2009年11月アーカイブ

2009年11月25日の記事では、MyEclipseで使用する設定でエクスポート可能なものを
リストアップしてご紹介しました。
今回はその中でも「XMLカタログ」について取り上げたいと思います。


2009年1月15日の記事でご紹介しましたが、
MyEclipseには、あらかじめ様々なDTDやXML schemaのXMLカタログを用意してあります。
また、開発者にとって必要なXMLカタログを追加登録することもできました。

登録しておいたXMLカタログを
    別のワークスペースや別のEclipse環境でも使いまわしたいなぁ
と思われることもあるでしょう。

MyEclpiseでは、ご自分で登録しておいたXMLカタログのインポート/エクスポートが可能であり、
新しいワークスペースで作業する際に、改めてXMLカタログの設定を登録する必要はありません。


では、具体的な手順について見ていきましょう。

【XMLカタログのエクスポート】

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「エクスポート」を選択し、「XML」>「XMLカタログ」を選択します。

export_xmlcatalog1.png

(2)
次のページへすすみ、エクスポートしたXMLカタログの保存先を選択します。

エクスポートのダイアログでは、XMLカタログのエクスポート先として、
現在作業中のワークスペース内にあるプロジェクトを選択する必要があります。

プロジェクトを選択した後は、ファイル名に「.xmlcatalog」と入力します。

export_xmlcatalog2.png

※「.xmlcatalog」と異なるファイル名にしてしまうと、XMLカタログのインポートができませんので、
   ご注意ください。

指定したら、「終了」ボタンを選択します。
これで、XMLカタログのエクスポートが完了です。


次に、エクスポートしたXMLカタログを別ワークスペースへインポートしてみましょう。

【XMLカタログのインポート】

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「インポート」を選択し、「XML」>「XMLカタログ」を選択します。

(2)
次のページへすすみ、「XMLカタログ・ファイルの指定」ダイアログで
XMLカタログ・ファイルの保存先プロジェクトを選択します。

import_xmlcatalog1.png

その後に「ファイルのインポート」ボタンをクリックします。

(3)
「インポート」ダイアログが表示されるので、エクスポートしてある「.xmlcatalog」ファイルの
格納場所を選択します。

import_xmlcatalog2.png

指定したら、「終了」ボタンを選択し、「インポート」ダイアログを閉じます。

(4)
再び「XMLカタログ・ファイルの指定」ダイアログが表示されるので、(2)で指定したプロジェクト内に
「.xmlcatalog」ファイルが追加されていることを確認し、「.xmlcatalog」ファイルを選択してから
「終了」ボタンを選択します。

これで、XMLカタログのインポートが完了です。


ところで、ここまでの手順をみてきて
  XMLカタログは他のEclipse設定と同じように、任意のファイルシステムに
  エクスポートできないの??

と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、XMLカタログは
    作業中のワークスペース内にあるプロジェクトだけではなく
    任意のファイルシステムにエクスポート可能

です。

任意のファイルシステムにエクスポートする方法については、次回以降にご紹介します。
お楽しみに!


MyEclipseの設定を別の環境へ移行するには?

これまで、さまざまなEclipseやMyEclipseの設定方法をご紹介してきましたが、
設定の有効範囲、というのはご存知でしょうか?

答えは、「ワークスペース内」です。

すなわち、あるワークスペースを使用するときにいろいろな設定を行ったとしても、
別のワークスペースを使用するときには、設定をまた一からやり直す必要があるのです。

でも、それだと

 ワークスペースが変わるごとに、細かな設定をいちいちやり直すのは面倒だなあ

と思ってしまいますよね?

