2009年7月アーカイブ

2009年7月15日の記事では、Eclipseを使っている際に検出された様々な問題について
まとめて表示をしてくれる「問題」ビューについてご紹介しました。

今回は、この「問題」ビューにリストアップされている内容をフィルタリングして、
自分にとって今必要な情報だけが表示されるようにしたいと思います。


Eclipse3.3以前では、表示できる「問題」ビューは1つだけでした。
つまり、フィルタリングの条件を変えたい場合は、その都度フィルタリング操作が必要となり面倒でした。

ところが、Eclipse3.4以降では「問題」ビューを複数表示できるようになりました。
フィルタリング条件毎に別々の「問題」ビューを表示しておけるので、便利ですね。


ここでは、Eclipse3.4以降でのフィルタリング方法についてご紹介します。

(1)
「問題」ビューをアクティブにし、右側にある下向き三角のアイコン(ビュー・メニュー)をクリックします。

(2)
ビュー・メニューを選択して表示される一覧から「新規問題ビュー」を選択し、新しく作る
問題ビューの名前を入力します。

problem_view1.gif

(3)
(2)で作成した新しい「問題」ビューが表示されていることを確認し、選択してアクティブにします。
※この段階では、何もフィルタリング条件が付与されていないので、すべての問題が
 表示されています。

(4)
フィルタリング条件を付与します。
(1)と同じようにビュー・メニューをクリックし「内容の構成」を選択します。

ここで表示される「内容の構成」ダイアログで、フィルタリング条件を細かく設定することができます。

problem_view2-2.gif


(5)
具体的なフィルタリング条件を設定する前に、フィルタリング名を作成します。

ダイアログの真ん中付近にある「新規」ボタンをクリックし、フィルタリング名を入力して
構成を追加します。

problem_view3-2.gif

(6)
次に、具体的なフィルタリング条件を選択します。

例えば、ワーキング・セットによるフィルタリングをする場合は、「スコープ」として
「次のワーキング・セット」をチェックし、さらに「選択」ボタンをクリックして、
具体的なワーキング・セットの選択を行います。

※ワーキング・セットについては2009年1月14日の記事をご覧ください。

(7)
フィルタリング条件を設定した後、「OK」ボタンを選択して「内容の構成」ダイアログを閉じれば完了です。

「test」という問題ビューでは、ワーキング・セットによるフィルタリングが行われて、
表示内容が絞り込まれているのがわかります。

problem_view4.gif


なお、今回は「スコープ」に関してのみ設定をしましたが、「記述」や「タイプ」の
設定も併せて行うことで、より細かいフィルタリングができますので、ぜひお試しください。



MyEclipse7.0.1新機能紹介の第5弾です。

前回まではJavaScript機能に関するご紹介をしてきましたが、
今回は、MyEclipse7.0.1のもう一つの目玉とも言える
RESTful Web サービス サポート機能」についてご紹介します。

MyEclipse7.0.1ではSOAP/WSDLベースのWebサービス開発に加えて、
RESTベースのWebサービス開発もできるようになりました。


具体的な機能のご紹介の前に、まずは簡単に用語の説明を・・・。


REST(REpresentational State Transfer)とは
  • すべての情報(リソース)を一意な識別子(URI)で特定することができる
  • HTTPのメソッド(GET/PUT/DELETE/POST)を使って情報(リソース)の操作を行う
などの特徴を持つ『アーキテクチャ』を指します。

RESTful Web サービスとは
     REST アーキテクチャに従ったWebサービス
のことを指します。


さて、話を戻しましょう。

RESTful WebサービスをJavaで開発するためのJava API 仕様が
 JAX-RS(JSR-311)
と呼ばれるものです。

MyEclipse7.0.1は、JAX-RSのリファレンス・インプリメンテーションであるJersey 1.0 をベースとし、
RESTful Web サービス開発を簡単にするための様々な機能を追加しています。

※なお、以降ではMyEclipse の表示名にあわせ「Rest Web サービス」と記載します。


以下に、具体的な機能をピックアップします。


  • REST Webサービス・プロジェクト作成
ウィザードでWeb サービスのフレームワークとして REST(JAX-RS) を選択するだけで
REST Webサービス用のプロジェクトを作成できます。

nf0701_jaxrs1.gif

必要なJersey ライブラリーも自動的にプロジェクトへ追加されます。

jaxrs_lib.gif


  • REST WebサービスおよびREST Webサービス・メソッドの作成
REST Webサービスの作成(具体的には「Webリソースクラス」の作成)も
ウィザードを使って簡単に作成できます。

