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Eclipseでは、パースペクティブを切り替えながら開発作業を進めていきます。
しかし、頻繁にパースペクティブを切り替えなければならなくなってくると、


 「右上のアイコンをクリックしてパースペクティブを切り替えるのは面倒だ。
  もう1つ別のワークベンチウィンドウを起動してパースペクティブを不変にしておき、
  アクティブウィンドウの切り替えでパースペクティブを切り替えたい」


      open-perspective.png

と思うことがあります。


そこで、もう1つ別のワークベンチウィンドウを開くために、Eclipseインストールディレクトリの
eclipse.exeを実行し、ワークスペースの選択画面で、既に起動中のEclipseが
使用しているワークスペース・ディレクトリを指定して「OK」ボタンをクリックしてみると、
次のようなダイアログが出てきて起動できません。

    choose-diff-workspace.png

筆者はこれを見て、「1つのワークスペースには1つのワークベンチウィンドウしか起動
できないんだ」と思い込んでいました。

 

しかし実は、1つのワークスペースを使用するワークベンチウィンドウは複数起動できます。
起動の仕方はとても単純。

 メニューの[Window]-[New Window]を選択

これだけです。これで複数個のワークベンチウィンドウが起動できます。

 

筆者は、他のソフトウェアを操作するときの「クセ」や「思い込み」があったために、Eclipseを
使い始めてからしばらくの間、これに気付かず、面倒な思いをしながら作業をしていました。
思い込みは怖いですね。

 

さらに、便利なオプションがありますのでご紹介します。

メニューの[Window]-[Preference]を選択し、[General]-[Perspective]ページを開きます。
"Open a new perspective"にて、"In a new window"を選択します。

 

new-perspective-new-window.png

 

これにより、パースペクティブを切り替えると自動的に新しいワークベンチウィンドウが起動する
ようになり、とても便利です。

 

ワークベンチウィンドウを複数個起動すれば、参照できるビューの数が増えるので、
とても開発しやすくなりますよ。

Eclipseは毎年6月にリリースされており、それぞれのバージョンにはコードネームが
付けられています。

 

Eclipse 3.2から3.6までのコードネームについては、2009年3月12日の記事
2009年12月7日の記事に書きました。
リリース済のEclipse 3.7を加えて再掲すると、次のようになります。

 Eclipse 3.2(2006年6月リリース):コードネーム Callisto
 Eclipse 3.3(2007年6月リリース):コードネーム Europa
 Eclipse 3.4(2008年6月リリース):コードネーム Ganymede
 Eclipse 3.5(2009年6月リリース):コードネーム Galileo
 Eclipse 3.6(2010年6月リリース):コードネーム Helios
 Eclipse 3.7(2011年6月リリース):コードネーム Indigo

Eclipse3.2から3.5までは木星に関連した名前になっています。
3.6のHeliosはギリシャ神話の太陽神、3.7のIndigoは色の名前です。

 

2012年6月には次のバージョンがリリースされる予定ですが、2011年2月に
そのコードネーム名が募集されました。その際、以下のような方針が示されています。
https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=336942

 ・おおよそアルファベット順。バージョン3.7が"I"(Indigo)で始まったので、
  次は"J"で始まるのが望ましい。ただしそれほどこだわってはいない。
 ・「月」「天体の神々」「科学者」から名前をつけるのが望ましい。
  ただしそれほどこだわってはいない。

Eclipseのメンバーが会社の同僚に聞いてみたところ、以下のような名前が
挙がったそうです。

 Juno(ユーノー)
   ローマ神話に出てくる、女性と結婚を守護する女神。
   ユピテル(Jupiter)の妻であり、6月を意味する"June"の由来。
 Jupiter(ユピテル(ジュピター))
   ローマ神話に出てくる、神々の王。木星。
 Janus(ヤヌス)
   ローマ神話に出てくる、戸口と物事の始まりをつかさどる神。

その他、多数の名前が挙げられましたが、
 ・リリースが6月なので、6月にちなんだ"Juno"がよいのではないか。
 ・名前が短くて発音しやすい。
などの理由で"Juno"が多くの支持を集め、最終投票の結果、"Juno"に決まりました。
http://www.eclipse.org/indigo/planning/poll2012name.php

 

ところで、次期バージョンは2011年8月5日にマイルストーン1がリリースされています。
EclipseのダウンロードページでDeveloper Buildsのリンクをクリックし、このバージョンを
ダウンロードしようとすると、

 Eclipse Juno (4.2) M1 Packages

download-m1.PNG

と出ています。
バージョン3.8ではなく、4.2になっていますね。

 

2012年6月のリリースより、Eclipse 3.xではなく4.xが主要バージョンになるそうです。
「ではEclipse 3.8はリリースしないのか?」と思うかもしれませんが、きちんと
リリースされます。ただし、主要バージョンとはならず、バグフィックスが中心になるとのこと。
http://www.eclipse.org/projects/project-plan.php?projectid=eclipse


すなわち、"Eclipse Juno"は、Eclipse 4.2を意味しているのです。

2011年6月29日の記事では、Eclipse3.7リリースについて取り上げました。
Eclipseの新しいバージョンがリリースされると、気になるのは

   古いバージョンのダウンロード方法について

ですね。

古いバージョンのダウンロード方法については、既に2009年5月27日の記事でもご紹介しましたが、
前回ご紹介した時と、Eclipseサイトのメニュー構成等が若干変わっていますので、
本記事で改めてご紹介したいと思います。

通常、Eclipseをダウンロードする際は、Eclipse.orgのトップページへアクセスし、
画面の上部にある「Downloads」メニューをクリックして、「Eclipse Downloads」ページへ移動します。

この「Eclipse Downloads」ページには、Eclipseの最新版(本記事執筆時点では "3.7")
で提供しているパッケージの一覧が表示されています。

最新版のEclipseを使用する場合は、このページで必要なパッケージをクリックすれば、
簡単にダウンロードできますが、古いバージョンを使用したい場合は、
別のページからダウンロードします。

では、具体的なダウンロード手順について見ていきましょう。

(1)
「Eclipse Downloads」ページの画面上部のグレーのバーを見てみると
『Older Versions』というリンクがありますので、こちらをクリックします。

download_old_eclipse1.png

(2)
「Older Versions Of Eclipse」ページが表示されます。
リストの内容を見てみると、古いバージョンのEclipseへのリンクが表示されていますね。

download_old_eclipse2.png
表示された一覧の中から、使用したいバージョンのリンクをクリックします。

(3)
(2)で選択したEclipseバージョンで提供しているパッケージ一覧、および
アーカイブのダウンロードリンクが表示されます。
一覧から、使用したいパッケージのアーカイブをダウンロードします。


ただし、上記手順に従ってパッケージをダウンロードする際に注意してほしい点があります。

実は、以下の3つのバージョン

  • Eclipse Helios SR1 Packages (v 3.6.1)
  • Eclipse Helios Packages (v 3.6)
  • Eclipse Galileo SR2 Packaves (v 3.5.2)

に対応する「Eclipse Classic」パッケージをダウンロードしようとすると、
上記手順の(3)で表示されるパッケージ一覧ページに
アーカイブのダウンロードリンクがないのです。

もうダウンロードできないの!?

と一瞬あわててしまうかもしれませんが、
以下の手順でダウンロードできますのでご安心ください。

まず、上記手順(2)で表示した「Older Versions Of Eclipse」ページのリストの中から
「Archived Eclipse Platform Releases」のリンクをクリックします。

すると、「eclipse project archived downloads」ページが表示されます。

download_old_eclipse6.png

さらに、リリースバージョンの一覧から、ダウンロード対象のバージョンをクリックすると、
選択したバージョンのダウンロードページが表示されます。
このページには、使用するプラットフォームと、それに対応するEclipseのアーカイブ一覧が
表示されているので、ご使用環境に合わせてアーカイブをダウンロードします。

例えば、Eclipse 3.6.1のClassicパッケージを32bit版のWindows上で使用する場合は、
「Eclipse SDK」の一覧から、"eclipse-SDK-3.6.1-win32.zip"をダウンロードします。

download_old_eclipse5.png


古いバージョンのEclipseダウンロードでお困りになった場合は、
是非本記事でご紹介した手順をお試しください。

まず初めに、3月11日の東北地方太平洋沖地震により被災されたみなさまに、
心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地が一日も早く復興することをお祈り申し上げます。

本サイトでは、今まで通りブログの更新をして参りますので、ご覧ください。


今日は、Eclipseのエディターに関する設定についてご紹介します。

Eclipseで開発をしていると、いつのまにかたくさんのエディターを開いていた
という経験があるかと思います。

一度開いたエディターは、閉じるボタンをクリックするなど、明示的な操作をしないと
閉じられませんが、ついつい閉じないままたくさんのエディターを開いていってしまうと、
エディターのタブがずらっと並び、

あれ!?どのファイルを見る必要があるのだったかわからなくなっちゃった!!

などと混乱の元になる場合があります。

こんな時に有効なのが「エディタを自動的に閉じる」という設定です。

この設定をONにすると、開いておけるエディターの最大数を指定でき、
エディターを開いた順から自動で閉じてくれます。


設定方法はとても簡単です。

(1)
まず、Eclipseメニューから「Windows」>「Preferences」を選択し、Eclipseの設定画面を開きます。

(2)
次に、「General」>「Editors」を選択し、
右側に表示されたリスト内にある「Close editors automatically」にチェックを入れます。

editors_auto1.png

(3)
チェックを入れた後、「OK」ボタンをクリックして完了です。


なお、(2)のステップで、「Close editors automatically」にチェックを入れると、
「Number of opened editors before closing」の欄が有効になり、
開いておけるエディターの最大数を指定できるようになります。
必要に応じて、こちらの値も変更してください。


Eclipseでgetter/setterを簡単に削除するには?

2009年10月19日の記事では、Eclipseを使って、Javaクラス内にgetter/setterを
簡単に追加する方法をご紹介しました。

今回は、不要になったgetter/setterを簡単に削除する方法をご紹介します。

getter/setterとは、Javaのクラス内にあるフィールド(変数)へ、
別のクラスからアクセスする場合に使用するメソッドでしたね。

そのため、フィールドを削除する場合は、そのフィールドへアクセスするための
getter/setterも合わせて削除することになります。


EclipseのJavaエディターを使ってこれらの削除を行う場合

  • フィールドの削除
  • フィールドのgetterメソッドの削除
  • フィールドのsetterメソッドの削除
という3つの削除作業が発生します。

しかし、Eclipseの「アウトライン」ビューを使えば、
フィールドを削除するだけで、そのフィールドに対応したgetter/setterも
一括で削除
できる
のです。

操作手順はとても簡単です。

(1)
「アウトライン」ビューで、削除したいフィールドを選択します。

(2)
右クリックしてコンテキスト・メニューから「Delete」を選択します。

getset_dlt1.png

削除対象となるフィールド名の確認ダイアログが表示され、「OK」ボタンをクリックすると、
続いて、削除対象のフィールドに対応したgetter/setterを一緒に削除するかどうかの
確認ダイアログが表示されます。
対応するgetter/setterも一緒に削除する場合は、「Yes」ボタンをクリックします。

getset_dlt2.png


以上で、フィールドおよびそれに対応するgetter/setterの削除は完了です。


今回ご紹介した方法を使用することで、面倒な手動でのコード削除が不要になり、
さらにコードの削除ミスも防ぐことができますので、是非お試しください。


今回は、普段Eclipseを使用する上でちょっと便利な機能についてご紹介します。


Java開発で作成するJavaクラスには
  • 通常のJavaクラス
  • 抽象クラス
  • インタフェースクラス
  • アノテーションクラス
  • Enumクラス
など、様々な種類があります。

これらのクラスをEclipse上で作成し、「パッケージ・エクスプローラー」ビューで確認すると、
下図のように全く同じアイコンで表示されます。

java_type_indicator1.png


同じアイコンで表示されると、ぱっと見ただけでは
どのファイルがインタフェースクラスで、どのクラスが抽象クラスかを
判別するのは困難ですね。

実は、EclipseではJavaクラスの種類を一目で判別できるように
デコレーションの設定が可能ですので、ご紹介します。


(1)
まず、Eclipseメニューから「Window」>「Preferences」を選択し、Eclipseの設定画面を
開きます。

(2)
次に、「General」>「Appearance」>「Label Decorations」を選択し、
右側に表示されたリスト内にある「Java Type Indicator」にチェックを入れます。

java_type_indicator2.png


(3)
チェックを入れた後、「OK」ボタンをクリックして完了です。


実際に「パッケージ・エクスプローラー」ビューでどのように表示されているか
確認してみると・・・

java_type_indicator3.png


抽象クラスには「A」のデコレーションが、インタフェースクラスには
「I」のデコレーションがついており、一目で判別できるようになりましたね。


いかがでしたか?