そのようなときのために、EclipseおよびMyEclipseでは、

 設定をエクスポート/インポートする機能

を備えています。

これまでにも、何回かに渡ってEclipseの設定をエクスポートする方法を
ご紹介してきました(2009年9月9日の記事2009年9月17日の記事)が、
今回は、MyEclipseで使用する設定や情報の中で、エクスポート可能なものをご紹介します。


まず、MyEclipseを起動して、「エクスポート」ダイアログを開いて見てみましょう。

myeclipse_export1.png

2009年9月9日の記事でご紹介した素のEclipse環境で表示される
「エクスポート」ダイアログに比べて

  • J2EE
  • JavaScript
  • XML
  • データベース
という項目が増えていますね。

それぞれの項目について、簡単に説明します。

【J2EE】
MyEclipseで開発したJavaEEアプリケーションを、EAR/WAR形式でエクスポートします。

  • EARファイル
 MyEclipseのエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトをEARファイルとして
 ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

  • WARファイル
 MyEclipseのWebプロジェクトをWARファイルとしてローカル・ファイル・システムに
 エクスポートします。

【JavaScript】
MyEclipseで開発したJavaScriptソース・コードに埋め込まれたコメントを元に
HTML形式のJavaScript APIドキュメントを作成してローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

※ただし、実際のところJsdocのエクスポート機能は以下の事象に該当するため使用できません。
  詳細は、Eclipse Bugzillaの下記ページをご覧ください。
  https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=266947

【XML】
自分で作成し登録しておいた「XMLカタログ」をローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

【データベース】
データベースを使ったアプリケーション開発時に必要なデータベースへの接続情報
(接続 URL、ユーザ名、パスワード、使用する JDBC ドライバーなど)を
ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

※データベースへの接続情報のインポート/エクスポートに関する詳細は
   データベース接続ドライバー構成のエクスポート/インポート
   をご覧ください。


この中でも、「XMLカタログ」のインポート/エクスポートを行う際は
いくつか注意点がありますので、次回の記事でご紹介したいと思います。

 

EclipseのJava検索機能を使ってみよう その2

2009年11月13日の記事に引き続き、EclipseのJava検索機能についてご紹介します。

「Java検索」機能を使うと、単に検索したい文字列を入力するだけではなく、
Java要素(型、パッケージ、フィールド、メソッド、コンストラクター)を指定でき、
Javaの文法を意識した検索対象の絞り込みができましたね。

今日は、検索するJava要素の出現箇所を絞り込む方法についてご紹介します。


出現箇所の絞り込みも、「Java検索」のダイアログで指定します。

java_search4.png

検索対象(上図では「メソッド」)の右側には「制限」という欄があります。
「メソッド」を検索する場合は

  • すべての出現箇所
  • 宣言
  • 参照
の3種類から、検索対象を絞り込むことができます。


例えば、メソッド名が"test"である箇所を検索する場合ですと

  • すべての出現箇所 ⇒メソッド"test"の宣言・参照箇所すべて抽出する
  • 宣言          ⇒メソッド"test"を宣言している箇所のみ抽出する
  • 参照               ⇒メソッド"test"を参照している箇所のみ抽出する
のように「制限」をチェックすることで、検索対象を絞り込むことができるのです。

なお、検索の種類として「タイプ」または「フィールド」を選択した場合は、
制限の種類として「すべての出現箇所」「宣言」「参照」の他に

  • 実装         (「タイプ」選択時)
  • 一致ロケーション  (「タイプ」選択時)
  • 読み取りアクセス  (「フィールド」選択時)
  • 書き取りアクセス  (「フィールド」選択時)
も選択できます。

特に、検索の種類を「タイプ」とした場合は、「一致ロケーション」を使って
より細かな検索対象の絞り込みができます。

ここでは、"Test"という型の出現箇所を検索する場合について考えてみましょう。

制限として「参照」にチェックを入れて検索を行うと、
「Testクラスのインスタンス生成箇所」や「メソッドの引数としてTestクラスが指定されている箇所」など、
すべての参照箇所が検索結果として抽出されてしまいます。