さらに、REST Web サービスのメソッドも、ウィザードを使って簡単に作成できます。

nf0701_jaxrs3.gif

フォームに必要な項目を入力すると、ウィザードの下側にある「メソッド・シグニチャー・プレビュー」で、
どのようなコードが作成されるのかを事前に確認することができて便利ですね。


  • REST Webサービス・テスト専用のGUI
作成したREST Web サービスは、REST Webサービス・テスト専用のGUI
(REST Web サービス・エクスプローラー)を使ってMyEclipse内ですぐにテストすることができます。

テスト方法は簡単で、URL入力欄に WADL ファイルのパスを指定するだけです。

nf0701_jaxrs5.gif

※ただし、REST Web サービス・エクスプローラーはプロフェッショナル・エディションでのみ 
 提供している機能となりますので、ご注意ください。


RESTベースのWeb サービス開発にも、ぜひMyEclipseの機能をご活用ください!


<追記>

次の記事はこちらです。
OpenJPAを使ったJava開発にも対応: MyEclipse 7.0.1 の新機能 6

すもも狩りへ行ってきました

梅雨も明け、フルーツ狩りを楽しむのにとても良い季節になってきましたね。

前回のさくらんぼ狩りからまだ1カ月しか経っていないのですが、
先週末にまたもやフルーツ狩りへ出かけてきました。


今回の行き先は山梨県南アルプス市。
今の時期は桃狩りがメインのようですが、筆者が楽しんできたのはすもも狩りです。

すももにも甘みの強いものや酸味が優っているものなど様々な品種があり、
時期によって味わえる品種が異なるとのこと。


今回食べたのは「ソルダム」という品種。直径4~5cmの大玉でした。

plum1.png

木になっているものを見ると、色鮮やか!!とは言えませんが、
すももの皮の部分に白っぽい粉が付いているものが新鮮なのだとか。

できるだけ太陽に近い、木の上側になっているすももをもぎとり
表面をこすってみると・・・

plum2.png


こ~んなに真っ赤に熟れていました。

お味のほうも期待を裏切りません。すももとは言えないような甘さでした!!


桃狩り派という方も、ぜひ一度すもも狩りへ行ってみてはいかがでしょうか。

2009年7月22日と23日に、日立uVALUEコンベンション2009が開催されました。


本年は、「協創で挑むイノベーション ~明日の社会とビジネスのために~」のテーマで、
様々な講演や展示、セミナーが実施されました。


7月22日の基調講演終了後には、日本では46年ぶりとなる皆既日食の生中継が行われました。
天体専門家による解説を交えながら、日本各地の状況が360インチの大スクリーンに映し
出される様は圧巻です。

 

東京はあいにくの天候不良でしたが、硫黄島からの中継では、きれいな皆既日食を見ることができました。

 

 uvalue.png

写真:360インチのスクリーンで皆既日食を中継

※硫黄島からの映像は、自然科学研究機構国立天文台、情報通信研究機構、宇宙航空研究
 開発機構の協力のもとで制作し、超高速インターネット衛星「きずな」の映像伝送実験に
 よって中継されたものです。

 

皆既日食が映し出された直後には、拍手が沸きあがり、会場全体が興奮に包まれました。
日食(Eclipse)は、やっぱり盛り上がりますね!

 

 

MyEclipse7.0.1新機能紹介の第4弾です。

今回の記事では、過去3回の記事で取り上げなかった、JavaScriptエディターでちょっと便利になった機能
についてご紹介します。


  • JavaScript コードの折りたたみ機能
Java コードの折りたたみ機能は皆さんにとってお馴染みのものかと思いますが、
JavaScript のコードに関しても Java のコードと同様に折りたたみができるようになりました。

js_folding.gif

Java ソースのこの機能を使うと、巨大で複雑な JavaScript ファイルも見やすいものになりますね。


  • クイック・アウトライン機能
JavaScript エディターでも、Ctrl + O を押してクイック・アウトライン機能を使えるようになりました。

js_quick_outline.gif

「アウトライン」ビューで表示される内容と同じですが、わざわざビューの位置までマウスを移動しなくても良いですし、
さらに参照したい変数や関数の絞りこみ表示ができるので便利ですね。