今回ご紹介した設定は、Eclipseのデフォルト設定ではOFFになっていますが、
とても便利ですので、是非一度お試しください!!
Eclipseで開発している際によく遭遇するエラーとして
  • コンパイルエラーなどのJavaに関連するエラー
  • プロジェクトのビルドに必要なクラスパス設定に関連するビルドパスのエラー
などがあります。

Eclipseではエラーを表示するアイコンが用意されているため、
これらのエラーが発生した場合は、「パッケージ・エクスプローラー」などに
赤い×マークのアイコンが表示され、エラー発生の有無を簡単に
確認することができます。

しかし、Eclipse3.5以前では、コンパイルエラーが発生していても
ビルドパスのエラーが発生していても、いずれの場合も同じ赤い×マークで
表示されていたため、エラーのアイコンを見ただけでは、そのエラーの種類を
簡単に判別することができませんでした。

Eclipse3.6では

     コンパイルエラーとビルドパスのエラーが異なるアイコンで表示される

ようになり、簡単に判別できるようになりましたのでご紹介したいと思います。


具体的にどのようなアイコンで表示されるか見てみると・・・

build_error_icon1.png

コンパイルエラーなどのJavaに関連するエラーは従来通り赤い×マーク、そして
ビルドパスのエラーは赤い!マークで表示されます。

これなら、「パッケージ・エクスプローラー」ビューに表示されるアイコンを一目見ただけで
ビルドパスのエラーが起きているのかコンパイルエラーが起きているのかを
簡単に判別できますね。


さて、「パッケージ・エクスプローラー」ビューからエラーの種類は判別できましたが、
具体的なエラー内容についてはわかりませんので、「問題」ビューで確認してみましょう。

build_error_icon2.png

「問題」ビューにはエラーの内容が細かく表示されています。
ただし、現在はエラーの内容が単純にリストアップされているだけですので、
「問題」ビューを一瞬見ただけでは、どのエラー内容がビルドパスのエラーに相当するのかを
判別するのは難しいですね。

実は、「問題」ビューの表示部分についても、ビルドパスのエラーと
コンパイルエラーなどのJavaに関連するエラーとでカテゴライズして表示することができるので、
ご紹介します。

「問題」ビューのビューメニュー(下向き三角のアイコン)から「Group By」>「Type」を
選択してみましょう。

build_error_icon3-2.png


「問題」ビューを確認してみると・・・

build_error_icon4.png

ビルドパス関連の問題と、Javaコンパイル関連の問題とにカテゴライズされて
表示されるようになりました。


今回ご紹介した機能を使用することで、エラー判断が楽になりますので、
Eclipse3.6をお使いになっている場合は是非活用してみてくださいね。















Eclipse3.6では、小さな機能エンハンスがたくさんあります。
本日は、Eclipse JDT 3.6のホバー機能のエンハンス内容をご紹介します。


2010年7月27日の記事でご紹介しましたが、Eclipseの「Javaエディター」には、
警告の情報を開発者へわかりやすく示すために、アイコンや黄色の波線で表示する機能を備えています。

特に、警告の詳細な内容を確認する際は、コード内の黄色い波線の上にマウスカーソルを持っていくと、
ホバーが表示され、警告の内容とそれに対する解決策の候補が表示されます。
そして、開発者はホバー内に提示された候補から、適切な解決策を選択することで、
すぐにコードを修正することができるのです。

※ホバーについては、2009年11月4日の記事を参照してください。



実際にコーディングしていると、たくさんの警告が表示されているものの、
それら警告の多くが、同じ原因に基づいていることがあります。

例えば、以下の図のようにimport文がたくさん宣言されており、
その中にたくさんの警告波線がついている、といったケースがあります。

hover_36_1.png

これは、実際にはソース内で使っていないクラスをimport宣言してるため
警告が表示されているのです。

警告を消すために、Eclipse3.5以前では

         各import文をそれぞれ手作業で削除する
あるいは
    各import文ごとに、ホバーを表示させ、その中から削除のメニューを選択する

のいずれかの方法を使って不要なimport文を削除していました。
削除作業自体は簡単ですが、各import文ごとにこれらの作業を行うのは結構大変ですね。

しかし、

    Eclipse3.6ではホバーを使って同件の問題を一度に修正できる

ようになりました。


実際に、警告が表示されているimport文の上にマウスカーソルを持っていき、
ホバーを表示させると・・・

hover_36_2.png

未使用のimport文を削除するメニューの下に、
「現在編集中のファイル内に存在する同件の問題に対して修正する」
というメニューが表示されていますね。

こちらを選択すると、不要なimport文が一気に削除されます。


いかがでしたか?
Eclipse3.6をお使いの方は、是非活用してみてください。



本日は、既に過去の記事でご紹介している「Eclispe設定のインポート/エクスポート」機能
についてお話をします。

Eclipse3.6では、この「Eclipse設定のインポート/エクスポート」機能の
ちょっとしたエンハンスがされていますので、ご紹介したいと思います。

2009年9月9日の記事で既にご紹介した通り、Eclipseを使用する際、
開発者は『設定』画面を使って開発に必要な様々な設定を指定します。

そして
  • 別のEclipse環境へ移行する
  • チーム内で設定内容を共有する
といった場合に、「Eclipse設定のインポート/エクスポート」を実施することで
設定内容を簡単に引き継ぐことができました。

Eclipse3.5以前では、設定内容をインポート/エクスポートしようとした場合、
「インストール済みJRE」設定のみ単体で移行できましたが、
それ以外の設定については単体での移行ができなかったので、
すべて一括でインポート/エクスポートする必要がありました。

しかし、Eclipse3.6では、「インストール済みJRE」に加えて
  • Javaコンパイラ
  • Javaコードスタイル
の設定も単体で移行することができるようになりました。

従って、開発プロジェクト毎にコンパイラの設定が異なるような場合、
「Javaコンパイラ」設定のみを単体でインポート/エクスポートできますので、
コンパイラの設定のみチーム内へ配布することができるようになります。

その結果、チームの各開発者のEcipse環境では、コンパイラの設定はプロジェクト基準の
設定に更新され、既存の使い慣れたEclipse環境の設定はそのまま引き継いで使えるように
なるのです。


インポート/エクスポートの手順は、2009年9月9日の記事でご紹介した方法と同様です。

「設定のインポート」/「設定のエクスポート」ページで、インポートおよびエクスポート可能な
項目がリストに表示されるので、移行したい項目にチェックを入れます。
後の手順は全く同様です。

setting_exp.png

Eclipse環境のすべての設定を一括で移行するか、それとも、移行する設定を
ピンポイントに絞り込むかは状況によって変わってきますので、
うまく使い分けると良いでしょう。

Eclipse3.5でメソッドの名前を変更するには?

2009年9月11日の記事では、Eclipseの「リファクタリング」機能を使って、
ファイル名を変更する方法をご紹介しました。

ファイル名を変更するには、「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで
変更対象のファイルを選択して右クリックし、

  コンテキスト・メニューから「リファクタリング」>「名前変更」

を選択しましたね。

ファイル名を変更する場合と同様に、メソッド名を変更する場合も、
コンテキスト・メニューから「リファクタリング」>「名前変更」を選択します。

しかし、Eclipseでコンテキスト・メニューを表示すると、非常に多くのメニューが表示され、

     目的のメニューにたどり着くのに少々手間がかかるなぁ・・・

と感じることもあるかと思います。


Eclipse3.5以降では、このような手間を軽減させるべく、
コンテキスト・メニューを開かずにクイックフィックス(Ctrl+1キーを押すだけ)を使って
メソッド名を変更できるようになりました。

では、クイックフィックスを使ったメソッド名の変更手順について見ていきましょう。

(1)
Javaエディター内で、名前を変更したいメソッド名(ここでは"TestLog")を選択し、Ctrl+1キーを押します。

change_method1.png

表示されたポップアップの中に「Rename in workspace」のメニューが表示されています。

(2)
「Rename in workspace」のメニューを選択して、ダブルクリックします。

change_method2.png

変更後の名前を入力するよう指示が出ます。

(3)
変更後の名前を入力し「Enter」キーを押します。


以上でメソッド名の変更は完了です。


クイックフィックスを使うと、コンテキスト・メニューからのメニュー選択の手間を軽減できますので、
Eclipse3.5以降をお使いになられている場合は、是非お試しくださいね。
 
本日は、MyEclipseのスニペット機能に関するTipsを紹介します。

2008年12月10日の記事で既にご紹介したように、MyEclipseは、
HTMLやJavaScript、さらにはStrutsやJSFなどのフレームワークに対応した
スニペット(コード断片)をあらかじめ用意しています。

MyEclipseが用意しているスニペットの一覧は、「スニペット」ビューで確認できます。

snippet_custom1.png

スニペットはその種類や用途に応じて分類されており、
「スニペット」ビューでは、カテゴリー毎にリスト表示されます。

しかし、実際にEclipseを起動して「スニペット」ビューを確認してみると、
下図のように、全カテゴリーの内容がすべて展開された状態で表示されてしまい、
少々見づらいですね。

snippet_custom2.png

必要なカテゴリーだけ展開されて表示できればいいのになぁ・・・

と思うのではないでしょうか。

各カテゴリーをクリックすれば、展開されたリストを折りたたむことができますが、
その作業をEclipse起動の度に行うのは、面倒ですね。

実は、Eclipse起動時にスニペットのどのカテゴリーを展開して、
どのカテゴリーは折りたたんで表示させるか、という設定は、
簡単にできますのでご紹介します。


(1)
「スニペット」ビューでカテゴリーを選択し、右クリックして
コンテキスト・メニューの「カスタマイズ」を選択します。

snippet_custom3.png


(2)
「パレットのカスタマイズ」ダイアログが表示されます。

snippet_custom4.png


ダイアログの左側には、スニペットのカテゴリー一覧が表示されています。
上の図は「フォーム・リスト」カテゴリに関するデフォルト設定です。
右側に「始動時にドロワーを開く」という項目があり、デフォルトでは
ここにチェックが入っています。
このチェックを外しましょう。

(3)
チェックを外したら、「OK」ボタンをクリックします。


上記の設定が適用されているかを確認するために、
Eclipseを再起動してからもう一度「スニペット」ビューを見てみると・・・

snippet_custom5.png

確かに「フォーム・リスト」カテゴリに属するスニペットは折りたたまれていますね。


デフォルトの「スニペット」ビューの表示がすっきりわかりやすくなりますので
是非適用してみてくださいね。

2010年1月8日の記事では、MyEclipseを使ってJSPファイルを作成する方法
についてご紹介しました。

実はMyEclipseを使うと、JSPファイルだけでなくXMLファイルも簡単に作成できますので、
ご紹介したいと思います。


MyEclipseでは、XMLファイル作成専用のウィザードと、
複数のXMLコードのテンプレートを用意しており、
これらを使用して、XMLファイルを作成していきます。

では、具体的なXMLファイルの作成手順について見ていきましょう。

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「新規」>「XML(拡張テンプレート)」を選択します。


(2)
XMLファイルの格納先ディレクトリとファイル名を指定します。
さらに、MyEclipseが用意している複数のXMLテンプレートから、使用したいテンプレートを選択し、
「終了」ボタンをクリックしたら完了です。

xml_wizard1.png

作成されたXMLファイルを見てみましょう。

xml_wizard2.png

(2)で選択した「デフォルトXMLテンプレート」は、MyEclipseで基本となるXMLテンプレートで、
XML宣言および<xml-body>タグがあらかじめ挿入された状態でXMLファイルが作成されています。


MyEclipseは、このほかにも以下のようなXMLテンプレートを用意していますので、
ご自分の開発にあったテンプレートを選択してXMLファイルを作成しましょう。


  • web.xmlファイルのXMLテンプレート
  XML宣言、DOCTYPE宣言、さらには<servlet>、<servlet-mapping>、<welcome-file-list>タグ
  などが自動生成されます。

  • Struts用web.xmlファイルのXMLテンプレート
  「web.xmlファイルのXMLテンプレート」に加え、Strutsフレームワークを使用する場合に必要な
  ActionServlet定義やStrutsタグライブラリ定義が自動生成されます。


  • struts-config.xmlファイルのXMLテンプレート
  <struts-config>タグを始め、<form-beans>、<action-mappings>タグなど
  struts-config.xmlファイルに必要なタグが自動生成されます。


なお、XMLファイル作成の際は、今回ご紹介した「XML(拡張テンプレート)」を使った
方法だけではなく、「XML(標準テンプレート)」を使って作成することもできます。

MyEclipseが用意したXMLテンプレートをカスタマイズして使いたい場合は、
「XML(標準テンプレート)」を使うと便利です。


「XML(標準テンプレート)」およびテンプレートのカスタマイズ方法については、
2010年1月18日の記事2010年1月21日の記事でご紹介した
「JSP(標準テンプレート)」およびJSPテンプレートのカスタマイズ方法と同様になりますので、
そちらを参照してください。





「Eclipse開発で使用するJARをユーザー・ライブラリーとしてまとめる」(2010年3月23日)の続きです。

前回までの内容を少し振り返ってみましょう。
 
 
 
Servletの仕様では、ライブラリーの格納場所はWEB-INFディレクトリの下にあるlibディレクトリになります。
Eclipseでの開発時には、ライブラリーをそれ以外のディレクトリに格納することもできます。
  ただしその場合、ライブラリーをEclipseのプロジェクトから参照できるようにするため、
「ライブラリーをビルド・パスへ追加」する操作が必要となります。
 
 
しかし、追加したいライブラリーの場所があちこちに分散していると、それらをすべて
ビルド・パスに追加しなければならず、大変面倒な作業が必要です。
このような場合には、Eclipseの「ユーザー・ライブラリー」機能を使い、複数のライブラリーを
ひとまとめにしておくと、ビルド・パスへの追加は1回で済むためとても楽、というお話をしました。
 
