2009年6月アーカイブ

皆さん、おまたせ致しました。
MyEclipse 7.0.1 日本語版のダウンロード提供を開始しました!!

2009年6月23日の記事では、MyEclipse 7.0.1 の新機能について簡単にリストアップしていますが

    具体的にどんな機能が追加されているの?
    
と思われている方もいらっしゃると思います。


そこで、MyEclipse 7.0.1 の新機能についてこのブログサイトでご紹介していきたいと思います。


まず、第1回目の今回は
    JavaScript のオブジェクト指向プログラミングに対応した機能強化
について簡単にご紹介します。



Eclipse で Java の開発をしていると、「アウトライン」ビューを使うことが多々あるかと思います。

「アウトライン」ビューには Java コード内のエレメント(変数や関数、コンストラクタなど)が階層的に表示されていて、
エレメントをダブルクリックすると、対応する Java コードへ移動できます。


JavaScript のオブジェクト指向プログラミングをされている方の中には

    JavaScript 開発の場合も、Java開発での「アウトライン」ビューと同じような操作ができるとうれしいなぁ

と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


MyEclipse 7.0.1 では JavaScript のオブジェクト指向プログラミングに対応し、
JavaScript 開発でも、ソース内のエレメントの階層表示ができるようになりました!!



実際に MyEclipse 6.5.1 と MyEclipse 7.0.1 での「アウトライン」ビューの様子を比較してみると・・・


nf0701_javascript1.gif


エレメントが階層的に表示されています。
Java 開発時に見慣れた「アウトライン」ビューの表示ですね。


見栄えが同じだけではなく、操作性もかわりません。
Java 開発の場合と同様に、
    「アウトライン」ビュー内でエレメントをダブルクリックすると、対応する JavaScript コードへすばやく移動
できます。


ところで、MyEclipse 7.0.1 の JavaScript ツール関連の機能エンハンスは上記だけではありません。
その他のエンハンス項目については、次回以降引き続きご紹介します。

お楽しみに!


<追記>

次の記事はこちらです。
JavaScript 開発専用のパースペクティブを追加: MyEclipse 7.0.1 の新機能 2


さくらんぼ狩りへ行ってきました

先週末に、今が旬のさくらんぼ狩りへ行ってきました。
足をのばした先は、山形県天童市。


既に梅雨入りしているということで、ちょっと天気が心配でしたが、
宮城県から山形県へ入ると、太陽が見えて青空が広がってきました。




果樹園に到着し、たくさんのさくらんぼの木にご対面。
木にはたくさんの真っ赤なさくらんぼが!!

cherry1.png


木になっているさくらんぼを見るのは初めてです。
30分という時間制限があるにもかかわらず、食べることより
写真を撮ることに夢中になってしまいました・・・。


さくらんぼの木は結構高さがあり、脚立がいくつも用意されていました。
果樹園の方いわく、木の上の方になっているさくらんぼの方が甘くておいしいとのこと。
確かに上の方になっているさくらんぼの方が、赤くておいしそうに見えます。



今回食べたのは佐藤錦。とっても甘く、美味でした。

cherry2.png



さくらんぼを充分に堪能した後の帰り道、とてもきれいな景色を発見。
山形県東根市にある大滝です。


cherry3.png


身も心も癒されたとっても良い旅でした。



Java の言語仕様は、バージョンにより微妙な差異があります。
例えば、バージョンが新しくなると、クラスやメソッドの追加、非推奨化などが行われます。

そのため、開発した Java アプリケーションをコンパイルするときには、

    どのバージョンの Java に準拠させてコンパイルするのか

について認識しておく必要があります。


6月22日の記事に書きましたが、Eclipse には ECJ (Eclipse Compiler for Java) というコンパイラが
含まれています。それゆえ、Eclipse を使用してアプリケーションをコンパイルする場合には、
準拠バージョンを正しく設定しておく必要があります。

(正しい設定をしていない場合、どのような現象が起きるかについては、2009年3月3日の記事
少しご紹介しています。)


コンパイラの準拠レベルは Eclipse の設定画面で指定することができます。
今日は、この準拠バージョンの設定方法をご紹介します。


Eclipse メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択し、「設定」ダイアログを開きます。
「Java」>「コンパイラー」を選択し、表示された画面で「コンパイラー準拠レベル」を選択します。

ecj1.gif


上記の図は、Eclipse3.3 (Eclipse JDT 3.3) の設定ダイアログです。
Eclipse 3.3.2 では、JDK 1.3, 1.4, 5.0, 6.0 の4つのコンパイラ準拠レベルを指定することができます。

