのプラグインのインストールおよび更新方法についてご紹介します。

Eclipse3.4 では、プラグインのインストールや更新を行う UI(ユーザインターフェース)ががらりと変わっています。

Eclipse3.3 以前では、現在使用中の Eclipse 環境に新しくプラグインをインストールしようとした場合、
インストール対象のプラグインが前提とする別のプラグインについて、ユーザ自ら意識する必要がありました。
具体的には前提プラグインを自分で探し、インストールしたいプラグインとその前提プラグインを合わせて
インストール対象としてチェックする必要がありました。

ところが、Eclipse3.4 では、インストール対象のプラグインをインストールするだけで、
前提となるプラグインも必要に応じて一緒にインストールしてくれます。


Eclipse3.4 でのプラグインのインストール/更新は、Eclipse メニュー・バーから
「Help」>「Software Updates」を選択し、「Software Updates and Add-ons」ダイアログで行います。

update3.gif
図1:「Software Updates and Add-ons」ダイアログ


「Software Updates and Add-ons」ダイアログには「Installed Software」と「Available Software」の
2つのタブが用意されています。

【「Installed Software」タブ】
「Installed Software」タブには、現在使用中の Eclipse 環境にインストール済みのプラグイン一覧が表示されています。
インストール済みのプラグインに対して更新やアンインストールをしたい場合は、リストから対象のプラグインを選択して、
「Update」もしくは「Uninstall」ボタンをクリックするだけです。

【「Available Software」タブ】
「Available Software」タブは、新しいプラグインをインストールしたい場合に使用します。
「Add Site」ボタンをクリックして新規インストールしたいプラグインの更新サイトをリストに追加し、
その後リスト内からインストールしたいプラグインを選択して「Install」ボタンをクリックします。

update4.gif
図2:「Software Updates and Add-ons」ダイアログの「Available Software」タブ

こちらは、Eclipse3.3 以前の「インストール/更新」ダイアログの外観に似ています。

なお、「Available Software」タブには、フィルター・ボックスがついており、
必要なプラグインのみ抽出してリストに表示することもできます。


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse 3.4 プラグインを手動でインストール/アンインストールする


2009年3月16日月曜日、日立製作所ハーモニアス・コンピテンス・センター内の EtudeTOKYOにて、
「MyEclipseを使ったWebアプリケーション体験セミナー」を開催しました。

 セミナーについての詳しい内容は、2009年1月27日の記事にありますので、こちらをご参照ください。

今回もたくさんのお客様に参加頂きました。
参加された皆様、ありがとうございました。

 終了後のアンケートでは、多くの方からご満足の声を頂いております。
「ブログに掲載してもよい」というご許可を頂きました方の声をご紹介いたします。(原文のままです。)

  A様:「機能についてハンズオンで学ぶ事ができた」
 B様:「Java等の知識もなく参加したが、初心者にもついていける内容で良かったです。
     初めてとしては、これくらいの内容で十分?」

アンケート結果から、「これからMyEclipseを始めてみよう」、もしくは「本格的に利用する前に
大きな流れをつかんでおこう」という方にとって有益なセミナーとなっているようで、大変うれしく
思っております。
さらにご満足いただけるセミナーになるよう、今後とも改善して参ります。

次回のセミナーは、4月20日月曜日14:00から、同じくEtudeTOKYOで開催いたします。
お申し込みは、こちらから。参加は無料です。

MyEclipseの導入を検討されている方は、ぜひ一度体験されてみてはいかがでしょうか

 

CPLとEPLの小さくて大きな違い



"C" と "E" の間にある "D" はどんな D?

ネタとしては、古いのだが、Placebo Effect :: Eclipseのライセンス にあるように、EclipseのライセンスがCPLからEPLになったことについてあまり語られていないようなので、"C" と "E" の小さくて大きな違いについて取り上げる。

CPLとEPLの違いは二つある。

ひとつは名前が変わったこと。
Common Public License が Eclipse Public License に変わった。CからDを飛ばしてEになった。
"Common" の代わりに "Eclipse" をつけたため、EPLをEclipseプロジェクトに関連しないOSSには適用し難くなったと思う。