 
前回は、複数のライブラリーをユーザー・ライブラリーにひとまとめにする方法をご紹介しましたが、 
今回はその続きで、ユーザー・ライブラリーをプロジェクトのビルド・パスへ追加する方法について
ご紹介します。


(1)
「パッケージ・エクスプローラー」ビューでプロジェクトを選択し、右クリックして
コンテキスト・メニューの「ビルド・パス」>「ライブラリーの追加」を選択します。

add_user_lib1.png


(2)
「ライブラリーの追加」ダイアログが表示されますので、「ユーザー・ライブラリー」を選択し、
「次へ」ボタンをクリックします。

add_user_lib2.png

(3)
次に「ユーザー・ライブラリー」ページが開きます。
「ユーザー・ライブラリー」のリスト一覧から、ビルド・パスへ追加したい
ユーザー・ライブラリー名を選択し、「終了」ボタンをクリックします。

add_user_lib3.png

これで、ユーザー・ライブラリーをビルド・パスへ追加する作業は完了です。



「パッケージ・エクスプローラー」ビューでプロジェクトの中身を見てみると・・・

add_user_lib4.png

今追加したユーザー・ライブラリーがプロジェクトへ追加されていることが
わかりますね。

また、追加したユーザー・ライブラリーはプロジェクトのビルド・パスにも追加されています。
確認方法については、2010年3月18日の記事を参照ください。


今回の記事では、あらかじめユーザー・ライブラリーを作成しておき、
作成済みのユーザー・ライブラリーをビルド・パスへ追加する流れでお話をしました。

実は、あらかじめユーザー・ライブラリーを作成しておかなくても
ライブラリーをビルド・パスへ追加する手順の延長でユーザー・ライブラリーを作成できます。

その場合は、上記手順の(3)の時点で、「ユーザー・ライブラリー」ページ右側にある
「ユーザー・ライブラリー」ボタンをクリックして、ユーザー・ライブラリーを
作成してくださいね。





2010年3月18日の記事では、外部にあるライブラリーをプロジェクトのビルド時に
参照できるようにするために必要な「ライブラリーをビルド・パスへ追加」する操作方法について
ご紹介しました。

その際、「JARの追加」ダイアログで、ビルド・パスへ追加したいJARを選択していきましたね。


ところで、追加対象のライブラリーが複数ある場合について考えてみましょう。
追加したいライブラリーの場所があちこちに分散していると、
毎回のように「JARの追加」ダイアログで追加したいJARを選択していくことになり、
結構面倒な作業になってしまいますね。

そんな時は、Eclipseの「ユーザー・ライブラリー」という機能を使うと便利です。

ユーザー・ライブラリーとは、JARファイルの集合です。
追加したい複数のJARファイルを「ユーザー・ライブラリー」としてまとめ、
名前をつけて登録しておきます。
実際にライブラリーをビルド・パスへ追加する際には
登録しておいたユーザー・ライブラリーの名前を選択するだけとなり、
面倒だった作業がかなり楽になります。


では、早速ユーザー・ライブラリーの登録方法についてみていきましょう。

(1)
Eclipseメニューから「ウィンドウ」>「設定」>「Java」>「ビルド・パス」>「ユーザー・ライブラリー」を
選択します。

user_lib1.png

(2)
設定ページの右側にある「新規」ボタンをクリックします。
「新規ユーザー・ライブラリー」ダイアログが表示されますので、名前を入力して
「OK」ボタンをクリックします。

user_lib2.png

(3)
設定ページの右側には、新しくユーザー・ライブラリーが追加されていることが確認できます。

user_lib3.png

今追加したユーザー・ライブラリーに、JARファイルを追加していきましょう。
ユーザー・ライブラリー名を選択して「JARの追加」ボタンをクリックし、
複数のJARを追加していきます。

(4)
ユーザー・ライブラリーとしてまとめておきたいJARファイルをすべて登録し終えたら、
設定ページを閉じます。

これで、ユーザー・ライブラリーの登録が完了です。


登録済みのユーザー・ライブラリーは、インポート/エクスポートすることができますので、
別のEclipse環境や別マシンへ移行した際も引き続き活用できますよ。


次回は、登録したユーザー・ライブラリーをプロジェクトのビルド・パスへ
追加する方法についてご紹介します。
お楽しみに!

2010年3月8日の記事では、MyEclipseでWebアプリケーションを開発するプロジェクト
「Webプロジェクト」のご紹介をしました。

 

Webプロジェクトを作成する際には、プロジェクトの名前だけではなく、
開発対象のアプリケーションが準拠すべき「J2EE仕様のバージョン」を選択する
必要がありましたね。

J2EE仕様のバージョンを選択することにより、選択したJ2EE仕様バージョンに相当する
J2EEライブラリー一式がWebプロジェクトへ自動で追加され、プロジェクトの作成直後から
すぐにWebアプリケーション開発に着手できるようになっています。

 

しかし、実際に開発する際には、自動追加されたライブラリーだけでは
不十分なこともあります。

例えば、アプリケーション・サーバによっては、J2EE仕様で定められた機能以外にも、
様々な付加機能を提供している場合がありますので

    アプリケーション・サーバ特有の機能を使って開発したい!!

という場合は、使用する機能ライブラリーを、プロジェクトのビルド(コンパイル)時に
参照できるようにする必要があります。

このように、プロジェクト外部にあるライブラリーをプロジェクトのビルド時に
参照できるようにするためには、「ライブラリーをビルド・パスへ追加」する操作を
行います。

 


では、使用するライブラリーをWebプロジェクトのビルド・パスへ追加する方法について
見ていきましょう。


(1)
「パッケージ・エクスプローラー」ビューでWebプロジェクトを選択し、
右クリックしてコンテキスト・メニューの「ビルドパス」>「外部アーカイブの追加」を
選択します。

add_jar1.png




(2)
「JARの追加」ダイアログが表示されるので、
追加したいJARファイルを選択し、ダイアログを終了します。

以上で、ライブラリーをビルド・パスへ追加する作業は完了です。


「JARの追加」ダイアログが閉じた後、「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで
プロジェクトを参照すると、上記の手順(2)で選択したライブラリーが
「参照ライブラリー」というカテゴリー以下に追加されていることが確認できます。

add_jar2.png


追加したライブラリーが、プロジェクトのビルド(コンパイル)時に参照できるように
なっているのかについても合わせて確認してみましょう。

確認の際は、プロジェクトの「プロパティー」ダイアログで「Javaのビルド・パス」を参照して、
追加したライブラリーが登録されているかをチェックします。


「パッケージ・エクスプローラー」ビューでプロジェクトを選択し、
右クリックしてコンテキスト・メニューの「ビルドパス」>「ビルドパスの構成」を選択します。

「プロパティー」ダイアログが開きますので、「ライブラリー」タブを選択すると、
ビルド・パスには確かに手順(2)で選択したライブラリーが追加されていますね。

add_jar3.png


なお、「プロパティー」ダイアログの「ライブラリー」タブ内の右側にある
「外部JARの追加」ボタンを選択しても、ライブラリーをビルド・パスへ追加できますので
お好みの方法をお使いください。


MyEclipseでカスタムタグのTLDを作成するには?

MyEclipseには、Webアプリケーション開発を容易にするためのスニペット機能があります。
※スニペット機能とは、頻繁に使用するコードを部品として登録しておき、使用したいときに
ドラッグ&ドロップで埋め込めるようにする機能です。詳細は2008年12月10日の記事をご覧ください。

 

MyEclipseでは、JSPタグのスニペットや、Struts/JSFなどのフレームワークで提供しているタグの
スニペットを予めご用意していますが、
 

    よく使うコードを独自タグとして定義して使いたい!!

 

と思われることもあるかもしれません。

そんな時は、カスタムタグを利用します。


カスタムタグの動作についてはJavaのクラスで定義しますが、定義したカスタムタグを
利用するためには、TLD(Tag Library Discriptor)と呼ばれるXMLファイルを
作成する必要があります。

本日は、MyEclipseを使ってTLDファイルを作成する方法についてご紹介します。

 

では、早速TLDファイルの作成手順について見ていきましょう。


TLDファイルを作成する際は、XML(基本テンプレート)ウィザードを使います。

(1)
「パッケージ・エクスプローラー」ビューでWebプロジェクトを選択し、
右クリックしてコンテキスト・メニューから「新規」>「XML(基本テンプレート)」を選択します。

(2)
「新しいXMLファイル」ウィザードが開きます。
ここでは、TLDファイルの格納先ディレクトリを選択します。

TLDファイルの格納先については、JSPの仕様で決められています。
Webプロジェクト内に直接TLDファイルを配置する場合は、WEB-INF以下に
格納する必要がありますのでご注意ください。

ディレクトリを選択したらファイル名を入力します。
デフォルトではxml拡張子が付いていますが、ここでは「tld」拡張子を付けてください。

入力したら「次へ」ボタンをクリックします。

tld1.png

 

(3)
DTDを使う場合は「DTDファイルからXMLファイルを作成」を選択し、
XMLスキーマを使う場合は、「XMLスキーマ・ファイルからXMLファイルを作成」を選択します。
「次へ」ボタンをクリックします。

※ここでは、XMLスキーマを使用してTLDを作成していきますが、
 DTDを使用してTLDを作成する場合も、以下の操作方法は同じになります。

 

(4)
「XMLカタログ・エントリーの選択」をチェックし、下に表示されたスキーマのリストから、
使用するスキーマを選択して、「次へ」ボタンをクリックします。

 

(5)
XMLファイルのルート要素(デフォルトは<taglib>)を確認し、
その他自動生成される内容について確認・編集をした後、「終了」ボタンをクリックします。

tld3.png

 

以上でTLDファイルの作成は完了です。

ウィザードが終了すると、作成したTLDファイルは自動的に
TLD編集専用のエディター「MyEclipseタグ・ライブラリー・エディター」で開きます。

 

tld4.png

 

このエディターは、GUIベースの編集ができる「デザイン」タブと、
XMLコードを直接編集していく「Source」タブの2種類の編集モードを持っており、
お好みのモードでコードを編集できます。

なお、「Source」タブで直接XMLコードを編集する場合は、
コンテンツ・アシスト機能も利用できますので、そちらもご活用ください。

 

2010年3月8日の記事では、MyEclipseが提供するWebアプリケーション開発向けのプロジェクト
Webプロジェクト」の作成方法についてお話しました。

Webプロジェクトは、ウィザードを使ってプロジェクト名やJ2EE仕様を選択するだけで
簡単に作成できましたね。

さらに、Webプロジェクト作成時には、プロジェクト名を入力すると
自動的に「コンテキスト・ルート」が決定することもお話しました。

この「自動的にコンテキスト・ルートが決まる」という機能は便利である一方、
多少問題になることもあります。

例えば、プロジェクト名に長い文字列や、複雑でわかりずらい文字列を指定してしまった場合は、
その文字列がそのままコンテキスト・ルートになってしまうのです。

このコンテキスト・ルートはブラウザからJSPなどへアクセスする際に
指定する必要があるものですので、できればわかりやすい名前をつけた方が
よいですね。

もちろん、Webプロジェクト作成の段階からコンテキスト・ルートに注意しておくにこしたことはないのですが、
もしプロジェクトを作成してしまった後でも、コンテキスト・ルートは簡単に変更ができますので、
ご紹介したいと思います。


(1)
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、Webプロジェクトを選択します。
さらに、右クリックしてコンテキスト・メニューの「プロパティ」を選択します。

(2)
「プロパティ」ダイアログが開きますので、「MyEclipse」>「Web」を選択します。

webproject3.png

(3)
「コンテキスト・ルート」タブを選択して、「Webコンテキスト・ルート」欄に
適切な文字列を入力します。

入力が終わったら、「OK」ボタンをクリックしダイアログを閉じます。


以上で、コンテキスト・ルートの変更は完了です。


この「プロパティ」ダイアログは、コンテキスト・ルートの修正だけでなく
確認したい場合も活用できます。

例えば、他人が作ったWebプロジェクトを自分の環境でも動かす場合、
コンテキスト・ルートが何であるかを正確に把握していないと
ブラウザからJSPなどのファイルへアクセスできなくなりますね。

でも、「プロパティ」ダイアログを使えばコンテキスト・ルートを簡単に確認できますので
是非活用してくださいね!

