Eclipse3.6のホバーを使って同件の警告を一度に修正する

Eclipse3.6では、小さな機能エンハンスがたくさんあります。
本日は、Eclipse JDT 3.6のホバー機能のエンハンス内容をご紹介します。


2010年7月27日の記事でご紹介しましたが、Eclipseの「Javaエディター」には、
警告の情報を開発者へわかりやすく示すために、アイコンや黄色の波線で表示する機能を備えています。

特に、警告の詳細な内容を確認する際は、コード内の黄色い波線の上にマウスカーソルを持っていくと、
ホバーが表示され、警告の内容とそれに対する解決策の候補が表示されます。
そして、開発者はホバー内に提示された候補から、適切な解決策を選択することで、
すぐにコードを修正することができるのです。

※ホバーについては、2009年11月4日の記事を参照してください。



実際にコーディングしていると、たくさんの警告が表示されているものの、
それら警告の多くが、同じ原因に基づいていることがあります。

例えば、以下の図のようにimport文がたくさん宣言されており、
その中にたくさんの警告波線がついている、といったケースがあります。

hover_36_1.png

これは、実際にはソース内で使っていないクラスをimport宣言してるため
警告が表示されているのです。

警告を消すために、Eclipse3.5以前では

         各import文をそれぞれ手作業で削除する
あるいは
    各import文ごとに、ホバーを表示させ、その中から削除のメニューを選択する

のいずれかの方法を使って不要なimport文を削除していました。
削除作業自体は簡単ですが、各import文ごとにこれらの作業を行うのは結構大変ですね。

しかし、

    Eclipse3.6ではホバーを使って同件の問題を一度に修正できる

ようになりました。


実際に、警告が表示されているimport文の上にマウスカーソルを持っていき、
ホバーを表示させると・・・

hover_36_2.png

未使用のimport文を削除するメニューの下に、
「現在編集中のファイル内に存在する同件の問題に対して修正する」
というメニューが表示されていますね。

こちらを選択すると、不要なimport文が一気に削除されます。


いかがでしたか?
Eclipse3.6をお使いの方は、是非活用してみてください。



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