上記での設定は、ご使用のワークスペース内にある全プロジェクトで有効です。
プロジェクト毎で異なるコンパイラ準拠レベルを指定したい場合は、以下の手順に従い
プロジェクト単位での設定を行います。

「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで、コンパイラ準拠レベルを設定したいプロジェクトを選択し、
コンテキスト・メニュー(右クリック)から「プロパティ」メニューを選択します。
プロジェクトの設定ダイアログで「Java」>「コンパイラー」を選択し、表示された画面で
「コンパイラー準拠レベル」を選択します。

ecj2.gif



なお、通常はコンパイラー準拠レベルに関してデフォルトの設定を使用すれば問題ありませんが、
カスタマイズが必要な場合もあります。

どのような場合にどのようなカスタマイズをするのかは、また次回に!

 

日本語 MyEclipse 7.0.1 ダウンロード提供開始

 

この度、日本語 MyEclipse の新バージョンをリリースしました。
新バージョンは、MyEclipse 7.0.1 の日本語対応版となります。


MyEclipse 7.0.1 では以下のような多くのエンハンスを行っています。

  • JavaScript ツール機能のエンハンス
  • RESTful Web サービスのサポート
  • JSF 機能のエンハンス
  • OpenJPA サポート
  • Spring 機能のエンハンス
  • UML 2.0 サポート
  • MyEclipse Reports 機能のエンハンス

日本語 MyEclipse 7.0.1 新機能の詳細はこちら。
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents02/index.php?id=8

日本語 MyEclipse 7.0.1 のダウンロードはこちら。
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents02/


なお、既に日本語 MyEclipse サブスクリプションコードをご購入頂いているお客様は、
現在ご使用のサブスクリプションコードを使用して、最新版をご使用いただけます。

 
Eclipse で Java 開発をしていて、こんな疑問を持ちませんでしたか?

    Eclipse 自体は JRE で動かしていて、特に JDK を使っていないのに
  Java ソースのコンパイルができているけど、なんでだろう??



Java のコードをコンパイルする場合、Java のコンパイラが必要です。
開発環境では Java のコンパイラや Java クラスライブラリを含む JDK を使用し、
実行環境では JRE を使っているという方も多いのではないでしょうか。

でも、Eclipse では JDK の指定をしなくてもコンパイルがされます。
なぜ、Eclipse で JDK の指定をしなくてもコンパイルがされるのか?
というと、

    Eclipse には独自のコンパイラが含まれているから

なのです。

もう少し正確にいうと、

    Eclipse の Java 開発用のプラグインである JDT(Java Development Tools)の中に、
    「ECJ(Eclipse Compiler for Java)」という Eclipse 独自のコンパイラが含まれている


のです。


Eclipse SDK を使う場合は、SDK の中に JDT が含まれていますので、
JDT 単体のダウンロードは不要ですが、Eclipse Platform を使う場合は、
JDT を単体でダウンロードすることになります。

JDT の単体ダウンロードは、下記の eclipse project downloads ページから可能です。

http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/


上記ページでダウンロードしたい Eclipse バージョンのリンクを選択し、
次に表示されたページで「JDT Runtime Binary」をクリックします。

jdt1.gif

図: Eclipse 3.4.2 のダウンロードページ


通常は JDT の存在をあまり意識することはないかもしれません。
しかし、Eclipse を使用してコンパイルするときには、JDT 内の ECJ が準拠すべき
Java のバージョンを、意識して設定しておく必要があります。


準拠バージョンをどのように設定するか、それは次回に!


