MyEclipseの設定を別の環境へ移行するには?

これまで、さまざまなEclipseやMyEclipseの設定方法をご紹介してきましたが、
設定の有効範囲、というのはご存知でしょうか?

答えは、「ワークスペース内」です。

すなわち、あるワークスペースを使用するときにいろいろな設定を行ったとしても、
別のワークスペースを使用するときには、設定をまた一からやり直す必要があるのです。

でも、それだと

 ワークスペースが変わるごとに、細かな設定をいちいちやり直すのは面倒だなあ

と思ってしまいますよね?

そのようなときのために、EclipseおよびMyEclipseでは、

 設定をエクスポート/インポートする機能

を備えています。

これまでにも、何回かに渡ってEclipseの設定をエクスポートする方法を
ご紹介してきました(2009年9月9日の記事2009年9月17日の記事)が、
今回は、MyEclipseで使用する設定や情報の中で、エクスポート可能なものをご紹介します。


まず、MyEclipseを起動して、「エクスポート」ダイアログを開いて見てみましょう。

myeclipse_export1.png

2009年9月9日の記事でご紹介した素のEclipse環境で表示される
「エクスポート」ダイアログに比べて

  • J2EE
  • JavaScript
  • XML
  • データベース
という項目が増えていますね。

それぞれの項目について、簡単に説明します。

【J2EE】
MyEclipseで開発したJavaEEアプリケーションを、EAR/WAR形式でエクスポートします。

  • EARファイル
 MyEclipseのエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトをEARファイルとして
 ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

  • WARファイル
 MyEclipseのWebプロジェクトをWARファイルとしてローカル・ファイル・システムに
 エクスポートします。

【JavaScript】
MyEclipseで開発したJavaScriptソース・コードに埋め込まれたコメントを元に
HTML形式のJavaScript APIドキュメントを作成してローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

※ただし、実際のところJsdocのエクスポート機能は以下の事象に該当するため使用できません。
  詳細は、Eclipse Bugzillaの下記ページをご覧ください。
  https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=266947

【XML】
自分で作成し登録しておいた「XMLカタログ」をローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

【データベース】
データベースを使ったアプリケーション開発時に必要なデータベースへの接続情報
(接続 URL、ユーザ名、パスワード、使用する JDBC ドライバーなど)を
ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

※データベースへの接続情報のインポート/エクスポートに関する詳細は
   データベース接続ドライバー構成のエクスポート/インポート
   をご覧ください。


この中でも、「XMLカタログ」のインポート/エクスポートを行う際は
いくつか注意点がありますので、次回の記事でご紹介したいと思います。