本日は、MyEclipseが提供する、Webアプリケーション開発向けのプロジェクト
Webプロジェクト」についてご紹介します。

 

JSPやServletを使ったWebアプリケーションを開発する際には、Web アーカイブ (WAR) ファイルを作成します。
このWARファイルの構造はServlet仕様で規定されており、アプリケーションを開発するときには、
仕様に従ってディレクトリやファイルを配置します。

 

Eclipseでの開発では、この配置を手動で行わなければならないのですが、MyEclipseには
これを自動で行うためにプロジェクトが用意されています。それがWebプロジェクトです。

 
MyEclipseでWebプロジェクトを作成すると、WARファイル構造に従ったディレクトリやファイルの
自動生成に加え、ソース・コードを格納する専用フォルダーも作成されます。

 

では、Webプロジェクトの作成方法について見ていきましょう。

Webプロジェクトは、通常のEclipseプロジェクト作成時と同様に
ウィザードを使って作成します。

(1)
まず、Eclipseのメニューから「ファイル」>「新規」>「Webプロジェクト」
を選択します。

(2)
「新規Webプロジェクト」ウィザードが開きます。

ここでは、「プロジェクト名」と作成するアプリケーションの J2EE仕様準拠レベルを選択します。
プロジェクト名に文字列を入力すると、プロジェクト名と同じ文字列が
自動的に「コンテキスト・ルートURL」欄に入力されます。

webproject2-2.png 

※Javaソースを格納する「ソース・フォルダー」の名前や、WAR構造のルート・フォルダーに
 相当する「Webルート・フォルダー」の名前は、あらかじめ入力されています。

(3)
最後に「終了」ボタンをクリックして完了です。


作成したWebプロジェクトのディレクトリ構成を見てみると・・・

webProject1.gif

 Javaソースを格納する「src」、およびWAR構造のルート・フォルダーに相当する「WebRoot」が
生成されています。
「WebRoot」の下にはWARに含めるべきディレクトリー(WEB-INF)やメタデータ(web.xml)が
生成されているのがわかりますね。

Servletを開発する場合は、「src」以下に、そしてJSPの開発をする場合は、
「Webルート・フォルダー」(WebRoot)以下にのソースファイルを格納することになります。

 

今回は、自動入力された「コンテキスト・ルートURL」欄の文字列をそのまま使って
Webプロジェクトを作成しましたが、もちろんコンテキスト・ルートURLを直接指定することも
できます。

その場合は、以下のいずれかの方法で指定してください。

(方法1)
プロジェクト名入力後に、「コンテキスト・ルートURL」欄をクリックし、
自動入力された文字列を修正する

(方法2)
「コンテキスト・ルートURL」欄に文字列を入力してからプロジェクト名を入力する

 

なお、Webプロジェクトを作成すると、サンプルのJSPファイル(index.jsp)も自動作成されます。
これは、「新しく作成したWebプロジェクトがちゃんと動くのか、本格的な開発をする前にちょっと
デプロイして試してみよう」というときに、アクセス対象とするのに使用できます。
不要になったときには削除してください。

 

次回は、一度作ってしまったWebプロジェクトのコンテキスト・ルートURLを
変更する方法についてご紹介します。
お楽しみに!

2010年3月3日の記事の続きです。

前回は、MyEclipseが提供するスタイルシート編集専用のエディター「MyEclipse CSS エディター」の
コンテンツ・アシスト機能」についてご紹介しました。

本日は、作成したCSSソースを整形する「フォーマット機能」についてご紹介します。

 

フォーマット機能といえば、EclipseのJavaエディターには、
Javaソースのインデントや空白、改行の入れ方などを一定のルールの基づいて
整形する機能がありますね。

MyEclipseのCSSエディターでも、Javaソースのフォーマット機能と同様に

    • CSSソースファイルのインデントや空白、改行の入れ方を自動整形する
    • CSSソースセレクタ名やプロパティ名を大文字(または小文字)に変換する

などのフォーマット機能を提供しています。

では、この機能の使い方について見ていきましょう。

(1)
まず、フォーマット対象のCSSファイルを「MyEclipse CSS エディター」で開いておきます。

 

(2)
MyEclipse CSS エディター内で右クリックし、コンテキスト・メニューの「ソース」>「フォーマット」
を選択します。

css_editor4.png

「フォーマット」メニューを実行すると、CSSソースのインデントが揃えられ、
さらには不要な空白や改行も取り除かれます。

css_editor5.png

 

ところで、「フォーマット」メニューを実行した後のCSSソースをよ~く見てみると、
インデントなどはきれいに揃っているものの、セレクタやプロパティの文字部分には
大文字と小文字が混在していて統一感がなく、ちょっと見づらいですね・・・。

CSSソースのセレクタやプロパティの文字部分について、大文字/小文字を統一するためには、
MyEclipse CSS エディター内で右クリックし、
コンテキスト・メニューの「ソース」>「文書のクリーンアップ」を選択します。

css_editor6.png

「クリーンアップ」ダイアログが表示され、セレクタ名やプロパティ名、およびプロパティの値について
大文字/小文字のどちらに統一するかを選択し、「OK」ボタンをクリックしたら完了です。

css_editor7.png

 

いかがでしたでしょうか?

チームで開発において、複数人が作成したCSSをマージしたりする場合、
フォーマットがばらばらになってしまうこともあります。

チーム開発ではコードのフォーマットを統一すべきですが、
もし統一されていなかったとしても、今回ご紹介したフォーマット機能を活用していただくことで、
見やすいCSSに早変わりしますので、是非お試しください。

MyEclipseには、スタイルシート編集専用のエディター「MyEclipse CSS エディター」があります。

このエディターには

  • 入力するCSSタグの入力候補を表示する (コンテンツ・アシスト機能)
  • 作成したCSSソースを整形する (フォーマット機能)

などの機能があり、これらの機能を活用すると、CSSファイルの編集が簡単にできます。

今日は、「MyEclipse CSS エディター」のコンテンツ・アシスト機能をご紹介します。

 

コンテンツ・アシスト機能の使い方は、EclipseのJavaエディターでJavaコードの
入力候補を表示させる場合と全く同じです。

(1)
プロジェクト内に空のCSSファイルを作成します。

(2)
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで作成したCSSファイルを選択してダブルクリックすると、
「MyEclipse CSS エディター」が起動します。

(3)
最初に、MyEclipse CSS エディターでCSSのセレクタやプロパティを入力してみましょう。

何も入力しない状態、もしくはセレクタやプロパティの一部を入力してから
Ctrl+Spaceを押下すると・・・

css_editor1.png

 

入力可能な候補一覧が表示されます。

候補一覧から入力したいものを選択してダブルクリックすると、
セレクタやプロパティが自動的に入力されます。

css_editor2.png

  

次に、プロパティの値を入力してみましょう。
値を入れる箇所にカーソルを持っていき、再びCtrl+Spaceを押下すると、
今度は値に関する入力候補が表示されます。

 

css_editor3.png

 

入力したいものを選択してダブルクリックすると、値が自動的に入力されます。

 

CSSのセレクタやプロパティ、プロパティの値は種類が多く、すべてを覚えるのは難しいものです。
記憶があやふやな状態の場合、本やインターネットで調べてからコードを入力することもあるでしょう。

しかし、今回ご紹介したCSSのコンテンツ・アシスト機能を活用することで、
その手間を多少なりとも省くことができるようになりますので、是非ご活用ください。

 

次回は、MyEclipse CSS エディターで作成したCSSソースを整形する機能
についてご紹介します。
お楽しみに!

2010年2月3日の記事では、Eclipseが用意しているパースペクティブを
カスタマイズ方法についてご紹介しました。


パースペクティブを自分にとって使いやすいレイアウトにカスタマイズできるのは便利なのですが、

    ビューの位置を変更したり、色々なビューを表示させすぎてしまって、
    気付いたら使いづらいレイアウトになってしまった!!

という状況になることもあるかと思います。

        いっそのこと元のレイアウトに戻せればいいんだけれど・・・

と思うこともあるでしょう。


実は、カスタマイズしたパースペクティブは簡単にデフォルト状態のパースペクティブに
戻すことができます。

Eclipseのメニューから「ウィンドウ」>「パースペクティブのリセット」を選択するだけです。

perspective_reset1.png


ただし、一度パースペクティブをリセットしてしまうと、カスタマイズした状態には戻せません。
カスタマイズしたパースペクティブのレイアウトを再現するには、
もう一度始めからやり直す必要があります。

カスタマイズしたパースぺクティブを再度使用することがある場合は、
Eclipseのメニューから「ウィンドウ」>「パースペクティブの別名保管」を選択して、
カスタマイズしたパースペクティブを保存しておき、再利用できるようにしておくとよいでしょう。



Eclipseには様々なビューやエディターなどの機能があり、
その中から必要な機能を「パースペクティブ」という単位でまとめています。
そして、いくつかの用途に応じたパースペクティブもあらかじめ用意しています。

※パースペクティブの用語については2008年12月8日の記事をご覧ください。


Eclipseがどんなパースペクティブが用意しているのかは、
以下の手順で簡単に確認できます。

(1)
Eclipseの右上にある「パースペクティブを開く」アイコンをクリックします。

perspective_custom1.png

(2)
「パースペクティブを開く」アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から
「その他」を選択すると、「パースペクティブを開く」ダイアログが表示されます。

perspective_custom2.png

このダイアログには、Eclipseがあらかじめ用意しているパースペクティブの
一覧が表示されます。

例えば、「Java」パースペクティブというのは、その名の通りJava開発向けのパースペクティブであり、
Java開発に便利なエディターやビューが配置されます。

自分が今行っている開発に合わせて、パースペクティブを切り替えると、
効率よく作業ができるようになるので、うまく活用しましょう。


ところで、Eclipseが用意しているパースペクティブを使用していると、

   ビューやエディターの配置がちょっと不便だなぁ・・・
   もっと別のビューも表示させたいんだけど・・・


と思うこともあるかと思います。

Eclipseのパースペクティブでは、
  • ビューやエディターの位置変更
  • パースペクティブに表示させるビューの追加
などが簡単にできます。

ビューやエディターの位置は、ドラッグ・アンド・ドロップによりすぐに変更できます。

パースペクティブに表示させるビューの追加は、Eclipseメニューの
「ウィンドウ」>「ビューの表示」で追加したいビューを選択するだけです。

perspective_custom3.png


パースペクティブを自分にとって使いやすいレイアウトにカスタマイズすると
Eclipseでの開発がさらに快適になりますので、お試しください。
2009年12月16日の記事では、Eclipse3.4以前のヘルプで
検索範囲を絞り込む方法についてご紹介しました。

そこでは、検索範囲を絞り込む際にダイアログを起動して
検索範囲と名前を決める必要がありましたね。

本日は、Eclipse3.5における、ヘルプ検索範囲の絞り込み方法について
ご紹介します。

Eclipse3.5の場合は、わざわざダイアログを起動をしなくても
簡単に検索範囲を指定することができます。

では、具体的な手順について見ていきましょう。

(1)
Eclipseのメニューから「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択し、Eclipseのヘルプ画面を開きます。

eclipse35_help1.png

左側にはヘルプのトピック(目次)が表示されおり、画面の一番上には検索窓もあります。
見た目はEclipse3.4以前と変わらないように見えますね。

ここで、よ~くアイコン欄を見てみると・・・

eclipse35_help2.png

見慣れないアイコンがありました!

このアイコンは、Eclipse3.5で追加されたものです。
このアイコンを使うと、Eclipse3.4以前で使っていた検索範囲を決めるための
ダイアログを使わずに、検索したい範囲を絞りこむことができるのです。

(2)
まず、ヘルプのトピック(目次)から検索範囲を選択(クリック)します。

(3)
検索範囲のトピックを決めたら、「Search selected topic and all subtopics」の
アイコンをクリックします。

(4)
アイコンをクリックすると、検索キーワードを入力するダイアログが表示されるので、
キーワードを入力して「OK」ボタンをクリックすれば、検索が実行されます。

eclipse35_help3.png


いかがでしょうか?
Eclipse3.4以前の検索手順に比べて、簡単に検索ができるようになりましたね。

ただし、ヘルプのトピックを選択する際に、複数のトピックを同時に選択して
検索することはできませんのでご注意ください。


2010年1月21日の記事では、MyEclipseが用意しているJSPテンプレートを
カスタマイズする方法をご紹介しました。

実は、カスタマイズしたJSPテンプレートを利用できるのは、
現在使用中のワークスペース内のみです。

せっかくカスタマイズをしても、別ワークスペースで利用できないのは
ちょっと困ってしまいますね。

でも、テンプレートをエクスポートしておき、別のワークスペースでインポートすれば、
現在使用中のワークスペース以外でも利用できます。
今日は、その方法をご紹介します。


テンプレートをインポート/エクスポートする操作は、テンプレートをカスタマイズする場合と同様に
Eclipse設定画面のテンプレートページで行います。


template_customize5.PNG




【エクスポート手順】
(1)
Eclipse設定画面のテンプレートページを開きます。
エクスポートしたいテンプレートをリストから選択し、
「エクスポート」ボタンをクリックします。

(2)
次に、カスタマイズしたテンプレートの格納先ディレクトリとファイル名を決めます。
(テンプレートはXML形式で保存されます。)

以上でテンプレートのエクスポートは完了です。


※なお、テンプレートのリストで複数選択してから「エクスポート」ボタンをクリックすると、
 複数のテンプレートを一括でエクスポートできます。


【インポート手順】
(1)
エクスポートを行ったワークスペースとは別のワークスペースを開きます。
Eclipse設定画面のテンプレートページを開き、
「インポート」ボタンをクリックします。

(2)
エクスポートしておいたテンプレートファイル(XMLファイル)の場所を
選択したら完了です。


カスタマイズしたテンプレートをインポート/エクスポートすると、
チーム内でも共有できるようになります。
ぜひ活用してくださいね。

2010年1月21日の記事では、MyEclipseが用意しているJSPテンプレートを
カスタマイズする方法をご紹介しました。

前回の記事を読まれた方で
 
 MyEclipseのオリジナルのテンプレートを変更しちゃってもいいの?
 カスタマイズしても、元にもどせるのかなぁ・・・


と、ちょっと心配に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

MyEclipseでは、テンプレートをどんなにカスタマイズしても、
すぐにオリジナルのテンプレートに戻すことができますので、ご安心ください。

オリジナルのテンプレートに戻す場合は、前回ご紹介したEclipseの設定画面の
テンプレートを編集したページで行います。

template_customize4.PNG

オリジナルのテンプレートに戻したいテンプレート名をリストの中から選択し、
リストの右側にある「デフォルトに戻す」ボタンをクリックします。
最後に「OK」ボタンで設定画面を閉じましょう。