もうひとつの違い。第7条の一般条項から次の一文が消えた。

If Recipient institutes patent litigation against a Contributor with respect to a patent applicable to software (including a cross-claim or counterclaim in a lawsuit), then any patent licenses granted by that Contributor to such Recipient under this Agreement shall terminate as of the date such litigation is filed.
(CPL原文, EPL原文)
日本語参考訳(引用元)
受領者がコントリビューターに対し、交差請求や反訴を含めて、ソフトウェアに適用される特許に関して特許訴訟を起こした場合、そのコントリビューターから当該受領者に付与された特許ライセンスは、その訴訟が正式に起こされた時点で終了するものとします。
(CPL日本語訳, EPL日本語訳)
違いは、たった一文の有無だけであるが、その差は大きい。

この一文は、受領者がコントリビュータのソフトウェアに対して特許訴訟を起こした場合、即時に特許ライセンスを停止することを意味している。ここで、重要なのは、コントリビュータのソフトウェアと言っていること、つまり、受領者が受領したソフトウェアに限定されていないことである。Eclipse以外のソフトウェアであっても、コントリビュータに対してソフトウェア特許訴訟を起こせば、即時にEclipseが使えなくなる。


ちょっと想像して欲しい。

Eclipseベースのソフトウェアを構築してビジネスを行っているとき、
Eclipseが開発現場に浸透して、Eclipse無しでは開発できないような状況になっているとき、

そんなときに、Eclipseのコントリビュータに対して、たとえ全く関係のないソフトウェアであっても特許訴訟を起こせば、すべてが止まってしまうのだ。

でも、これはCPLでの話。今は、EPLに変わったので、こんなことは起こらない。

以上が、"C" と "E" の間にある "D(Differences)"。
つまり、Defense(特許防衛) の "D" でした。



さて、みなさんは、EclipseがCPLだったときにこの一文に気付いていたでしょうか。
そして、Eclipseに対して、一番コントリビュートしているベンダーをご存知でしょうか。


※注意事項
ライセンスの解釈は法律の素人である執筆者の個人的見解であり、所属する組織・企業の立場、意見、解釈を代表するものではありません。

Eclipse のコードネームの由来

Eclipse は日本語で「日食」という意味です。
Java の開発元を考えると、何だか意味深な名前ですね。

ところで Eclipse 3.2 から、バージョン毎にコードネームが存在することはご存知でしょうか?

Eclipse 3.2 → Callisto
Eclipse 3.3 → Europa
Eclipse 3.4 → Ganymede
Eclipse 3.5 → Galileo

すべて木星の衛星関係の名前になっていますね。
カリスト("Callisto")、エウロパ("Europa")、ガニメデ("Ganymede")、
そしてイオ("Io")という木星の4つの衛星は、ガリレオ("Galileo")衛星と呼ばれます。

イオ("Io")は当初、2009年度にリリース予定のEclipseのコードネームになっていました。
(ガリレオ衛星をアルファベット順に書くと、Callisto、Europa、Ganymede、Ioの順になるので、
"Ganymede"の次は"Io"、となっていたようです。)
しかし、"Io" は "10" や "I/O" と混同しやすいなどの理由で、コードネームとして採用すべきかについて
Eclipse コミュニティで再検討されました。
http://dev.eclipse.org/mhonarc/lists/eclipse.org-planning-council/msg01400.html


木星の衛星に次いで発見された土星の衛星の名前、タイタン("Titan")など、
他の候補を含めた形で検討されました。しかし、検討中に「これまで木星関係の名前を使ってきたので、
それらを発見したガリレオに敬意を表して、"Galileo"というのはどうか?」という提案がなされ、
賛同者が多くなったことから、そのまま決定したようです。
https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=235189


ちなみに次世代の Eclipse は、e4 というコードネームで呼ばれています。
これは、Eclipse 4 の略かもしれません。

Eclipse を、バージョン番号ではなくコードネームで呼ぶと、
少し Eclipse 通な感じですね。

ワードクラウドで見える化?

| コメント(1)


EclipseCon 2009 のトップ頁の上部に表示されている上の図、ワードクラウドと言って、出現頻度の高い単語が大きく表示されます。OSGi関連のセッションが多いことが分かります。

これ、おそらく Wordle を使っています。これまでもブログなどでワードクラウドを表示するサービスがありましたが、単純に単語のテキストサイズを変更して表示しているだけでした。 Wordle は美しいレイアウトで表示してくれます。
いろいろなレイアウトが用意されていて、フォントもいろいろ試せます。

ただし、日本語は無理です。なので、Genuitec社のMyEclipseのサイトで試してみました。

Wordle: myeclipseide1

ちなみに、バラク・オバマの大統領就任演説やその他の歴代大統領の就任演説のワードクラウドがこちらにあって、なかなか面白い結果になっています。

オバマの場合は、nation, new, must, America, Less, Peopleという言葉が目立ちます。
ブッシュの2005年のスピーチがすごくて、freedomが圧倒的に大きくなっています。

これもイワユル「見える化」ってやつです。
「見える化」って「見える化」することも大事なんですが、もっと大事なのはどう解釈するかってことだと思います。

さて、EclipseCon 2009 のワードクラウドから何が見えますか?