  • ハイパーリンク・ナビゲーション機能
ハイパーリンク・ナビゲーション機能を使えるようになりました。
Java 開発者にとってはこちらもお馴染みの機能ですね。

js_hyperlink.gif

JavaScript コード内の変数や関数を Ctrl キーを押しながらクリックするだけで、
宣言の位置まで移動できます。


  • JavaScript 検索機能
「検索」ダイアログでは、JavaScript 検索機能を追加しました。

js_search.gif

JavaScript 検索では、検索対象として関数/変数などを選択でき、探したいエレメントを
簡単に見つけることができます。

検索の範囲としては、Java 検索と同様にワークスペースやワーキング・セットなどを
指定することができます。



いかがでしたか?

MyEclipse をお使いの方は、これらの機能を是非 JavaScript 開発で使ってみてくださいね。


MyEclipse7.0.1のダウンロードはこちら。
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents02/


<追記>

次の記事はこちらです。
RESTful Webサービス開発もMyEclipseで!: MyEclipse 7.0.1の新機能 5



2009年7月10日の記事にて、Eclipse 3.5 のダウンロード、インストールと日本語化を解説しました。

動作するようになると、やはり気になるのは、

  何が新しくなったんだろう?

ですね。

 

新機能の一覧は、Eclipse 3.5.0のリリースノートにありますが、本ブログでは、

 ・Windows上でEclipseを使っている方
 ・EclipseでWebアプリケーションを開発している方

にとって有益と思われる機能を選んでご紹介していきたいと思います。

今日は、「パースペクティブのカスタマイズ」ダイアログのエンハンスです。

 

メインメニューの[ウィンドウ]には、[パースペクティブのカスタマイズ]メニューがあります。

これを選択すると、「パースペクティブのカスタマイズ」ダイアログが表示され、現在使用している
パースペクティブを、自分の使いやすいように変更することができます。

このダイアログ、Eclipse 3.4では「ショートカット」と「コマンド」の2つのタブがあり、この範囲でのみ
カスタマイズが可能でしたが、3.5からは、

  「Tool Bar Visibility」「Menu Visibility」タブが追加され、ツールバーやメニュー項目の
 表示/非表示を、個々に設定できる

ようになりました。

 

例えば、「Java」パースペクティブのツールバーには、デフォルトで16個のボタンがあります。

 

customize-perspective1.PNG

図1: デフォルトのツールバー

 

しかし、中にはほとんど使わないボタンもあります。
そこで、使わないボタンは表示しないようにして、シンプルにしてみましょう。

 

筆者の場合、「起動」関連や「Java要素の作成」(Javaプロジェクト、パッケージ、クラス)関連の
ツールバーボタンは使いません。さらに、「検索」では"型を開く"は使いません。

そこで、「Tool Bar Visibility」タグでこれらのボタンのチェックを外します。

customize-perspective2.PNG 

図2: ほとんど使わないボタンのチェックを外す

 

OKをクリックすると、ツールバーのボタンが9個になり、とても見やすくなりました。

customize-perspective3.PNG 

図3: ツールバーがすっきりした。

 

メニューについても同様の方法でカスタマイズできます。
メニューが多すぎて目がくらむ!という方は、この機能を利用して減らしてみてはいかがでしょうか。

 

7月22日にはEclipseが見られます

ご存知の方も多いと思いますが、2009年7月22日(水)には日食(eclipse of the sun)があります。
特に今年は、日本国内で皆既日食が見られるということで、大変盛り上がっています。

 

日食については、2009年7月22日皆既日食の情報:国立天文台のページに大変詳しく
書かれています。例えば横浜では、

  日食の始まり:9時55分17秒
  太陽が最も欠ける時刻:11時12分58秒
  太陽が最も欠ける割合:74.9%
  太陽の高度:73度
  日食の終わり:12時30分37秒

です。お住まいの地域の情報を探してみてください。

 

本ブログを見ていらっしゃる方の多くは、この時間はお仕事中だと思いますが、
お時間が許すようでしたら、有楽町の東京国際フォーラムで行われている、
日立uVALUEコンベンション2009にいらしてください。

なんと、基調講演終了後に、360インチの大スクリーンを使用して皆既日食の生中継を行います。

生中継が終わると、「ビジネス変化に迅速に対応する、高品質な業務実行基盤の実現」
と題した、Cosminexusのセッションが始まります。こちらにもぜひご参加ください。

 ※基調講演、セッションは事前登録制です。登録はお早めに!