※なお、設定画面の下側にある「デフォルトの復元」をクリックしてしまうと、
 すべてのテンプレートが一括でデフォルトに戻ってしまいますので、注意しましょう。




2010年1月18日の記事では、MyEclipseの「JSP(基本テンプレート)」ウィザードを使って、
MyEclipseが用意しているJSPテンプレートを選択して簡単にJSPを作成する方法をご紹介しました。

今回は、MyEclipseが用意しているJSPテンプレートをカスタマイズする方法を
ご紹介します。

JSPテンプレートをカスタマイズしておき、JSP(基本テンプレート)ウィザードでそれを選択すると、
開発者の意図に沿ったJSPファイルが作成されます。
開発者は、より一層ロジック部分の開発に専念できますね。


JSPテンプレートのカスタマイズは、設定画面で行います。

(1)
Eclipseメニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択します。
設定画面では「MyEclipse Enterprise Workbench」>「ファイルおよびエディター」>「JSP」>「JSPテンプレート」を選択します。

(2)
テンプレート画面には、あらかじめMyEclipseが用意しているテンプレートのリストが
表示されています。

template_customize1.PNG

テンプレートの種類は様々で、JSPのコード断片であったり、JSPファイル全体であったりします。
JSP作成時に選択できるテンプレートは、「コンテキスト」欄が「New JSP」となっているものです。
ここでは、名前が「New JSP File(html)」というJSP新規作成時に使用するテンプレートを
カスタマイズしましょう。

カスタマイズしたいテンプレートをリストから選択し、「編集」ボタンを選択します。

(3)
「テンプレートの編集」ダイアログが開くので、「パターン」欄に表示されている
オリジナルのコードを編集します。

template_customize2.PNG

オリジナルのコードにはスタイルシートを読み込むコードが入っていないので、
追加してみます。

編集が終わったら、「OK」ボタンをクリックし、さらに「終了」ボタンをクリックして
設定画面を閉じます。


以上で、テンプレートのカスタマイズは完了です。


実際に「JSP(基本テンプレート)」ウィザードを起動し、今カスタマイズした
テンプレートを使ってJSPを作成してみると・・・

template_customize3.PNG

確かにスタイルシートを読み込むコードが挿入されていますね。


なお、(2)のテンプレート画面には、「編集」ボタンの上に「新規」ボタンもありますので、
オリジナルのテンプレートを新規に登録することもできます。

テンプレートをカスタマイズしたり、新しいテンプレートを追加すると、
自動で作成できるJSPページの幅が広がりますので、是非活用してくださいね。



2010年1月8日の記事では、MyEclipseの「JSP(拡張テンプレート)」というウィザードを使って
簡単にJSPを作成する方法をご紹介しました。

 

実は、MyEclipseにはもうひとつJSP作成用のウィザードがあります。
今日は、このもうひとつのJSPウィザードである「JSP(基本テンプレート)」ウィザード
についてご紹介します。

早速、ウィザードの起動方法を見ていきましょう。

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「新規」>「その他」を選択します。
ウィザードを選択するページで「MyEclipse」>「Web」>「JSP(基本テンプレート)」を選択し、次のページへ進みます。

jsp_stdwizard1.png


(2)
JSPファイルの格納先を選択して、ファイル名を入力したら次のページへ進みます。

(3)
JSPテンプレートの選択画面が表示されます。
「JSPテンプレートの使用」にチェックを入れると、MyEclipseが用意している
複数のJSPテンプレートを利用してJSPを作成できます。

jsp_stdwizard2.png


(4)
リストの中から使用するテンプレートを選択し、「終了」ボタンをクリックすれば完了です。

 

ここで、

 前回のJSP(拡張テンプレート)と何が違うの?

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

テンプレートを使用するときには、

 今回開発するWebサイトのデザインに沿ったテンプレートにカスタマイズしてから使いたい!

という場合があります。

そのため、MyEclipseではあらかじめ用意されているテンプレートをカスタマイズすることが
できるようになっています。

このカスタマイズしたテンプレートを使用するときに、JSP(基本テンプレート)を使用します。
(JSP(拡張テンプレート)で使用するテンプレートは、残念ながらカスタマイズができません。)

 

テンプレートをどのようにカスタマイズするかについては、また次回ご紹介します。

今日は、MyEclipseを使って簡単にJSPファイルを作成する方法についてご紹介します。

Eclipseのみを使用している場合には、まず空のJSPファイルを作成します。
これは、Eclipseメニューから「ファイル」>「新規」>「ファイル」を選択し、
ファイル名に対して拡張子.jspを付加します。
その後、このファイルにJSPやHTMLのコードを一から打ち込んでいきます。

MyEclipseでは、JSPファイル作成専用のウィザードと、
複数のJSPコードのテンプレートを用意していますので、
これらを使用すると、簡単にJSPファイルを作成することができます。
さらに、お決まりのJSPやHTMLのコードが自動生成されるので、
JSPファイル作成後は、すぐにロジック部分の開発に着手できます。

具体的には、以下の手順でJSPファイルを作成します。

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「新規」>「JSP(拡張テンプレート)」を選択します。

jsp_template1.png

(2)
JSPファイルの格納先ディレクトリとファイル名を指定します。
さらに、MyEclipseが用意している複数のJSPテンプレートから、使用したいテンプレートを選択し、
「終了」ボタンをクリックしたら完了です。

jsp_template2.png


作成されたJSPファイルを見てみましょう。

jsp_template3.png


(2)で選択した「デフォルトJSPテンプレート」は、MyEclipseで基本となるJSPテンプレートで、
Pageディレクティブ、<HTML><head><body>などのブラウザ表示に必要なHTMLタグが
あらかじめ挿入された状態でJSPファイルが作成されています。

MyEclipseは、このほかにも複数のJSPテンプレートを用意しており、その数は
全部で9種類です。

StrutsやJSFなどのフレームワーク開発時に有効なテンプレートも用意していますので、
ご自分の開発にあったテンプレートを選択してJSPファイルを作成しましょう。


ところで、JSPファイルを作成する際に

  • MyEclipseが用意したJSPテンプレートをカスタマイズして使いたいなぁ・・・
  • 全く新しいJSPテンプレートを自分で作成して、それを利用したいんだけど・・・
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

テンプレートのカスタマイズや、オリジナルテンプレートの作成については
次回以降にご紹介していきますので、お楽しみに!!


Antのbuild.xmlをEclipseから自動生成するには?

2009年12月11日の記事に引き続き、本日もAntに関連したお話をします。

前回は、build.xmlを自分で用意してからAntを実行しましたが、
実は、Eclipseには自動でbuild.xmlを生成する機能がありますのでご紹介したいと思います。

Javaプロジェクトの「プロパティ」ダイアログで設定してある

  • Javaソース格納先フォルダ
  • クラスファイル格納先フォルダ
  • コンパイラー準拠レベル
  • クラスパスの設定
などの情報をもとにして、build.xmlが自動生成されるのです。


実際にbuild.xmlを自動生成させてみましょう。

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「エクスポート」を選択します。

(2)
「エクスポート」ダイアログが表示されるので、「一般」>「Antビルド・ファイル」を選択し、
次のページへ進みます。

export_ant1.png

(3)
ビルド対象のJavaプロジェクトを選択し、さらに、
ビルド・ファイルの名前が「build.xml」となっていることを確認したら、
「終了」ボタンをクリックします。

export_ant2.png

これで、build.xmlの自動生成が完了しました。

「パッケージ・エクスプローラー」ビューを見ると、上記手順の(3)で選択したプロジェクト内に
build.xmlが追加されているのがわかりますね。

export_ant3.png


では、自動生成されたファイルの中身を見てみましょう。
生成されたbuild.xmlをダブルクリックして開いてみると・・・

export_ant4.png


コードの量がたくさんで、一瞬びっくりしてしまうかもしれませんね。

Antでは、一連の処理のまとまり(ターゲットと呼びます)を定義しておき、
そのターゲットに対してAntを実行します。

「アウトライン」ビューを見ると、Javaソースをコンパイルするターゲットだけでなく、
初期化処理をするターゲットや、コンパイル結果をクリーンにするターゲットなど、
様々なターゲットが自動生成されているのがわかります。

自動生成されたbuild.xmlをそのまま使ってもよいのですが、
一度、内容を確認し、自分にとって必要な処理と不要な処理とを切り分けてから、
すっきりとした読みやすいbuild.xmlへとカスタマイズするのがよいかと思います。


2009年のブログ発信は本日でおわりです。
1年間お付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続き「MyEclipseブログ」をよろしくお願いします。

それでは、よいお年をお迎え下さい。

Eclipseで操作方法がわからなくなった場合、「Eclipseのヘルプ」を見ることがあるかと思います。

Eclipseのヘルプ機能はとても充実しており、ヘルプを見ると

    たくさんあるEclipseの設定項目の各項目にどんな値を入れればいいのか?
    チェックボックスにチェックを入れるとどうなるのか?

などの情報がわかります。

Eclipseのヘルプ画面は、メニューから「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択することで
別画面として開きます。

eclipse_help1.png


左側にはヘルプのトピック(目次)が表示されています。
画面の一番上には検索窓があり、ここに検索キーワードを入力して検索を実行すると、
ヘルプのすべてのトピックに対して検索が実行されます。

検索結果が少なければ、通常の検索でも問題にならないのですが、
膨大な数になってしまった場合は、それら一つ一つを確認するのも一苦労ですね。
当然、「トピックを絞って検索をしたい!!」と思うでしょう。

Eclipseのヘルプ検索でも、検索範囲の絞り込みができますので、ご紹介します。
 ※今回ご紹介する方法はEclipse3.4以前をベースとしています。

検索窓の右側には「検索スコープ」というリンクがあります。
デフォルトは「すべてのトピック」となっていますが、このリンクをクリックすることで
範囲を変えることができるのです。

リンクをクリックすると、「検索範囲の選択」ダイアログが開きます。
ここで、「次のトピックだけを検索」をチェックし、「新規」ボタンをクリックします。

eclipse_help2.png



すると、「新規検索リスト」ダイアログが表示されます。ここでは、検索範囲となるトピックを選択します。
検索範囲を決め、チェックをいれたら、名前をつけて、すべてのダイアログを閉じます。

eclipse_help3.png


今回は、スコープの名前を「scope1」とし、「Workbench User Guide」のトピックに限定して
検索をするように設定しました。

検索範囲の設定が終わったら、もう一度「検索スコープ」リンクの隣に「scope1」と
表示されていることを確認しましょう。

eclipse_help4.png


この状態で、検索窓にキーワードを入力して検索を行うと、
「Workbench User Guide」トピック以下のヘルプコンテンツに対して
検索が実行されるのです。

ところで、

    検索範囲を色々決めることができるのはわかったけど、ダイアログを起動して
  いちいち検索範囲と名前を決めるのはちょっと面倒だなぁ・・・

と思うかもしれませんね。

実は、Eclipse3.5ではもっと楽に検索範囲を絞り込むことができるのです。
これについては、また別の機会にご紹介します。

EclipseからAntを実行するには?

本日は、EclipseからAntを実行する方法についてお話します。

AntはThe Apache Software FoundationのAntプロジェクトが開発している、
オープンソースのJavaベースのビルドツールです。
http://ant.apache.org

JavaソースのコンパイルやJARファイルの作成などの処理を
build.xmlという名前のXMLファイルに記述し(これをビルドファイルと呼びます)、
コマンドプロンプトからantコマンドを実行します。

一方、EclipseでJava開発を行う際は、JDTに含まれるEclipseコンパイラを使って
コンパイルします。
※詳細については、2009年6月22日の記事をご覧ください。

でも、

Eclipseでコンパイルする際にも、動作環境に合ったJDKを使って
コンパイルしたい!!


と思うこともあるかもしれませんね。

その場合は、ビルドファイルを作成しておき、EclipseからAntを実行するとよいでしょう。


では、具体的な操作の流れを見ていきましょう。

(0)
Eclipseはデフォルトで自動的にコンパイルする設定になっています。コンパイル時には
Eclipseコンパイラが使用されます。
Antを使用するためには、Eclipseメニューから「プロジェクト」>「自動的にビルド」を選択し、
チェックマークを外すことで、手動コンパイルに切り替えます。

(1)
まず、ビルドファイルを作成します。
ビルドファイルはXML形式とする必要があるので、Eclipseメニューから
「ファイル」>「新規」>「ファイル」を選択します。

「新規ファイル」ダイアログでは、build.xmlを格納するJavaプロジェクトを選択し、
名前欄には「build.xml」と入力して、ダイアログを終了します。

ant1.png

その後、作成されたbuild.xmlへ具体的な処理を記述します。

(2)
build.xmlの編集が完了したら、「パッケージ・エクスプローラー」ビューでbuild.xmlを選択し、
右クリックしてコンテキスト・メニューから「実行」>「Antビルド」を選択して、Antを実行します。

ant4.png

Antによるビルド結果は「コンソール」ビューに表示されます。
「BUILD SUCCESSFUL」と表示されているので、ビルドは成功したようです。

ant5.png


いかがでしたか?