もし、検索したい対象が「インスタンス生成箇所」だと明確に決まっている場合は、
「一致ロケーション」による絞り込みが有効です。

「一致ロケーション」の右側には「0/14選択済み」というリンクがありますので、
そこをクリックしてみましょう。

java_search5.png

「一致ロケーションの選択」ダイアログが開き、より細かい検索項目のリストが
表示されます。

今回はインスタンス生成箇所を知りたいので「クラス・インスタンス作成」にチェックを入れて
検索を実施します。

Java検索では、下図のような"Test"クラスのインスタンス生成箇所が抽出されます。

java_search6.png


このように、Java検索機能を使うと検索項目やその出現箇所を細かく指定できるので、
開発者が本当に検索したい箇所を抽出するのにとても便利です。

しかし、その反面、設定項目が多くなり、ちょっとした検索をしたい時に
思わず躊躇してしまうこともあるかもしれません。

そのような場合も見越してか、Eclipseには、「編集中のファイルだけから検索をする」など
気軽に使える検索機能も用意しています。

それらについては、次回以降でご紹介します。
お楽しみに!


MyEclipseでStruts開発をするには?

EclipseでStrutsフレームワークを利用したアプリケーション開発をする場合、
開発を始める前に、どのようなプロジェクトセットアップ作業をしていますか?

ほとんどの方はおそらく、
  • 開発時に使用するStrutsライブラリーをあらかじめ入手しておく
  • Eclipseのプロジェクトを作成する
  • プロジェクトのビルドパスにStrutsライブラリーを追加する
という作業をしますね。

さらに、Strutsで開発をする際は「struts-config.xml」という構成ファイルを
必ず用意する必要がありますので、プロジェクト内にこの構成ファイルを作成する作業も
加わってきます。

これら一つ一つの作業は手間のかかるものではありません。
しかし、作業を確実にこなさないとトラブルの原因になります。

作業を間違えて何度も何度もやり直したり、作業に慣れてしまってルーチンワークの
ようになってくると、簡単な作業であっても「何か面倒だな」と感じてしまうことも
あるかと思います。


MyEclipseでは、これらの作業を自動で行ってくれる機能があります。

Struts1.1、1.2、1.3のライブラリーを同梱しているので、開発者自らが
Strutsのライブラリーをダウンロードして用意しておく必要がありません。

さらに、Strutsライブラリーの追加やstruts-config.xmlの作成も
自動で行ってくれるのです。

では、MyEclipseでStruts開発を行う手順について簡単にご紹介します。

(1)
MyEclipseのWebアプリケーション開発用プロジェクト(Webプロジェクト)を作成します。

(2)
(1)で作成したプロジェクトを「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで選択し、
コンテキスト・メニューからStruts機能を追加します。

(3)
Struts機能追加用のウィザードが起動しますので、使用するStrutsのバージョンを選択して
ウィザードを終了します。

struts_wizard.png

以上で完了です。


Struts機能を追加する前と後のWebプロジェクトの中身を見比べてみましょう。

【Struts機能追加前】

before_addstruts.png

【Struts機能追加後】

after_addstruts.png

プロジェクトにStrutsのライブラリー一式とstruts-config.xmlファイルが
自動追加されているのがわかりますね。

さらには、Strutsアプリケーションで日本語メッセージを表示させたい場合や、
ボタン名として日本語を使いたいときに使用する「メッセージリソースファイル」
(ApplicationResources.properties)も追加されています。


MyEclipseには、このようなライブラリー追加やファイル追加のほかにも
Struts開発を容易にする様々な機能を取り揃えています。

それらについては、順次ご紹介していきたいと思います。


なお、MyEclipseのStrutsサポート機能について、詳しく知りたい方は
Strutsサポートの機能紹介ページ
をご覧ください。

EclipseのJava検索機能を使ってみよう

2009年11月11日の記事に引き続き、Eclipseの検索機能についてご紹介します。

今日は、Javaコード内の検索に特化した検索機能「Java検索」について
取り上げたいと思います。


Eclipseの「Java検索」機能を使うと、Javaの文法を意識した検索対象の
絞り込みができます。

具体的には
  • メソッドのみを検索する
  • 宣言位置を検索する
  • 参照箇所をすべて探し出す
などができるのです。


Java検索機能を使用するには、メニューから「検索」>「Java」を選択するか、
ツールバーにある「検索」アイコンをクリックします。

java_search1.png

※現在開いているファイルの種類によっては、メニューから「検索」を選択した時に表示される
 リスト内に「Java」がない場合もあります。その時は、リストから「検索」を選択してください。