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse でコンパイルする際の Java 準拠バージョン設定

2008年12月12日の記事でご紹介しましたが、MyEclipseにはTomcatが同梱されており、
MyEclipseをインストールするだけですぐに開発を始めることができます。

 

ただし、MyEclipse Tomcatを使用して開発するに際して、注意事項があります。
それは、2009年3月3日の記事で少しだけご紹介しているのですが、

 MyEclipse Tomcatが使用するJDKのバージョンと、本番環境のTomcatが
 使用するJRE/JDKのバージョンは合わせる必要がある

ということです。

バージョンが合っていなかったときにどのようなトラブルがあるかについては、
2009年3月3日の記事を参照ください。

 

今日は、そのバージョンの合わせ方をご紹介します。

(1)まず、本番環境と同じバージョンのJDKを、PCにインストールします。
  (JREではなく、JDKであることにご注意ください。)

(2)MyEclipseを起動して、[ウィンドウ]-[設定]-[MyEclipse Enterprise Workbench]
  -[サーバー]-[統合されたサンドボックス]-[MyEclipse Tomcat 6]-[JDK]
 により、「設定」ダイアログを開きます。

(3)「Tomcat JDK名」という欄のプルダウンリストから、(1)のバージョンのJDKを
  選択して「OK」をクリックし、「設定」ダイアログを閉じます。
  リストに含まれていない場合には、下記(4)以降を実施します。

(4)「Tomcat JDK名」欄の右側にある「追加」ボタンをクリックして、
  「JVMの追加」ダイアログを開きます。

(5)「JREのホーム・ディレクトリー」の欄の横にある「参照」ボタンをクリックして、
  JDKのインストールディレクトリ(例えば、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_14)
  を指定し「OK」をクリックします。すると、「JRE名」を含め、必要な情報が
  自動的に取り込まれます。

add-jdk-path.PNG

図:JDKを指定する

(6)「OK」をクリックして「JVMの追加」ダイアログを閉じ、さらに「OK」をクリックして
  「設定」ダイアログを閉じます。

 

これで、バージョンを合わせることができました。

合わせた後も、例えばバグ対策などで本番環境のJRE/JDKのバージョンを上げたときには、
MyEclipse TomcatのJDKも合わせてバージョンアップすることをお忘れなく。

 

6月15日の記事では、Eclipseでソースコードを編集しているとき、

 呼び出したメソッドのソースコードへカーソルをジャンプするにはF3キー
 呼び出し位置に戻るにはF2キー

になるように、ショートカットキーをカスタマイズする方法をご紹介しました。

 

前回も書きましたが、カスタマイズしたEclipseの環境では快適に編集できるようになるものの、
別のEclipse環境(具体的には、別のワークスペース)を使おうとすると、元々の設定のままです。

そこで、

 カスタマイズした設定をEclipseから取り出して、別のEclipse環境に組み込む

という、ひと手間をかけましょう。

 

まず、設定をエクスポートします。

(1)Eclipseを起動したら、[ファイル]-[エクスポート]-[一般]-[設定]をクリックして、
 「設定のエクスポート」ダイアログを開きます。

(2)「キー設定」にチェックを入れ、「宛先設定ファイル」欄に出力ファイル名を入力して、
 「終了」をクリックします。

shortcutkey-export.PNG

図:ショートカット設定のエクスポート


次に、別のEclipse環境に設定をインポートします。

(3)設定の移行先となるワークスペースを指定してEclipseを起動したら、[ファイル]-[インポート]
 -[一般]-[設定]をクリックして、「設定のインポート」ダイアログを開きます。

(4)「ソース設定ファイル」欄に(2)のファイル名を指定します。また、「キー設定」にチェックを入れて、
 「終了」をクリックします。

 

設定のひと手間はかかりますが、その後の開発はさくさくとできるようになります。
お試しください。

 

6月11日の記事で、Eclipseでソースコードを編集しているとき、

 呼び出したメソッドのソースコードへカーソルをジャンプするにはF3キー
 呼び出し位置に戻るにはAltキー+左矢印キー

というショートカットキーをご紹介しました。
前回も書きましたが、筆者はこのショートカットキーを見て、

 ジャンプするときはF3キー1つなのに、戻るときはキー2つというのは、なんとなく面倒!