今回はbuild.xmlを自分で用意しましたが、実はEclipseを使って
自動でbuild.xmlファイルを生成させることもできます。

その方法については次回以降にご紹介したいと思います。お楽しみに!!
本日は、Eclipse3.5(Galileo)の新機能についてご紹介したいと思います。

Eclipseを起動したときに、下図のような「ワークスペースの選択」ダイアログを
一度は目にされたことがあるかと思います。

prompt_workspace1.png

このダイアログでは、最近開いたワークスペースのリスト(デフォルトで5件)が表示されます。


Eclipse3.4までは、このリスト表示件数を設定画面で変更することができませんでしたが、
Eclipse3.5では、設定画面で簡単に変更できるようになりました。


複数のワークスペース間の切り替えを頻繁に行う場合、リストに表示されないワークスペースを
指定することも多くなります。その時

  • 「参照」ボタンを使ってディレクトリ指定する
  • 直接ワークスペースのパスを入力する
という操作が必要でした。

でも、Eclipse3.5では設定画面でリストの表示件数を簡単に増やすことができますので、
今までよりワークスペースの切り替えがとても楽になりますね。


では、実際に「設定」画面を見ていきましょう。

Eclipseメニューから「ウィンドウ」>「設定」>「一般」>「開始およびシャットダウン」>「ワークスペース」
を選択します。

ここでは

  • 起動時に「ワークスペースの選択」ダイアログを表示させるかどうか
  • ダイアログで表示する使用ワークスペースの履歴数
を設定することができます。

prompt_workspace2.png

※上記の設定ページで指定できる履歴数の範囲は「5~99」となります。

設定をカスタマイズしたら「OK」ボタンを選択し、設定を保存しておきましょう。


「ワークスペース」設定画面では、現在保持しているワークスペース履歴も表示されています。
起動時の「ワークスペースの選択」ダイアログの履歴リストに表示させる数を少なくしたいときは、
この設定画面の履歴の中から使用しないワークスペースを削除しておくことで、
Eclipse起動時のリストに含まれないようになります。

なお、Eclipse3.4までのワークスペースの設定については、2009年2月13日の記事でも
ご紹介していますので、合わせてご覧ください。


Eclipse 3.6のコードネームはHelios(ヘリオス)

Eclipseは、およそ年に1回メジャーバージョンがリリースされます。
2009年の6月にリリースされたのが、Eclipse3.5(Galileo)です。
そして、2010年の6月にはEclipse3.6がリリースされる予定です。
http://wiki.eclipse.org/Helios_Simultaneous_Release


ところで、2009年3月12日の記事ではEclipseがバージョン毎にコードネームを持っている
というお話をしましたが、Eclipse3.6のコードネームは『Helios(ヘリオス)』になることが
既に決まっています。

Eclipse3.2から3.5まではすべて木星の衛星に関連した名前でしたので、
3.6も同じルールで決まるだろうと思っていた方も多いでしょう。
ところが、今回はコードネーム決定の際に、今まで以上に白熱した議論が行われており、
従来までの「木星の衛星に関連した名前」というルールは適用されなかったようです。

Ecliipse3.6のコードネームを決めるにあたって、投票を2回行っていることからも
名前付けが大変だったことが想像できますね。

従来までの「木星の衛星に関連した名前」というルールを適用すると
  • 名前の候補が非常に少なくなってしまう
  • 発音しづらいものが多数ある
という理由から、「木星」の衛星に限定する必要があるの?という疑問があがっていたこともあり、
1回目の投票では、
  •  木星その他の衛星
  •  アルファベット順(Galileoの次なので頭文字がHであるもの)
の両方を満たす名前が候補として挙げられ、1番人気は「Himalia(ヒマリア:木星の衛星)」でした。
http://www.doodle.com/7vxa2bzzcydtmyvq

しかし、これら1回目の投票結果について納得できない方が多かったため、
そもそものコードネームの名付けルールについてどうすべきかをもう一度意見しあう
スレッドが立てられました。
https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=271054

そこでは、

  • スペルが簡単、発音しやすいなどのマーケティング的要素を優先すべき
  • Galileoが科学者の名前なので、コードネームの名付けルールを「衛星」から「科学者」へシフトする
  • 「アルファベット順」でHを頭文字としたコードネームとする。
などの意見が出され、具体的な候補として、衛星(Hydra)や科学者の名前(Hawking)、
ギリシャ神話の神の名前(Janus)などが挙げられました。

商標やイメージの問題で候補から落ちたものを除き、最終的に絞られた21個の候補を対象にして、
2回目の投票が行われました。

科学者名であり、彗星の名前としても知られる「Halley」の人気も高かったのですが、
最終的には、「Helios」(ヘリオス:ギリシャ神話の太陽神)が選ばれました。
http://www.doodle.com/fqkqrc6nqzfby7ni

2009年11月25日の記事では、MyEclipseで使用する設定でエクスポート可能なものを
リストアップしてご紹介しました。
今回はその中でも「XMLカタログ」について取り上げたいと思います。


2009年1月15日の記事でご紹介しましたが、
MyEclipseには、あらかじめ様々なDTDやXML schemaのXMLカタログを用意してあります。
また、開発者にとって必要なXMLカタログを追加登録することもできました。

登録しておいたXMLカタログを
    別のワークスペースや別のEclipse環境でも使いまわしたいなぁ
と思われることもあるでしょう。

MyEclpiseでは、ご自分で登録しておいたXMLカタログのインポート/エクスポートが可能であり、
新しいワークスペースで作業する際に、改めてXMLカタログの設定を登録する必要はありません。


では、具体的な手順について見ていきましょう。

【XMLカタログのエクスポート】

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「エクスポート」を選択し、「XML」>「XMLカタログ」を選択します。

export_xmlcatalog1.png

(2)
次のページへすすみ、エクスポートしたXMLカタログの保存先を選択します。

エクスポートのダイアログでは、XMLカタログのエクスポート先として、
現在作業中のワークスペース内にあるプロジェクトを選択する必要があります。

プロジェクトを選択した後は、ファイル名に「.xmlcatalog」と入力します。

export_xmlcatalog2.png

※「.xmlcatalog」と異なるファイル名にしてしまうと、XMLカタログのインポートができませんので、
   ご注意ください。

指定したら、「終了」ボタンを選択します。
これで、XMLカタログのエクスポートが完了です。


次に、エクスポートしたXMLカタログを別ワークスペースへインポートしてみましょう。

【XMLカタログのインポート】

(1)
Eclipseメニューから「ファイル」>「インポート」を選択し、「XML」>「XMLカタログ」を選択します。

(2)
次のページへすすみ、「XMLカタログ・ファイルの指定」ダイアログで
XMLカタログ・ファイルの保存先プロジェクトを選択します。

import_xmlcatalog1.png

その後に「ファイルのインポート」ボタンをクリックします。

(3)
「インポート」ダイアログが表示されるので、エクスポートしてある「.xmlcatalog」ファイルの
格納場所を選択します。

import_xmlcatalog2.png

指定したら、「終了」ボタンを選択し、「インポート」ダイアログを閉じます。

(4)
再び「XMLカタログ・ファイルの指定」ダイアログが表示されるので、(2)で指定したプロジェクト内に
「.xmlcatalog」ファイルが追加されていることを確認し、「.xmlcatalog」ファイルを選択してから
「終了」ボタンを選択します。

これで、XMLカタログのインポートが完了です。


ところで、ここまでの手順をみてきて
  XMLカタログは他のEclipse設定と同じように、任意のファイルシステムに
  エクスポートできないの??

と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、XMLカタログは
    作業中のワークスペース内にあるプロジェクトだけではなく
    任意のファイルシステムにエクスポート可能

です。

任意のファイルシステムにエクスポートする方法については、次回以降にご紹介します。
お楽しみに!


MyEclipseの設定を別の環境へ移行するには?

これまで、さまざまなEclipseやMyEclipseの設定方法をご紹介してきましたが、
設定の有効範囲、というのはご存知でしょうか?

答えは、「ワークスペース内」です。

すなわち、あるワークスペースを使用するときにいろいろな設定を行ったとしても、
別のワークスペースを使用するときには、設定をまた一からやり直す必要があるのです。

でも、それだと

 ワークスペースが変わるごとに、細かな設定をいちいちやり直すのは面倒だなあ

と思ってしまいますよね?

そのようなときのために、EclipseおよびMyEclipseでは、

 設定をエクスポート/インポートする機能

を備えています。

これまでにも、何回かに渡ってEclipseの設定をエクスポートする方法を
ご紹介してきました(2009年9月9日の記事2009年9月17日の記事)が、
今回は、MyEclipseで使用する設定や情報の中で、エクスポート可能なものをご紹介します。


まず、MyEclipseを起動して、「エクスポート」ダイアログを開いて見てみましょう。

myeclipse_export1.png

2009年9月9日の記事でご紹介した素のEclipse環境で表示される
「エクスポート」ダイアログに比べて

  • J2EE
  • JavaScript
  • XML
  • データベース
という項目が増えていますね。

それぞれの項目について、簡単に説明します。

【J2EE】
MyEclipseで開発したJavaEEアプリケーションを、EAR/WAR形式でエクスポートします。

  • EARファイル
 MyEclipseのエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトをEARファイルとして
 ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

  • WARファイル
 MyEclipseのWebプロジェクトをWARファイルとしてローカル・ファイル・システムに
 エクスポートします。

【JavaScript】
MyEclipseで開発したJavaScriptソース・コードに埋め込まれたコメントを元に
HTML形式のJavaScript APIドキュメントを作成してローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

※ただし、実際のところJsdocのエクスポート機能は以下の事象に該当するため使用できません。
  詳細は、Eclipse Bugzillaの下記ページをご覧ください。
  https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=266947

【XML】
自分で作成し登録しておいた「XMLカタログ」をローカル・ファイル・システムに
エクスポートします。

【データベース】
データベースを使ったアプリケーション開発時に必要なデータベースへの接続情報
(接続 URL、ユーザ名、パスワード、使用する JDBC ドライバーなど)を
ローカル・ファイル・システムにエクスポートします。

※データベースへの接続情報のインポート/エクスポートに関する詳細は
   データベース接続ドライバー構成のエクスポート/インポート
   をご覧ください。


この中でも、「XMLカタログ」のインポート/エクスポートを行う際は
いくつか注意点がありますので、次回の記事でご紹介したいと思います。

 

EclipseのJava検索機能を使ってみよう その2

2009年11月13日の記事に引き続き、EclipseのJava検索機能についてご紹介します。

「Java検索」機能を使うと、単に検索したい文字列を入力するだけではなく、
Java要素(型、パッケージ、フィールド、メソッド、コンストラクター)を指定でき、
Javaの文法を意識した検索対象の絞り込みができましたね。

今日は、検索するJava要素の出現箇所を絞り込む方法についてご紹介します。


出現箇所の絞り込みも、「Java検索」のダイアログで指定します。

java_search4.png

検索対象(上図では「メソッド」)の右側には「制限」という欄があります。
「メソッド」を検索する場合は

  • すべての出現箇所
  • 宣言
  • 参照
の3種類から、検索対象を絞り込むことができます。


例えば、メソッド名が"test"である箇所を検索する場合ですと

  • すべての出現箇所 ⇒メソッド"test"の宣言・参照箇所すべて抽出する
  • 宣言          ⇒メソッド"test"を宣言している箇所のみ抽出する
  • 参照               ⇒メソッド"test"を参照している箇所のみ抽出する
のように「制限」をチェックすることで、検索対象を絞り込むことができるのです。

なお、検索の種類として「タイプ」または「フィールド」を選択した場合は、
制限の種類として「すべての出現箇所」「宣言」「参照」の他に

  • 実装         (「タイプ」選択時)
  • 一致ロケーション  (「タイプ」選択時)
  • 読み取りアクセス  (「フィールド」選択時)
  • 書き取りアクセス  (「フィールド」選択時)
も選択できます。

特に、検索の種類を「タイプ」とした場合は、「一致ロケーション」を使って
より細かな検索対象の絞り込みができます。

ここでは、"Test"という型の出現箇所を検索する場合について考えてみましょう。

制限として「参照」にチェックを入れて検索を行うと、
「Testクラスのインスタンス生成箇所」や「メソッドの引数としてTestクラスが指定されている箇所」など、
すべての参照箇所が検索結果として抽出されてしまいます。

もし、検索したい対象が「インスタンス生成箇所」だと明確に決まっている場合は、
「一致ロケーション」による絞り込みが有効です。

「一致ロケーション」の右側には「0/14選択済み」というリンクがありますので、
そこをクリックしてみましょう。

java_search5.png

「一致ロケーションの選択」ダイアログが開き、より細かい検索項目のリストが
表示されます。

今回はインスタンス生成箇所を知りたいので「クラス・インスタンス作成」にチェックを入れて
検索を実施します。

Java検索では、下図のような"Test"クラスのインスタンス生成箇所が抽出されます。

java_search6.png


このように、Java検索機能を使うと検索項目やその出現箇所を細かく指定できるので、
開発者が本当に検索したい箇所を抽出するのにとても便利です。

しかし、その反面、設定項目が多くなり、ちょっとした検索をしたい時に
思わず躊躇してしまうこともあるかもしれません。

そのような場合も見越してか、Eclipseには、「編集中のファイルだけから検索をする」など
気軽に使える検索機能も用意しています。

それらについては、次回以降でご紹介します。
お楽しみに!


MyEclipseでStruts開発をするには?