「検索」ダイアログ内には「Java検索」というタブがあります。

java_search2.png

Java検索では、単に検索したい文字列を入力するだけではなく、
Java要素(型、パッケージ、フィールド、メソッド、コンストラクター)を指定して、
開発者の意図に沿った細かい検索ができます。


例えば、メソッド名が"test"の箇所を検索したい場合を考えてみましょう。

前回紹介した検索ダイアログを使って"test"という文字列を検索すると、
単純に"test"という文字列が書かれている箇所すべてがヒットします。

でも、今知りたいのはJavaのメソッド名として"test"が使われている箇所です。

この場合、Java検索を使うと、「検索」の種類として「メソッド」を選択することで、
"test"メソッドがソース内のどこにあるのかがわかります。


検索結果は、「検索」ビューにまとめて表示されます。

java_search3.png

「検索」ビューの左側にある下矢印と上矢印のアイコンをクリックすると、
Javaソース内の検索にマッチした箇所へジャンプしてくれます。


このJava検索機能では、検索対象とするJava要素の出現箇所すべてを検索するだけではなく、
出現箇所での役割(宣言なのか、参照されているのかなど)での絞り込みも可能です。

それらについては、次回以降でご紹介します。
お楽しみに!


Eclipseの検索機能を使ってみよう

EclipseやMyEclipseのエディターを使用してプログラムを開発するとき、
検索機能は必須ですね。

特にチームで開発する場合は、他人の書いたコードを読む機会もありますので、
膨大なソースから必要な情報を得るために検索機能を使うことになります。

Eclipseの検索機能には、他のエディターと同様の機能に加え、ちょっと特殊な検索もできます。
これから何回かに分けて、検索機能をご紹介したいと思います。


Eclipseの検索機能を使用する場合は、検索対象とするファイルをEclipse内で開いたうえで、
メニューから「編集」>「検索/置換」を選択するか、Ctrl + F キーを押します。

eclipse_search1.png


「検索/置換」ダイアログが開いたら、検索したいキーワードを入力して検索を実行します。
一般的なエディターと同様に、検索だけでなく置換もできます。


この「検索/置換」ダイアログでは、正規表現を使った検索もできます。

オプションで「正規表現」にチェックを入れ、「検索」ボックス内をクリックすると、
ボックスの左上に小さな電球のマークがつきます。
そのまま Ctrl+スペース を実行すると、正規表現として使用できるリストが表示されます。

eclipse_search2.png

この「正規表現のコンテンツ・アシスト」を使うと、自分で正規表現を入力する手間が省けるだけでなく、
具体的に正規表現を使ってどのように指定すれば良いかの例が表示されるので便利ですね。


今日は基本的な検索方法でしたが、次回以降ではJavaコード内の検索に特化した
検索機能をご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!



2009年11月2日の記事では、MyEclipse7.5.1のInternet Explorer JavaScript デバッガー
についてご紹介しました。

MyEclipseには、「Eclipse上で、Javaのコードをデバッグする方法と同じようにJavaScriptのデバッグができる」
という特長があるとお伝えしましたが、もうひとつの大きな特長として、

   JavaScript単体のデバッグだけでなくAJAXアプリケーションのデバッグも簡単にできる

という点があります。

つまり、

   ブラウザ側のJavaScriptコードから、サーバ側のJSP/サーブレットコード、
   さらにその先のDBアクセスという一連のアプリケーションを一気通貫でデバッグできる
 