 

当日のお天気が大変気になりますが、
気象庁の週間天気予報のページでは、皆既日食が見られる奄美大島の7月22日のお天気は、
「晴時々曇」だそうです(なお、天気予報は変更される可能性があります。)

 

皆既日食の当日が楽しみですね!

コーディング作業をしていると、

 あとどれぐらいのバグをつぶせば、ビルドが通るようになるんだろう?

ということが気になってきますが、Eclipseには、これが一目でわかる方法があります。
それが問題ビューです。

 

2009年2月12日の記事にてご紹介しましたが、Eclipseのデフォルト設定では、「自動的にビルド」する設定が行われています。
これにより、JavaソースコードやXMLファイルを保存すると、即座にビルドされるようになっています。

Eclipseでは、このビルド時に発生したエラーおよび警告を問題ビューにリストアップします。
問題ビューの各行をダブルクリックすると、対応するファイルを開いてその行にジャンプしますので、
該当箇所を修正することで、ビルドが通るようになります。

 

なお、デフォルトの設定では、ワークスペース全体の問題を表示します。
例えば、あるワークスペース内のプロジェクト"helloworld"にあるクラスHelloWorld.javaにおいて

 System.out.plint("OK"1"");

というコーディングをして、ファイルに保存したとします。
(メソッド名が"print"ではなく"plint"になっている、メソッドの引数の構文がおかしい。)

また、同じワークスペース内の別のプロジェクト"helloworld2"内のクラスHelloWorld2.javaにおいて、

 System.out.printt("OK2")

というコーディングをして、ファイルに保存したとします。
(メソッド名が"print"ではなく"printt"になっている、最後のセミコロンがない。)

 

ファイルを保存すると同時にビルドが行われます。そのときに検出された問題は1つの問題ビュー
にまとめられ、次のように表示されます。

 

problem-view1.PNG

図1: 問題ビュー


そのため、

 自分が今気になっているファイル以外の問題点は見たくないんだけど。

と思うことがあります。

このようなときには、リストアップされている問題をフィルタリングすると
わかりやすくなるのですが、その方法は...

次回をお楽しみに!


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipseの問題ビューの内容をフィルタリングして表示する


MyEclipse7.0.1 新機能紹介の第3弾です。

2009年7月3日の記事では、MyEclipse7.0.1 で新たに追加した JavaScript 開発専用のパースぺクティブ
についてご紹介しました。

本日は、JavaScript 開発用エディターコンテンツ・アシスト機能強化について
ご紹介していきたいと思います。

   
    でも、JavaScript のコンテンツ・アシスト機能って、以前の MyEclipse でもサポートしていたはずだけど・・・。
    何が変わったの?


と思われた方もいらっしゃると思います。


MyEclipse7.0.1では、

    Internet Explorer 用ライブラリーや Mozilla FireFox 用ライブラリーなどの自分の開発に必要な
    JavaScript ライブラリーをプロジェクトへ追加し、コンテンツ・アシストとして表示可能


になりました。



では、具体的な追加方法についてみて行きましょう。

JavaScript ライブラリーの追加は、プロジェクトの「プロパティ」ダイアログで行います。

「スクリプト・エクスプローラー」ビューで、プロジェクトを選択し、コンテキスト・メニュー(右クリック)から「プロパティ」を選択します。
表示されたダイアログの左側で、「MyEclipse」>「JavaScript」>「JavaScript ライブラリー」を選択します。

add_library.gif


デフォルトでは、「Script 言語ライブラリー」と「ECMA 3 ブラウザー・サポート・ライブラリー」の2つが
追加されています。

上の図の「ランタイム・ライブラリーの追加」ボタンをクリックすると、「ライブラリーの追加」ダイアログが表示され、
「Internet Explorer ライブラリー」や「Mozilla FireFox ライブラリー」などを追加することができます。