と思ってしまいました。

 

そこで、筆者が行っている工夫をここで大公開!それは、

 キー1つで呼び出し位置に戻れるようにショートカットキーをカスタマイズ

するというものです。

 

(1)Eclipseを起動したら、[ウィンドウ]-[設定]-[一般]-[キー]へ行きます。

(2)一覧の中から、「ヒストリーを戻る」を選択して、「コマンドのコピー」をクリックします。

(3)「バインディング」の欄をアクティブにして、「F2」キーを押します。
  ("F2"と入力するのではなく、実際にF2キーを押してください。)

(4)「場合」という欄が現れますので、プルダウンの中から「Javaソースの編集」を選択します。

(5)「OK」をクリックします。


shortcutkey-F2.PNG

図:ショートカットのカスタマイズ


なお、このカスタマイズには注意点があります。

デフォルトの設定では、F2キーを押すと"ツールチップ記述"が表示されます。
しかし、カスタマイズをしたことにより、これが表示されなくなります。
「それは困る」という場合には、F2キーではなく、(ほとんど使っていない)
別のキーに割り当ててください。


さて、このカスタマイズをすることで、今使っているEclipseの環境では快適に編集
できるようになりました。しかし、別のEclipse環境を使おうとすると、当然ですが
元々の設定のままです。

これを改善する方法があるのですが...それは次回に!


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipseエディターで、メソッドへジャンプしたり呼び出し元に戻るショートカットは?その3


Eclipseでソースコードを編集していると、

 呼び出したメソッドのソースコードがちょっと見たいな

と思うことがよくあります。例えば、

 ClassA.methodB("Hello");

というメソッドを呼び出しているとき、「methodBのソースコードを見てみたい」
という場合です。

 

ソースファイルを探してきて開き、カーソルをそこに移動させる、というのでもよいのですが、
たくさんのメソッド呼び出しを行っていて、それらを順に見ていきたい、という場合には
少し面倒ですね。

 

そこでEclipseには、ソースファイル中のメソッドの先頭位置へカーソルをジャンプさせる
ためのショートカットキーが用意されており、簡単にソースコードを見ることが
できるようになっています。このショートカットキーとは、

 メソッドにカーソルを合わせた状態で、
  方法1: F3キー  (マウスを使わない方法)
  方法2: CTRLキーを押しながらマウスの左クリック  (マウスを使う方法)

です。

 

Eclipseを起動するときに、JREではなくJDKを使用していれば、例えば
System.out.print()のような、JDK提供クラス/メソッドのソースコードの先頭位置
にもジャンプすることができます。

 

では、呼び出し位置に戻るにはどうすればよいでしょうか?それは、

  方法1: Altキー+左矢印キー  (マウスを使わない方法)
  方法2: ツールバーにある左矢印アイコンをクリック  (マウスを使う方法)

       shortcutkey-back.PNG

       図:ツールバーにある左矢印アイコンで呼び出し位置に戻る

です。

 

基本的な操作は以上ですが、特にマウスを使わない方法の場合、筆者は、

 ジャンプするときはF3キー1つなのに、戻るときはキー2つというのは、なにか面倒!

と思ってしまいました。

これを変更する方法があるのですが...それは次回に!


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipseエディターで、メソッドへジャンプしたり呼び出し元に戻るショートカットは?その2


Tomcat のデプロイ先ディレクトリについて

今日は、Tomcat サーバのデプロイ先ディレクトリについてお話します。


自分が作成した Web アプリケーションをアプリケーション・サーバ上で動かすためには
『デプロイ』という作業が必要ですね。

例えば、Tomcat の場合でいうと『デプロイ』とは

<Tomcat インストールディレクトリ>\webapps ディレクトリ以下に
WAR ファイルなどのアプリケーションファイルを置く

ことを指します。


手動でアプリケーションのデプロイを行う場合は、このアプリケーションファイルの置き場所
(デプロイ先ディレクトリ)を把握しておく必要がありますが、Eclipse を使用する場合は、
デプロイ先ディレクトリを知らなくても GUI の操作一つでデプロイができてしまうこともあり、
あまり意識されたことがない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Eclipse からサーバの起動を行った時に、何か問題が発生すると、
アプリケーションがデプロイ先に正しく格納(あるいは展開)されているかを確認することもあるので、
知っておく必要がありますね。


MyEclipse の場合は、Tomcat サーバを使った開発を支援するツールが用意されており、
作成したアプリケーションを実行させる Tomcat サーバとして

(1) 既存のインストール済み Tomcat
(2) MyEclipse に内蔵されている Tomcat

の 2 種類から選択できます。


(1)既存のインストール済み Tomcat
の場合は、記事の冒頭でご紹介した
      <Tomcatインストールディレクトリ>\webapps
がデプロイ先ディレクトリです。