EclipseでStrutsフレームワークを利用したアプリケーション開発をする場合、
開発を始める前に、どのようなプロジェクトセットアップ作業をしていますか?

ほとんどの方はおそらく、
  • 開発時に使用するStrutsライブラリーをあらかじめ入手しておく
  • Eclipseのプロジェクトを作成する
  • プロジェクトのビルドパスにStrutsライブラリーを追加する
という作業をしますね。

さらに、Strutsで開発をする際は「struts-config.xml」という構成ファイルを
必ず用意する必要がありますので、プロジェクト内にこの構成ファイルを作成する作業も
加わってきます。

これら一つ一つの作業は手間のかかるものではありません。
しかし、作業を確実にこなさないとトラブルの原因になります。

作業を間違えて何度も何度もやり直したり、作業に慣れてしまってルーチンワークの
ようになってくると、簡単な作業であっても「何か面倒だな」と感じてしまうことも
あるかと思います。


MyEclipseでは、これらの作業を自動で行ってくれる機能があります。

Struts1.1、1.2、1.3のライブラリーを同梱しているので、開発者自らが
Strutsのライブラリーをダウンロードして用意しておく必要がありません。

さらに、Strutsライブラリーの追加やstruts-config.xmlの作成も
自動で行ってくれるのです。

では、MyEclipseでStruts開発を行う手順について簡単にご紹介します。

(1)
MyEclipseのWebアプリケーション開発用プロジェクト(Webプロジェクト)を作成します。

(2)
(1)で作成したプロジェクトを「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで選択し、
コンテキスト・メニューからStruts機能を追加します。

(3)
Struts機能追加用のウィザードが起動しますので、使用するStrutsのバージョンを選択して
ウィザードを終了します。

struts_wizard.png

以上で完了です。


Struts機能を追加する前と後のWebプロジェクトの中身を見比べてみましょう。

【Struts機能追加前】

before_addstruts.png

【Struts機能追加後】

after_addstruts.png

プロジェクトにStrutsのライブラリー一式とstruts-config.xmlファイルが
自動追加されているのがわかりますね。

さらには、Strutsアプリケーションで日本語メッセージを表示させたい場合や、
ボタン名として日本語を使いたいときに使用する「メッセージリソースファイル」
(ApplicationResources.properties)も追加されています。


MyEclipseには、このようなライブラリー追加やファイル追加のほかにも
Struts開発を容易にする様々な機能を取り揃えています。

それらについては、順次ご紹介していきたいと思います。


なお、MyEclipseのStrutsサポート機能について、詳しく知りたい方は
Strutsサポートの機能紹介ページ
をご覧ください。

EclipseのJava検索機能を使ってみよう

2009年11月11日の記事に引き続き、Eclipseの検索機能についてご紹介します。

今日は、Javaコード内の検索に特化した検索機能「Java検索」について
取り上げたいと思います。


Eclipseの「Java検索」機能を使うと、Javaの文法を意識した検索対象の
絞り込みができます。

具体的には
  • メソッドのみを検索する
  • 宣言位置を検索する
  • 参照箇所をすべて探し出す
などができるのです。


Java検索機能を使用するには、メニューから「検索」>「Java」を選択するか、
ツールバーにある「検索」アイコンをクリックします。

java_search1.png

※現在開いているファイルの種類によっては、メニューから「検索」を選択した時に表示される
 リスト内に「Java」がない場合もあります。その時は、リストから「検索」を選択してください。


「検索」ダイアログ内には「Java検索」というタブがあります。

java_search2.png

Java検索では、単に検索したい文字列を入力するだけではなく、
Java要素(型、パッケージ、フィールド、メソッド、コンストラクター)を指定して、
開発者の意図に沿った細かい検索ができます。


例えば、メソッド名が"test"の箇所を検索したい場合を考えてみましょう。

前回紹介した検索ダイアログを使って"test"という文字列を検索すると、
単純に"test"という文字列が書かれている箇所すべてがヒットします。

でも、今知りたいのはJavaのメソッド名として"test"が使われている箇所です。

この場合、Java検索を使うと、「検索」の種類として「メソッド」を選択することで、
"test"メソッドがソース内のどこにあるのかがわかります。


検索結果は、「検索」ビューにまとめて表示されます。

java_search3.png

「検索」ビューの左側にある下矢印と上矢印のアイコンをクリックすると、
Javaソース内の検索にマッチした箇所へジャンプしてくれます。


このJava検索機能では、検索対象とするJava要素の出現箇所すべてを検索するだけではなく、
出現箇所での役割(宣言なのか、参照されているのかなど)での絞り込みも可能です。

それらについては、次回以降でご紹介します。
お楽しみに!


Eclipseの検索機能を使ってみよう

EclipseやMyEclipseのエディターを使用してプログラムを開発するとき、
検索機能は必須ですね。

特にチームで開発する場合は、他人の書いたコードを読む機会もありますので、
膨大なソースから必要な情報を得るために検索機能を使うことになります。

Eclipseの検索機能には、他のエディターと同様の機能に加え、ちょっと特殊な検索もできます。
これから何回かに分けて、検索機能をご紹介したいと思います。


Eclipseの検索機能を使用する場合は、検索対象とするファイルをEclipse内で開いたうえで、
メニューから「編集」>「検索/置換」を選択するか、Ctrl + F キーを押します。

eclipse_search1.png


「検索/置換」ダイアログが開いたら、検索したいキーワードを入力して検索を実行します。
一般的なエディターと同様に、検索だけでなく置換もできます。


この「検索/置換」ダイアログでは、正規表現を使った検索もできます。

オプションで「正規表現」にチェックを入れ、「検索」ボックス内をクリックすると、
ボックスの左上に小さな電球のマークがつきます。
そのまま Ctrl+スペース を実行すると、正規表現として使用できるリストが表示されます。

eclipse_search2.png

この「正規表現のコンテンツ・アシスト」を使うと、自分で正規表現を入力する手間が省けるだけでなく、
具体的に正規表現を使ってどのように指定すれば良いかの例が表示されるので便利ですね。


今日は基本的な検索方法でしたが、次回以降ではJavaコード内の検索に特化した
検索機能をご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!



今日は、Javaの言語仕様の話です。

 

Javaの言語仕様では、クラス名、メソッド名、変数名などの識別子(identifier)は、

「Unicodeの文字列」であると定義されています。

 

すなわち、クラス名、メソッド名、変数名に日本語を使用することができるのです。

 

例えば、以下の処理の出力結果は、正しい値である「 1 」となります。


identifier-in-japanese.png

 

できれば実際に書いてみてください。「へえ~~~」となること請け合いです。

プログラムが日本語で書ける、というのは大変興味深いですね。

 

ただし、Unicodeの範囲であっても実際には使用できない文字(例えば読点「、」など)が

ありますので注意が必要です。

 

このような事情を知らない人がプログラムを見ると、強い違和感を感じることがあるようですので、

実務では日本語を使用しない方がよいでしょう。

 

※Java言語仕様における識別子の詳細は、
http://java.sun.com/docs/books/jls/third_edition/html/lexical.html#3.8
を参照ください。

2008年12月12日の記事で既にご紹介しましたが、MyEclipseにはTomcat6(MyEclipse Tomcatといいます
が同梱されています。

今日は、このMyEclipse Tomcat上で、JSPからデータベースにアクセスするアプリケーションを
動かす場合の注意点についてお話します。


通常、JSPからJDBCドライバを経由してデータベースへアクセスする場合は

  • DriverManager
  ソースコード内にJDBCドライバ名やURL、ユーザ名、パスワードを直接記述する方法

  • DataSource
  JDBCドライバ名やURL、ユーザ名、パスワードの情報をソースコード外部の設定ファイルに保持しておき、
  ソースコードからはデータソース名を使用する方法

のいずれかの方法を使います。


DataSourceを使ったアプリケーションを作成し、それをTomcat上で動かす場合、
JDBCドライバのJARファイルをTomcatインストールディレクトリ以下にあるlibディレクトリ内に格納しますので、

  MyEclipse Tomcat上で動作させる場合は、どこにJDBCドライバのJARファイルを置けばいいの?

という疑問が出てくるかと思います。


実はMyEclipse Tomcatを使う場合は、

 サーバ環境以下のディレクトリにJDBCドライバのJARファイルを格納するのではなく、
 MyEclipse Tomcatの起動時のクラスパスに追加する


必要があります。


具体的なクラスパスの追加方法は以下の通りです。
※接続先データベースのJDBCドライバをあらかじめダウンロードしておき、ローカルマシンに保存しておく必要があります。

(1)
Eclipseメニューから「ウィンドウ」>「設定」>「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」
>「統合されたサンドボックス」>「MyEclipse Tomcat」>「パス」を選択します。

(2)
設定ダイアログの右側の一番上「クラスパスの先頭に追加」欄で、「JAR/ZIPの追加」ボタンを選択します。
ローカルマシンにある接続先データベースのJDBCドライバ JAR ファイルを選択し、
「開く」ボタンをクリックします。

(3)
「クラスパスの先頭に追加」欄に(2)で選択したJDBCドライバのJARファイルが追加されたことを確認し、
「OK」ボタンをクリックします。

jdbc_driver_add1.png


上記の設定をした後、MyEclipse Tomcatを起動すると、
JSPからデータベースにアクセスするアプリケーションが動きます。



ところで、MyEclipse Tomcatの環境がどこにあるのかについて気になる方もいらっしゃると思いますので、
合わせてご紹介します。

MyEclipse Tomcatのサーバ環境は、以下の通りです。

  • MyEclipse6.5以前
  <ワークスペース名>\.plugins\com.genuitec.eclipse.easie.tomcat.myeclipse\tomcat以下

  • MyEclipse7.0以降
  <ワークスペース名>\.metadata\.me_tca以下


上記ディレクトリをのぞいてみると・・・

jdbc_driver_add2.png


通常のTomcatでは存在するlibディレクトリがないので、JDBCドライバのインストール方法も異なったわけですね。


MyEclipse Tomcat上でJDBCドライバを経由したアプリケーションがうまく動かない場合は、
まずMyEclipse Tomcatの起動時のクラスパスにJDBCドライバのJARが追加されているかを
確認してみましょう。


2009年9月17日の記事の続きです。

前回は、Eclipseでテストする際に使う起動構成などの情報をエクスポートして、
別のEclipse環境へ引き継ぐ方法についてご紹介しました。

Eclipseで実行するJavaアプリケーションの起動構成には

  • どのプロジェクトのどのクラスのmain関数を実行するのか
  • 実行するプログラムにどんな引数を渡すか
  • JavaVMの引数として何を設定するか

などの情報を保存しておくことができます。

起動構成の情報はプロジェクトと結びついていますので、


  プロジェクト自体のエクスポートと、起動構成のエクスポートは別々にやりたくないなぁ
と思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、Eclipseではわざわざ起動構成の情報をエクスポートしなくても、
プロジェクト内に保存しておくことができます。


操作方法はとても簡単です。

(1)
「Java」パースペクティブが開いている状況で、Eclipseメニューから「実行」>「実行構成」を選択します。

(2)
「実行構成」ダイアログでは、画面左側のリストから保存対象の起動構成を選択します。

(3)
画面右側の「共通」タブを選択し、「保管」フィールドでは「共用ファイル」を選択し、
プロジェクト内のどのディレクトリに起動構成情報を保存するか決めます。

launch_common1.png



最後に「適用」ボタンを選択し、ダイアログを閉じれば保存完了です。


この操作を行うと、起動構成をエクスポートした時と同じように、起動構成のファイルがプロジェクト内に
格納されます。

「パッケージ・エクスプローラ」ビューでプロジェクト内を見てみると・・・

launch_common2.png

確かに、プロジェクト内に起動構成ファイルが保存されていますね。


プロジェクト全体をエクスポートしておけば、別のEclipse環境では
プロジェクトをインポートするだけで、起動構成の情報もそのまま使えるようになりますので、
ぜひ活用してみてください。


2009年9月9日の記事の続きです。

前回は、Eclipseで設定した内容をインポート/エクスポートする方法についてご紹介しました。

こちらの方法を使うと、Eclipseの設定画面で保存した内容を、他のEclipse環境へ
引き継ぐことができます。


ところで、Eclipseの設定画面で保存する内容以外にも、
別のEclipse環境に引き継いで使いたい内容があるかと思います。

例えば、アプリケーションのテスト中にEclipseの環境を移行せざるを得ない場合は、
テストで使っていた情報も引き継いで使いたいと思われるのではないでしょうか。


実は、Eclipseではテスト時に使用する情報をエクスポートして、別のEclipse環境へ
引き継ぐことができます。

具体的にエクスポートできる情報は

  • ブレークポイント
  • 起動構成
の2つです。


エクスポートの方法は、前回ご紹介したEclipseの設定をエクスポートする手順と同様です。

「エクスポート」ダイアログで、「実行/デバッグ」を展開すると、「ブレークポイント」および「起動構成」が
選択できるようになります。

export_test1.png

選択後は、次のページで、エクスポート対象のブレークポイントや起動構成を選択し、
保存先を指定するだけでOKです。

下図は、Javaアプリケーションの起動構成をエクスポートする時の画面です。

export_test2.png


エクスポートしたブレークポイントや起動構成のファイルを新しいEclipse環境でインポートすれば、
テストが楽に再開できますので、ぜひ使ってみてくださいね。


MyEclipseには、データベースに接続し、テーブルの参照や追加・削除、格納データの参照や
値の変更を行うことのできる「データベース・エクスプローラー」というGUI機能があります。