では、
  • デフォルトの JavaScript ライブラリーを使用した場合
  • 「Internet Explorer ライブラリー」を追加した場合
  • 「Mozilla FireFox ライブラリー」を追加した場合
のコンテンツ・アシスト表示を比べてみましょう。

default_content.gif
図:デフォルトの JavaScript ライブラリーを使用した場合

ie_content.gif
図:「Internet Explorer ライブラリー」を追加した場合

firefox_content.gif
図:「Mozilla FireFox ライブラリー」を追加した場合

各ブラウザーがサポートしているオブジェクトや変数がコンテンツ・アシストとして
表示されていますね。


このライブラリーの追加はプロジェクト単位で行うことができます。
また、ひとつのプロジェクトに対して「Internet Explorer ライブラリー」と「Mozilla FireFox ライブラリー」の
両方を追加することもできます。


MyEclipse 7.0.1 を使ってJavaScript 開発をされる場合は是非ご活用ください!!


<追記>

次の記事はこちらです。
お馴染みのエディター機能がJavaScript開発でも!: MyEclipse7.0.1の新機能4


6月25日に、Eclipse 3.5 がリリースされました。
当ブログでもEclipse 3.5 の情報を掲載していきます。ご期待ください。

今日は、Eclipse 3.5 をダウンロード、インストールし、日本語化する方法をご紹介します。

 

現時点では、Eclipse 3.5 を日本語化する主な方法として、

 ・Pleiadesを使用する方法
 ・Babelを使用する方法

があります。本ブログではBabelを使用する方法について説明します。

 

[1]
Eclipseのダウンロード、インストール、起動

(1)
ダウンロードしてインストールします。

 Eclipse.orgのダウンロードページより、Eclipse Classic 3.5.0(eclipse-SDK-3.5-win32.zip)を
 ダウンロードして、zipファイルを展開します。

 これで、インストールは完了です。

(2)
Eclipseを起動します。

 <インストールディレクトリ>\eclipse\eclipse.exeをダブルクリックして起動します。

 起動中に、ワークスペースフォルダの選択ダイアログが出ますので、
 適切なフォルダ、もしくは新規作成したフォルダを指定します。


[2]
Eclipseの日本語化

(1)
Eclipseのネットワーク設定を確認します。

 インターネットに直接アクセスできる方は、特に何もする必要はありません。

 プロキシを経由する方は、
 ・メインメニューの[Window]-[Preferences]からPreferencesダイアログを起動します。

 ・[General]-[Network Connections]を選択して、Network Connectionsページに行きます。

 ・Network Connectionsページにて、
  "Active Provider"で Manual を選択します。
  "Proxy entries"の HTTP の欄をアクティブにして、[Edit]をクリックし、プロキシの情報
   (ホスト名、ポート番号、認証情報)を入力してOKをクリックします。

(2)
Babel Update SiteのURLを登録します。

 ・メインメニューの[Help]-[Install New Software...]から"Available Software"ダイアログを起動します。

 ・右上にある[Add]ボタンをクリックすると、"Add Site"ダイアログが表示されますので、
  次のように入力して「OK」をクリックします。

   Name: Babel Update Site
   Location: http://download.eclipse.org/technology/babel/update-site/galileo

  eclipse3.5-install-1.PNG

    図1: Babel Update SiteのURL登録

 

(3)
Babel Update Siteから日本語ランゲージパックをダウンロードしてインストールします。

 ・(2)で起動した"Available Software"ダイアログの最上位にある、"Work with"の
  タブで、先ほど入力した"Babel Update Site"を選択します。

 ・しばらくすると、利用可能な言語パッケージがリストアップされますので、
  "Babel Language Packs in Japanese"を選択して"Next"をクリックします。

  eclipse3.5-install-2.PNG  

 図2: "Babel Language Packs in Japanese"の選択

 

 ・ダウンロードするパッケージの詳細なリストが表示されますので、"Next"をクリックします。

 ・ライセンスの同意画面が現れますので、同意する場合には"I accept the terms of the license agreements"に
  チェックを入れて"Finish"をクリックします。

 その後、ダウンロードとインストールが始まります。

(4)
Eclipseを再起動します。

 インストールが終わると、「再起動しますか?」という旨のダイアログが出るので、
 "Yes"をクリックします。

eclipse3.5-install-3.PNG 

 図3: 「再起動しますか?」の旨を表示するダイアログ

 

再起動されると、日本語化は完了です。

次回以降では、Eclipse 3.5 の新機能についてご紹介していきます。


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipse 3.5 の新機能:パースペクティブのカスタマイズ


 

eclipse.iniの改行コードを変更するには?