MyEclipse の使い方が分からなかったり、思うように動作しなかった場合、
日本語 MyEclipse ポータルサイト」のドキュメントや FAQ、フォーラム等の
コンテンツを参照されているのではないでしょうか?

今回は、MyEclipse 使用時に、それらのコンテンツを手早く参照する方法の話です。

コンテンツを参照する場合、ブラウザーを起動して URL を入力し、
開いた「日本語 MyEclipse ポータルサイト」から、該当ページのリンクを
たどっていくというような方法を採ることが多いと思います。
または、ブックマークによく利用するページを登録していただいているかもしれません。

実は、MyEclipse をインストールしていただいていれば、ブラウザーを起動しなくとも、
Eclipse のメニュー・バーから、ドキュメントや FAQ、フォーラム等のページを直接開くことができます。

support.png


図1 Eclipseからサポート・ページを参照

具体的には、「MyEclipse」メニュー・バーから
「サポート」>「よく聞かれる質問」で、「FAQ とフォーラム」のページ、
「サポート」>「ドキュメント」で、「さくさく開発ガイド」のページ、
「サポート」>「サポート・フォーラムの検索」で、サイトの「検索」ページを
開くことができます。

Eclipse を起動時、ちょっと確認したいというときに利用してみては
いかがでしょう。

コンテンツの内容については、皆様方のお役に立つよう、改善・改良を
進めていきますので、今後とも、サイトのご利用よろしくお願いいたします。


Eclipse3.3 以前のプラグイン更新方法

今回は、ご使用の Eclipse、およびインストール済みのプラグインの更新方法についてご紹介します。

Eclipse では、プラグインのインストールや更新が簡単にできる仕組み(更新マネージャ)が用意されています。
この機能を使うと、現在使用中の Eclipse および、その環境にインストールされているすべてのプラグインに対して
更新できるものがないかをネットワークを経由して検索することができます。

更新対象のチェック方法としては「製品構成」ダイアログから行う方法と、
「インストール/更新」ダイアログから行う方法の2種類があります。

【「製品構成」ダイアログを使用する場合】
(1)Eclipse メニュー・バーから「ヘルプ」>「Software Updates」>「Manage Configration」を選択します。
(2)「製品構成」ダイアログの左パネルで、更新したいプラグインを選択し、
  右パネルの「更新をスキャン」を実行します。

update1.gif
図1:「製品構成」ダイアログで更新対象を検索

なお、インストールされているすべてのプラグインに対して更新をスキャンする場合には、
左パネルで、ツリーのルートを選択してください。


【「インストール/更新」ダイアログを使用する場合】
(1)Eclipse メニュー・バーから「ヘルプ」>「Software Updates」>「Find and Install」を選択します。
(2)「インストール/更新」ダイアログで「現在インストール済みのフィーチャーの更新を検索」し、
  更新対象を検索します。

update2.gif
図2:「インストール/更新」ダイアログで更新対象を検索


なお、プラグインによっては更新サイトが指定されておらず、
上記の方法で更新対象があるか自動的にチェックすることができない場合があります。
Babel 日本語ランゲージパックなどがその例でしょう。

その場合は、図2の「インストール/更新」ダイアログで
「インストールする新規フィーチャーを検索」を指定することで、プラグインの更新を行ってください。

プログラム開発中の気分転換法

| コメント(4)

プログラム開発中、どんな気分転換をしていますか?
筆者の場合はガムを噛んでリフレッシュ!しています。

野球選手やサッカー選手がガムを噛んでいるシーンをテレビでよく見ます。
気分転換が目的ではないかもしれませんし、真偽のほども定かではないのですが、
ガムを噛むことでリラックス効果がある、といったことを聞いたことがあります。

お店に行くと、口臭予防や歯磨き効果のあるガムがたくさんあります。
キシリトールを使っているものも多いので、歯の健康に良さそうだ、と思って
いるのですが、筆者の場合、キシリトールを摂取し過ぎるとなぜかお腹がゆるく
なってしまうので、少々遠慮気味です...。

