EclipseからAntを実行するには?

本日は、EclipseからAntを実行する方法についてお話します。

AntはThe Apache Software FoundationのAntプロジェクトが開発している、
オープンソースのJavaベースのビルドツールです。
http://ant.apache.org

JavaソースのコンパイルやJARファイルの作成などの処理を
build.xmlという名前のXMLファイルに記述し(これをビルドファイルと呼びます)、
コマンドプロンプトからantコマンドを実行します。

一方、EclipseでJava開発を行う際は、JDTに含まれるEclipseコンパイラを使って
コンパイルします。
※詳細については、2009年6月22日の記事をご覧ください。

でも、

Eclipseでコンパイルする際にも、動作環境に合ったJDKを使って
コンパイルしたい!!


と思うこともあるかもしれませんね。

その場合は、ビルドファイルを作成しておき、EclipseからAntを実行するとよいでしょう。


では、具体的な操作の流れを見ていきましょう。

(0)
Eclipseはデフォルトで自動的にコンパイルする設定になっています。コンパイル時には
Eclipseコンパイラが使用されます。
Antを使用するためには、Eclipseメニューから「プロジェクト」>「自動的にビルド」を選択し、
チェックマークを外すことで、手動コンパイルに切り替えます。

(1)
まず、ビルドファイルを作成します。
ビルドファイルはXML形式とする必要があるので、Eclipseメニューから
「ファイル」>「新規」>「ファイル」を選択します。

「新規ファイル」ダイアログでは、build.xmlを格納するJavaプロジェクトを選択し、
名前欄には「build.xml」と入力して、ダイアログを終了します。

ant1.png

その後、作成されたbuild.xmlへ具体的な処理を記述します。

(2)
build.xmlの編集が完了したら、「パッケージ・エクスプローラー」ビューでbuild.xmlを選択し、
右クリックしてコンテキスト・メニューから「実行」>「Antビルド」を選択して、Antを実行します。

ant4.png

Antによるビルド結果は「コンソール」ビューに表示されます。
「BUILD SUCCESSFUL」と表示されているので、ビルドは成功したようです。

ant5.png


いかがでしたか?

今回はbuild.xmlを自分で用意しましたが、実はEclipseを使って
自動でbuild.xmlファイルを生成させることもできます。

その方法については次回以降にご紹介したいと思います。お楽しみに!!