Eclipseを使用する前に、設定ファイルであるeclipse.iniを書き換えることがあります。

例えば、MyEclipseをインストールしたときには、起動する前にeclipse.iniに必要な
設定を追加する必要があります。

 

そこで、eclipse.iniを編集しようとしてメモ帳を起動し、ファイルを開くと、

 あれ?すべての行がつながっている!
 改行箇所に、上向きの矢印のような文字がある!
 編集しづらい~~!

と思ったことはないでしょうか?


eclipse-ini.PNG

図1:eclipse.iniをメモ帳で開いたところ。

 

これは、Windowsの改行コードは CR+LF であるのに対し、eclipse.iniの改行コードは、
UNIX系OSやLinuxで標準的に使われている LF が使用されているからです。
(メモ帳は、LFのある場所を上矢印の文字に置き換えて表示するようです。)

 

この問題を回避する方法としては、例えば、

 ・ワードパッドやフリーソフトのエディターなど、他のエディターを使う

という案があります。

しかし、これだと"eclipse.iniを編集するときはメモ帳以外を使う"ことを常に覚えて
おく必要があります。それを忘れてしまうと、ついうっかりメモ帳で開いてしまい、
「そういえばダメだったんだっけ」と思い出すことになります。

 

そのため、筆者はEclipseを使い始める前に、eclipse.iniの改行コードをLFから
CR+LFに変換してしまっています。
この変換は、次のように行います。

(1)コマンドプロンプトを開き、eclipse.iniのあるフォルダへ移動します。

(2)次の2つのコマンドを打ちます。

 more eclipse.ini > eclipse.tmp
 move eclipse.tmp eclipse.ini

eclipse-ini2.PNG

図2:コマンドプロンプトで打つ2つのコマンド

その後、eclipse.iniをメモ帳で開くと、きちんと改行されていることがわかります。

 

改行コードを変換しても、Eclipseは正しく動作します。
一度お試しください。

7月1日の記事では、Eclipseのエディターを使ってソースコードを見ているとき、

 括弧のすぐ後ろにカーソルを合わせて Ctrl + Shift + p

とすれば、対応する括弧にジャンプしてくれることをご紹介しました。

 

前回も書きましたが、筆者はこのショートカットキーを見て、

 3つのキーの同時押しというのは少々面倒だ

と思い、

 キー1つで対応する括弧にジャンプできるようショートカットキーをカスタマイズ

しています。その方法をここでご紹介します。

 

(1)Eclipseを起動したら、[ウィンドウ]-[設定]-[一般]-[キー]へ行きます。

(2)一覧の中から、「対応する大括弧にジャンプ」を選択します。

(3)「バインディング」の欄に"Ctrl+Shift+P"と入力されているので、バックスペースキーで削除
 した後、「F4」キーを押します。("F4"と入力するのではなく、実際にF4キーを押してください。)

(4)「場合」欄で、プルダウンの中から「Javaソースの編集」を選択します。

(5)「OK」をクリックします。


shortcutkey-F4.PNG

図:「対応する大括弧にジャンプ」ショートカットキーのカスタマイズ


なお、注意点です。

デフォルトの設定では、F4キーは"型階層を開く"というショートカットキーに割り当て
られています。しかし、カスタマイズをしたことにより、これは開かれなくなります。
型階層を開く場合は、

 ・メニューバーの[ナビゲート]-[型階層を開く]
 ・ソースコード中で右クリックし、「型階層を開く」を選択

のいずれかを実行してください。

 

今回のカスタマイズは、6月15日の記事と合わせて実施すると、とても快適に開発
できるようになるのではないかと思います。こちらもぜひお試しください。

また、ショートカットキーは、6月16日の記事と同様の方法でエクスポート、および
インポートすることで、他のEclipse環境でも利用できるようになります。


「こんなカスタマイズしているよ」がありましたら、ぜひコメントに入れてください!