プログラム開発中の気分転換方法がありましたらぜひ教えてください!
いろいろ試してみたいと思っています。

 

EPIC(Eclipse Plugin Central)のサイト


Ian Skerrett(Eclipse Foundation のマーケティング担当。彼の後頭部ならこちら)のブログによると、Eclipse Plugin の見本市 EPIC(Eclipse Plugin Central)がリニューアルしてEPIC 2.0になる予定だそうです。理由は、Eclipse関連製品やサービスが増え、トラフィックが増えたためだとか。

実は、EPICって、元々はGenuitec社が提供していたサービスです。

その後、Eclipse Foundationに寄贈して、Eclipse Foundationが運営してきました。

それが、コンテンツもアクセス数も増えたために、この度、リニューアル。

現在、リストアップされている、Eclipse製品が1100、サービスが60にもなり、
ひと月に 14万人のユニークユーザが訪問しているそうです。
Eclipse関連のビジネスや市場がずいぶんと大きくなったということでしょうか。

また、喜ばしからずや。

MyEclpseでは、Webアプリケーション開発を快適に行うためのツールとして、
ビジュアル Web デザイナーを提供しております。

MyEclipseが提供するビジュアル Web デザイナーには、以下の機能があります。

(1)Web 画面を編集するためのエディター。
(2)50 種類以上のデザイン・ウィザードを備えたパレット。
(3)ドラッグ・アンド・ドロップやコピー/切り取り/貼り付けで編集可能な Web UI コントロール。
(4)Web UI コントロールのプロパティーを編集するプロパティー・エディター。

また、MyEclipseが提供するビジュアル Web デザイナーは、
以下の使い方ができて、とても便利です。

(1)ソースコードを編集するパネルと画面デザインを編集するパネルがあり、
一方の編集を行うと、その編集内容が他方に即座に反映されます。
(2)ソースコードと画面デザインを同時に見ながらの編集が可能です。
(3)プレビュー機能は、Internet Explorer および Mozilla/Firefox の両方に対応しています。
そのため、2つのブラウザーでの表示内容を同時に確認できます。

ビジュアル Web デザイナーについての詳しい説明は
下記にあります。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=25

MyEclpseのビジュアル Web デザイナーを、
Web アプリケーション開発にぜひお役立てください。

 

今回は、よくあるトラブルについての話です。

MyEclipse で開発したアプリケーションを、AP サーバにデプロイ後、
AP サーバを起動したり、アプリケーションを実行しようとすると、以下の
ようなエラーが発生(「コンソール」ビューに出力されます)することがあります。

java.lang.UnsupportedClassVersionError: Bad version number in .class file

このような状態になる場合、プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルと
AP サーバー使用の JDK バージョンが不一致になっていることがよくあります。

以下の設定を確認してみてください。

・プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベル
  例えば「MyEclipse Java エンタープライズ」パースペクティブの左側にある
 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、プロジェクトを右クリックして
 「プロパティー」を選択し、「プロパティー」ダイアログを開きます。
 「Java コンパイラー」を選択して、JDK 準拠のコンパイラー準拠レベルを確認します。

・AP サーバー使用の JDK バージョン
 「MyEclipse」メニュー・バーから「設定」を設定を選択し、「設定」ダイアログを開きます。
 「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」、そして
  "使用している AP サーバー">「JDK」を選択します。
  ダイアログ上に表示されている「JDK名」に該当 する JDK のバージョンを確認します。

例えば、MyEclipse を使用して作成した Java EE 5.0 仕様に準拠した JSF アプリケーションを
MyEclipse Tomcat 上で動作させる場合、
Eclipse プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルが 6.0 で、
MyEclipse Tomcat 使用の JDK バージョンが 1.5 になっていると、
プロジェクトをデプロイした後の MyEclipse Tomcat サーバーの起動で、先述のエラーが発生します。

Eclipse プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルと AP サーバー使用の JDK バージョンは、
合わせておきましょう。

MyEclipse とは?

MyEclipse は、JavaEE 開発全般をサポートする Eclipse プラグインです。
開発がすぐに始められ、環境統一やメンテナンスも簡単!

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当ブログの内容には執筆者の個人的見解が含まれることがありますが、これらは、所属する組織・企業の立場、意見、解釈を代表するものではありません。