一方、(2) MyEclipse 内蔵 Tomcat のデプロイ先については、Eclipse の設定画面で
確認することができます。

Eclipse メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択し、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」>「統合されたサンドボックス」>「MyEclipse Tomcat 6」
を選択します。

「MyEclipse Tomcat 6」の設定ダイアログに表示されている
     
<「Tomcat 基底ディレクトリー」の値>\webapps
が、内蔵 Tomcat のデプロイ先ディレクトリとなります。

mye_tomcat.gif


通常の Tomcat サーバのデプロイ先とは異なるので注意してくださいね。


2009年6月2日の記事 では、Eclipse 起動時に使う JavaVM を設定ファイル(eclipse.ini)で
指定する方法についてご紹介しました。

今回は

起動中の Eclipse が、どのロケーションにある Java VM を使用しているのか?

を確認してみましょう。


どのロケーションにある Java VM を使用しているのかを確認するためには、「構成の詳細」ダイアログを見ます。

「構成の詳細」ダイアログには、Eclipse の設定情報や、どのようなオプションで起動されているのかが
表示されます。


「構成の詳細」ダイアログを表示するには、以下の操作を行います。

(1) メニュー・バーから「ヘルプ」>「Eclipse Platform について」を選択します。
(Eclipse SDK をインストールされている場合は、「Eclipse SDK について」を選択します。)


config1.gif

(2) 「Eclipse Platform について」ダイアログで「構成の詳細」ボタンをクリックします。

config2.gif


「構成の詳細」ダイアログ内には、現在起動している Eclipse の様々な情報が表示されています。

ここで、「-vm」オプションとその引数を見てみましょう。

config3.gif

赤枠で囲まれた部分が、現在起動している Eclipse が使用している Java VM の情報です。

上記画面キャプチャは Eclipse3.2 起動時のものですが、「-vm」オプションの引数として
「javaw.exe」が使用されているのがわかりますね。



ところで、Eclipse3.2 以前は Eclipse 起動時に指定する「-vm」オプションの引数として
「jvm.dll」(Java VM の共有ライブラリ)を指定することはできなかったのですが、
Eclipse3.3 以降は指定できるようになったようです。


そこで、Eclipse3.4 起動時の「構成の詳細」ダイアログを見てみると...


config4.gif


「-vm」オプションの引数として「jvm.dll」が指定されていることがわかりますね。


Eclipse 起動時に使用する Java VM を指定する

Eclipse のインストール直後、設定ファイル(eclipse.ini)をカスタマイズせずに
そのまま使っている方もいらっしゃると思いますが、以下のようなことが起こった経験はありませんか?


昨日までは問題なく Eclipse が起動できていたのに、今日は起動時にエラー画面が出て、
Eclipse が起動できないなぁ。なんでだ!?


このような問題は、

Eclipse を起動する時に使用される「Java VM」が正しく指定されていない

ことが原因であることがあります。



通常、Eclipse のインストール直後の eclipse.ini には Eclipse 起動時に使用される
「Java VM」に関する情報がありません。

では、どこから使用する Java VM の情報を取得しているか?というと、
OS のパスを参照しているのです。
Windows の場合ですと、システム環境変数の PATH を見ていることになりますね。



Eclipse のヘルプにも記載がありますが、例えば、何か Java ベースの製品をインストールした結果、
自動的に PATH の値が変更されてしまうことがあります。
このようなことが起こると、製品インストール前の Eclipse 起動時と、製品インストール後の Eclispe 起動時とで、
それぞれ使用される Java VM が異なってしまうことになります。

たまたま、製品インストールで自動で PATH に追加されてしまった JavaVM のバージョンが、
Eclipse の起動の前提を満たさなかった場合は、起動できなくなりますね。


このようなことがないように、eclipse.ini で、Eclipse 起動時に使用する Java VM を直接指定しておくことを
お勧めします。


eclipse.ini には、Java VM を指定するための「-vm」オプションを指定することができます。
eclipse.ini ファイルを開き、「-vmargs」オプションの前に

     -vm "Eclipse 起動時に使用する Java VM"

を追加すればOKです。

vm-option.PNG

 

 ※eclipse.ini に追加するときは、上の図のように「-vm」とその設定値をそれぞれ別の行にします。


Eclipse 起動時にエラーが発生した場合は、使われている Java VM を見直してみると、
案外簡単に解決することもありますよ。


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse 起動時に使用されている Java VM を確認してみよう


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