のです。


AJAXアプリケーション開発の難しい点として、バグの潜む箇所が
    「ブラウザ側とサーバ側」とで2か所に分散してしまう可能性がある
ということがあります。
 
その際、
 
  • ブラウザ側のデバッグはalert関数を使って
  • ブラウザとサーバ間の通信内容の確認はネットワーク解析ツールを使って
  • サーバ側アプリケーション(JSP/Servlet)のデバッグはEclipseを使って
  • データベース内のデータ確認は、付属ソフトを使って
 
というように、たくさんのツールやデバッグ方法を使いこなすことになる場合があります。

 
しかし、 
MyEclipseでは、1つのウィンドウの中で、JavaScript、JSP、サーブレット(Java)それぞれの
コード上にブレークポイントを設定できます。そのため、デバッグの際には、
 
 JavaScriptに設定したブレークポイントの位置でデバッガーを停止させて変数の値を確認。
 「再開」ボタンをクリックし、今度はサーブレットに設定したブレークポイントの位置で停止させて
 変数の値を確認。
 
ということが可能なのです。

MyEclipseにはさらに、
 
  • 「AJAXリクエストモニター」機能で、クライアントがサーバにどんなリクエストを送っているのか、
    サーバからクライアントにどんなレスポンスが返ってきているのかを確認できる
  • 「データベースエクスプローラー」というGUI機能で、データベースに格納された値をすぐに
    確認したり、その場で値を変更できる

機能があります。


これらの機能を合わせて使用することで、「クライアントのどのコードに問題があるのか、サーバ側の
どこに問題があるのか」という調査、すなわち、クライアント側とサーバ側のデバッグを、一気通貫で
行うことができるのです。


クライアント側とサーバ側のデバッグを行う際に、別々のツールを用意する必要がないのは嬉しいですね。



MyEclipse7.5.1からは、Internet Explorer 8 向けのAJAXアプリケーション開発の際にも
これらの機能を活用できるようになりました
ので、ぜひお試しください。


MyEclipseのAJAXアプリケーション開発ツールについては、
MyEclipse AJAX Workbench の概要

に詳しく書いてありますので、ご覧ください。


2009年11月4日の記事では、Eclipse3.4以降のホバーを使うと、Javaコードの問題を
すぐに修正できるというお話をしました。

今日も引き続き、ホバーの機能についてご紹介します。


EclipseでJavaのコーディングをする際に、複数のJavaプロジェクトを作成し、
あるプロジェクトから他のプロジェクトを参照するような場合があるかと思います。

例えば、

     A、Bという2つのJavaプロジェクトを作成し、Bプロジェクト内にあるクラス(B_Class)から
     Aプロジェクト内にあるクラス(A_Class)のメソッドを呼び出す

というコードを書いた場合を考えてみましょう。

EclipseのJavaエディターで上記のようなコードを書くと、エラーマーク(赤波線)が
表示されてしまいます。

project_setup1.png


Eclipseでは、あるプロジェクトから他のプロジェクト内のソースを参照するような場合は、
ビルド・パスの追加」を行う必要があります。

通常、「ビルド・パスの追加」を行うには、「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで
プロジェクトを選択し、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから
「ビルド・パス」>「ビルド・パスの構成」を選択して、設定していきます。

ところが、Eclipse3.4以降では、

        ホバー機能を使うと自動的に「ビルド・パスの追加」を行ってくれる

のです。


エディター上に表示された赤波線の上にマウスカーソルを持っていくと・・・

project_setup2.png
ホバーの中には「プロジェクト・セットアップの修正」があります。
こちらを選択すると、「プロジェクトセットアップフィックス」ダイアログで表示されるので、
内容を確認して「OK」ボタンをクリックします。

project_setup3.png

ダイアログが閉じると、プロジェクトへのビルド・バスの追加が行われ、
ソースコードについていたエラーマークは消えます。


念のため、プロジェクトのビルド・パスを確認してみると・・・

project_setup4.png

プロジェクトBのビルド・パスにプロジェクトAが追加されていますね。



このように、Eclipse3.4以降のホバー機能はとても充実していますので、
ぜひご活用ください。



EclipseでJavaのコーディングをする時に嬉しい機能として

    コーディング中でも、ソースコードに問題があった場合は、どのコードに問題があるかを
    エディター上で一目でわかるように警告を出してくれる


というものがあります。

Javaエディターでは、問題のあるコードに赤波線がつくので、
その赤波線の部分にマウスカーソルを合わせると、吹き出し(ホバーといいます)が現れます。
その中に、「具体的に何が問題なのか」が表示されているのです。