MyEclipse 7.0.1 新機能紹介の第2弾です。

MyEclipse7.0.1 では、2009年6月29日の記事でご紹介した機能のほかにも
エンハンスを行っております。

本日は、MyEclipse 7.0.1 で新たに追加した

   「JavaScript」パースペクティブ

について簡単にご紹介したいと思います。



ご存知の通り、Eclipse には様々なパースペクティブが用意されています。
このパースペクティブは、Eclipse で用意されている多種多様なエディター/ビューの中から、
開発に便利なものをあらかじめまとめて画面に表示してくれるものです。
※詳細については、2008年12月8日の記事をご覧ください。

例えば Java 開発者にとっておなじみの「Java」パースペクティブでは、
Java 開発の際に使うと便利なエディターやビューがあらかじめ表示されるようになっています。


ところで、MyEclipse では JavaScript 開発もサポートしているので、MyEclipse ユーザの方の中には

  JavaScript 開発にフォーカスしたパースペクティブがあるといいのになぁ

と思われたことのあるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。


MyEclipse7.0.1 では、JavaScript 開発専用のパースペクティブ(「JavaScript」パースペクティブ)を
新規に追加しました!!


実際に「JavaScript」パースぺクティブの中身をみてましょう。

jsperspective.gif


  • MyEclipse JavaScript エディター
  • 「アウトライン」ビュー
  • 「Jsdoc」ビュー
  • 「スクリプト・エクスプローラー」ビュー
                          :
                          :

など、様々なエディタやビューから構成されています。


エディターや、「アウトライン」ビューは、「Java」パースペクティブで表示されるものと
外観がとてもよく似てますね。

「Jsdoc」ビューは MyEclipse 7.0.1 で新たに追加したビューです。
「Javadoc」ビューと同じように、エディターで編集中のコードに対応した Jsdoc が表示されます。

「スクリプト・エクスプローラー」ビューも MyEclipse 7.0.1 で新たに追加したビューです。
このビューは、プロジェクトに含まれる JavaScript ファイル内のエレメントを階層表示します。
ビューに表示されたエレメントをダブルクリックするれば、エディター上の対応する JavaScript コードの
位置へ移動できます。



今回は、MyEclipse 7.0.1 で新たに追加した「JavaScript」パースぺクティブの構成について
簡単にご紹介しました。

次回は、JavaScript 関連のエディター/ビューの細かなエンハンス機能について
さらにご紹介していきたいと思います。

お楽しみに!


<追記>

次の記事はこちらです。
JavaScriptライブラリーを追加してコンテンツ・アシストで表示: MyEclipse7.0.1 の新機能3

Eclipseのエディターを使ってソースコードを見ていると、ふと、

 この閉じ括弧は、どこから始まっている括弧だっけ?
 if文?forループ?try文?...括弧を数えないと...。

と思うことがあります。

 

Eclipseのエディターには、括弧のすぐ「後ろ」にカーソルを合わせると、対応する
括弧を強調表示する機能があり、これですぐに場所がわかることがあります。

bracket.PNG
図1:対応する括弧の強調表示

しかし、ソースコードが長い場合には、強調されている箇所を探すのが大変です。

 

Eclipseには、対応する括弧にジャンプしてくれるショートカットキーも用意されています。
これを使えば、強調表示された場所を探す必要はもうありません。
そのショートカットキーとは、

 Ctrl + Shift + p

です。

実際に操作してみると、"{"と"}"の対応だけでなく、"["と"]"、"("と")"の対応でも
ジャンプするようです。(ただし、"[]"や"()"の対応はソースコード中でもすぐ近くに
あることが多いので、ショートカットキーを使うことはあまりないでしょう。)

 

なお、このショートカットキーを使うときにはちょっとしたコツがあります。

  ・括弧のすぐ「前」にカーソルを合わせてもジャンプしてくれません。

筆者はこれにハマったことがあります。「なぜジャンプしない?!」と。
他のエディターでのクセがついてしまっていたためですが、Eclipseでは常に
括弧の「後ろ」にカーソルを合わせる必要があります。

さらに、

  ・Shiftキーを押すのを忘れると、印刷用のダイアログが出てきてびっくりします。
  ・Ctrlキーを押すのを忘れると、大文字のPがソースコードに入力されてしまいます。

特に、"P"が入力されたのに気付かずにそのままコンパイルすると、当然ですが
エラーになってしまい、「あれ?」となります。

 

筆者は、このようなことがあったために、

 3つのキーの同時押しというのは少々面倒だ

と考えています。ショートカットキーを比較的頻繁に使う場合には、キーの
カスタマイズをするのがよいと思います。

 

このカスタマイズ方法として筆者がやっている方法があるのですが...
それは次回でご紹介します!


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipseエディターで、対応する括弧にジャンプするショートカットは?その2


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