Eclipse3.3までは、このホバーに表示された内容に従って、自分でコードを修正していましたが、
Eclipse3.4以降では、ホバーに表示される内容が強化され、

    具体的に何が問題なのか

だけではなく、

    その問題に対する解決策

が一緒に表示されるようになりました。


例えば、コンソールに文字列を表示するSystem.out.printlnメソッドを使おうとしたときに、
うっかりスペルミスをしたとしましょう。

スペルミスしたコードに赤波線がつきますので、その上にマウスカーソルを持っていくと・・・

java_hover.png
ホバーが表示されます。

ホバーの一番上には、今書いてあるコードの何が問題なのかが表示されています。
今回の例では、「メソッドpritnlnが未定義」というのがエラーの原因ですね。

その下には、問題に対する解決策が2つ表示されています。
今回は、メソッド名のスペルミスですので、1つ目の解決策「printlnに変更」を選択します。

選択すると、すぐに赤波線のコードが修正され、同時にエラーの赤波線も消えます。


このように、Eclipseが用意してくれたコード修正案をホバー上で選択すると、
すぐにコードが変更できます。


Eclipse3.4以降をお使いの方は、この機能強化されたホバーをどんどん活用してくださいね。



2009年10月28日に、ついにMyEclipse 7.5.1 日本語版のダウンロード提供を開始しました!

10月28日の記事で、MyEclipse7.5.1の新機能について簡単にリストアップしましたが、
これから数回に渡って、MyEclipse7.5.1の具体的なエンハンス項目について、
ブログでご紹介していきたいと思います。

 

まず、第1回目の今回は、MyEclipse7.5.1の目玉機能である

    Internet Explorer JavaScript デバッガー

について簡単にご紹介します。

 

これまでのバージョンでは、Mozilla系のブラウザで動かすJavaScriptアプリケーションの
デバッグのみを対象としていましたが、MyEclipse7.5.1ではそれに加えて、

 Internet Explorer 8 向けのJavaScriptアプリケーションのデバッグが可能

になりました!!

操作性も、これまでのJavaScriptデバッグ方法とほとんど同じです。

 

さらに、MyEclipseには、「Eclipse上で、Javaのコードをデバッグする方法と同じように
JavaScriptのデバッグができる」という特長もあります。

 

すなわち、

 Javaのデバッグ、Mozilla系ブラウザで動作させるJavaScriptのデバッグ、
 そしてInternet Explorer 8 で動作させるJavaScriptのデバッグが、
 ほとんど同じ操作で可能

なのです。

ブレーク・ポイントの設定や、コードのステップ実行などの操作方法を、
1つだけ覚えればよいのが嬉しい点ですね。


Internet Explorer JavaScript デバッガーの起動方法は簡単です。
MyEclipseで作成したWebプロジェクト内にあるHTMLファイルを右クリックし、
コンテキスト・メニューから「デバッグ」>「IE Javascript」の順に選択するだけです。

nf0751_ie_jscript1.png



ちなみに、「IE Javascript」の下にある「JavaScript アプリケーション」を選択すると、
従来通りMozilla系ブラウザ向けのJavaScriptデバッガーが起動します。



Internet Explorer JavaScriptデバッガーの使い方については、
Internet Explorer JavaScript デバッガーのチュートリアル
に詳しく書いてありますので、ご覧ください。


MyEclipseのInternet Explorer JavaScriptデバッガーをぜひ一度お試しください!!


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