この機能を使うと、データベースを使用したアプリケーション開発を快適に行うことができます。

今日は、この「データベース・エクスプローラー」機能を使ってMyEclipseから接続できる
19種類のデータベースについて、簡単にご紹介していきます。


(1) Axion
Tigris.orgのAxionプロジェクトで開発している、無償、オープンソースのデータベースです。
http://axion.tigris.org/

(2) Derby
The Apache Software FoundationのApache DB サブプロジェクトで開発している、
無償、オープンソースのデータベースです。
※ MyEclipse6.0以降では、MyEclipse内にDerbyを同梱しています。
http://db.apache.org/derby/

(3) Firebird
Firebird Foundationで開発している、無償、オープンソースのデータベースです。
http://www.firebirdsql.org/

(4) HSQLDB
The hsql Development Groupで開発・配布している、無償、オープンソースのデータベースです。
http://hsqldb.org/web/hsqlFeatures.html

(5) DB2
IBM社が提供する有償製品です。
http://www.ibm.com/software/jp/data/db2/

(6) InstantDB
enhydra.orgで開発・配布していたデータベースです。
現在は入手できません。

(7) InterBase
米国のエンバカデロ・テクノロジーズ社が提供する有償製品です。
http://www.embarcadero.com/jp/products/interbase-smp

(8) Mckoi SQL Database
米国のDiehl and Associates, Inc.社が提供する、無償、オープンソースのデータベースです。
http://www.mckoi.com/Mckoi%20SQL%20Database.html

(9) Microsoft(R) SQL Server
Microsoft社が提供する有償製品です。
http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/default.mspx

(10) Mimer SQL
スウェーデンのMimer Information Technology社が提供する有償製品です。
http://www.mimer.com/

(11) MySQL
スウェーデンのMySQL AB社が提供していた、無償、オープンソースのデータベースです。
MySQL AB社はその後、Sun Microsystems社に買収されました。
なお、Sun Microsystems社は、Oracle社に買収されることが決まっています。
http://www-jp.mysql.com/

(12) ORACLE
Oracle社が提供する有償製品です。
http://www.oracle.com/lang/jp/database/index.html

(13) PointBase
Pointbase社が提供していた有償製品です。
その後、カナダのDataMirror社の製品となりましたが、同社がIBM社に買収されたことにより、
現在はIBM社の製品となっています。
http://www-01.ibm.com/software/data/infosphere/support/pointbase/

(14) PostgreSQL
PostgreSQL Global Development Groupで開発している、無償、オープンソースのデータベースです。
http://www.postgresql.org/

(15) SAP DB
ドイツのSAP AG社が提供する、無償のデータベースです。
以前はオープンソースでしたが、現在はソースコードが公開されていません。
MySQL AB社からも提供することになり「MaxDB」という名称に変更されましたが、
現在はSAP AG社のみが提供しています(名称は「MaxDB」のままです)。
http://www.sdn.sap.com/irj/sdn/maxdb

(16) SQLite
米国在住のD.Richard Hipp氏を始めとするプロジェクトが開発した、無償、オープンソースのデータベースです。
http://www.sqlite.org/

(17) Sybase
Sybase Inc.社が提供する有償製品です。
http://www.sybase.jp/products/databasemanagement/adaptiveserverenterprise

(18) Teradata
Teradata社が提供する有償製品です。
http://www.teradata-j.com/product/db/index.html

(19) ThinkSQL
英国ThinkSQL Ltd.社が提供する有償製品です。
http://www.thinksql.co.uk/



日本語MyEclipseから接続可能なデータベース一覧は、こちらでご確認ください。
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=15



Eclipse の「パッケージエクスプローラー」ビューで、プロジェクト内のファイルを見ていると、

 このテキストファイル(例えばindex.txt)のファイル名をちょっと変えておこうかな

と思うことがあります。

 

そこで、ファイルを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューを探してみると、

 あれ?「名前の変更」というメニューがない!どうやって変更するんだ?

と慌ててしまったこと、ありませんでしょうか?

 

もし、これがJavaのソースファイルであれば、Eclipseの「リファクタリング」機能を使用して、
ファイル名とクラス名を一致させる形で変更する、ということを思い出すかもしれません。

 

しかし、テキストファイルにはそのような制限はありません。単純にファイル名を
変えるだけですので、ついつい「名前の変更」メニューを探してしまいますよね。


ところが、Eclipseには単純に名前を変えるメニューはありません。
どうすればよいのでしょうか?


その答えは、

 Javaソースコード以外でも、Eclipseの「リファクタリング」機能を使用

するのです。

 

ファイルを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューにて、

 [リファクタリング]-[名前変更]

を選択します。

changefilename.png

図: ファイル名の変更

 

すると、「リソース名の変更」というダイアログが出てきますので、新しいファイル名を
入力して「OK」をクリックすると、ファイル名が変更できます。


「ファイル名の変更はリファクタリング」と覚えてしまいましょう。

 

Eclipseの設定を別の環境に移行するには?

Eclipseを使っていると

        Eclipseの環境を再構築しなくてはならなくなった

という経験のある方も多いかと思います。


例えば

  • 色々なプラグインを入れていたら、何か不具合が発生した!!
     原因もよくわからないので、Eclipseをもう一度インストールした方がよさそうだなぁ・・・。

  • マシンをリプレースすることになったので、新しいマシンにEclipseを
     インストールしなければいけないなぁ・・・。
などがありますね。


Eclipseのインストールはとても簡単で、zipアーカイブをディレクトリに展開するだけでOKでした。
※Eclipseのインストール/アンインストールについては2009年3月19日の記事で詳しくご紹介していますので、
   ご参照ください。

なので、インストールし直すこと自体は、それほど面倒に思わないかもしれません。
むしろ、Eclipse環境を再構築する時に気になるのは、『Eclipseの設定』ではないでしょうか?

以前使っていたEclipse環境で、開発に必要な設定がされていると場合、
新しいEclipse環境でこれらの設定を一からやらなくてはならないとなると、
再構築するのが面倒になってしまいますね。

でも、そのような心配はありません。
Eclipseでは、設定内容を別のEclipse環境へ簡単に引き継ぐことができます。


では、具体的な操作方法を見ていきましょう。

【設定のエクスポート】

(1)
Eclipseのメニューから「ファイル」>「エクスポート」を選択し、さらにウィザードで「一般」>「設定」を選択して
「次へ」ボタンをクリックします。

export1.png

(2)
「すべてエクスポート」が選択されていることを確認し、「宛先設定ファイル」フォームで
設定ファイルの出力先を指定し、「終了」ボタンをクリックします。

export2.png



上記で保存した設定ファイルを、新しいEclipse環境でも使うためには、設定のインポートを行います。

【設定のインポート】

(1)
Eclipseのメニューから「ファイル」>「インポート」を選択し、さらにウィザードで「一般」>「設定」を選択して
「次へ」ボタンをクリックします。

(2)
インポートしたい設定ファイルを指定し、「すべてインポート」が選択されていることを確認したら、
「終了」ボタンをクリックします。

export3.png


いかがでしたでしょうか。
設定のエクスポート/インポートの操作は簡単にできますし、色々な場面で活用できると思いますので、
ぜひ使ってみてくださいね。

MyEclipse は、Tomcatを始め15種類のアプリケーションサーバに対し、起動や停止、
アプリケーションのデプロイ・デバッグが可能です。

これらを実現しているのが「アプリケーション・サーバー・コネクター」と呼ばれる機能です。

※アプリケーション・サーバー・コネクター機能の詳細については、2009年1月13日の記事をご参照ください。


Eclipseの設定画面で
  • アプリケーション・サーバーを起動する際に使用するJDK
  • クラスパス
  • サーバーの起動モード(実行/デバッグ)
                                 :
                                 :
などの起動構成をあらかじめ設定しておくと、サーバーを起動したい時には
起動用のアイコンをクリックするだけでOKです。


ところで、アプリケーションのテストフェーズでは、アプリケーション・サーバーの起動オプションを変えて
テストしたい場合もあるかと思います。
そのような場合に、いちいち設定画面で「アプリケーション・サーバー・コネクター」の設定を変えるのは
面倒ですね。


MyEclipseでは、

     1つのアプリケーション・サーバーに対して複数の起動構成を作って保持しておく

ことができます。


では、Tomcat6サーバーに対する起動構成を複数作ってみましょう。
具体的な手順は以下のとおりです。

(1)
Eclipseメニューから「ウィンドウ」>「設定」>「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」>
「Tomcat」>「Tomcat 6.x」を選択します。
さらにツリーを展開し、「起動」を選択します。

(2)
設定画面の「起動」ページで、オプション:「起動構成の作成」ボタンをクリックし、「OK」ボタンを選択します。

custom1.png

(3)
「構成の編集」ダイアログが表示されるので、「名前」フィールドに何か文字を入力し、
「適用」ボタンをクリックしてから「閉じる」ボタンを選択しします。
さらに、「設定」ダイアログの「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

※このステップは、次のステップを有効にするための操作です。
 「名前」フィールドに入力した文字は保存されません。

custom2.png


(4)
Eclipseメニューから「実行」>「実行構成」を選択して「実行構成」ダイアログを開きます。

左側の「MyEclipse Server」リスト内に、(3)で追加したTomcat6サーバーの起動構成が追加されています。

custom3.png

※(3)で入力した名前は保存されていないので、次のステップで再度名前を変更する必要があります。

 なお、Tomcat6サーバー起動時のVM引数やクラスパスなどの各種設定に関しては、
(1)で確認した「アプリケーション・サーバー・コネクター」設定画面での設定値がそのままコピーされています。


(5)
「名前」フィールドで名前を変更し、さらに起動オプションなどカスタマイズしたい項目を変更して
「適用」ボタンをクリックします。

そのまま、「実行」ボタンをクリックすると、(5)で指定した構成を使用してTomcat6サーバーが起動します。

custom4.png


今回ご紹介したのは、Eclipseの設定画面で構成済みであるTomcat6サーバー起動時の設定をベースとして、
新しい起動構成を作る方法です。

既に起動構成が作成してあり、その構成をベースとして別の構成を作成する方法はもっと簡単です。
詳細は以下のドキュメントをご参照ください。
アプリケーションのデプロイメントおよびサーバー管理のチュートリアルの9章


なお、Tomcat以外のアプリケーション・サーバーに関しても、全く同様の手順で
新しい起動構成を作ることができますので、ぜひお試しください。


2009年7月15日の記事では、Eclipseを使っている際に検出された様々な問題について
まとめて表示をしてくれる「問題」ビューについてご紹介しました。

今回は、この「問題」ビューにリストアップされている内容をフィルタリングして、
自分にとって今必要な情報だけが表示されるようにしたいと思います。


Eclipse3.3以前では、表示できる「問題」ビューは1つだけでした。
つまり、フィルタリングの条件を変えたい場合は、その都度フィルタリング操作が必要となり面倒でした。

ところが、Eclipse3.4以降では「問題」ビューを複数表示できるようになりました。
フィルタリング条件毎に別々の「問題」ビューを表示しておけるので、便利ですね。


ここでは、Eclipse3.4以降でのフィルタリング方法についてご紹介します。

(1)
「問題」ビューをアクティブにし、右側にある下向き三角のアイコン(ビュー・メニュー)をクリックします。

(2)
ビュー・メニューを選択して表示される一覧から「新規問題ビュー」を選択し、新しく作る
問題ビューの名前を入力します。

problem_view1.gif

(3)
(2)で作成した新しい「問題」ビューが表示されていることを確認し、選択してアクティブにします。
※この段階では、何もフィルタリング条件が付与されていないので、すべての問題が
 表示されています。

(4)
フィルタリング条件を付与します。
(1)と同じようにビュー・メニューをクリックし「内容の構成」を選択します。

ここで表示される「内容の構成」ダイアログで、フィルタリング条件を細かく設定することができます。

problem_view2-2.gif


(5)
具体的なフィルタリング条件を設定する前に、フィルタリング名を作成します。

ダイアログの真ん中付近にある「新規」ボタンをクリックし、フィルタリング名を入力して
構成を追加します。

problem_view3-2.gif

(6)
次に、具体的なフィルタリング条件を選択します。

例えば、ワーキング・セットによるフィルタリングをする場合は、「スコープ」として
「次のワーキング・セット」をチェックし、さらに「選択」ボタンをクリックして、
具体的なワーキング・セットの選択を行います。

※ワーキング・セットについては2009年1月14日の記事をご覧ください。

(7)
フィルタリング条件を設定した後、「OK」ボタンを選択して「内容の構成」ダイアログを閉じれば完了です。

「test」という問題ビューでは、ワーキング・セットによるフィルタリングが行われて、
表示内容が絞り込まれているのがわかります。

problem_view4.gif


なお、今回は「スコープ」に関してのみ設定をしましたが、「記述」や「タイプ」の
設定も併せて行うことで、より細かいフィルタリングができますので、ぜひお試しください。



コーディング作業をしていると、

 あとどれぐらいのバグをつぶせば、ビルドが通るようになるんだろう?

ということが気になってきますが、Eclipseには、これが一目でわかる方法があります。
それが問題ビューです。

 

2009年2月12日の記事にてご紹介しましたが、Eclipseのデフォルト設定では、「自動的にビルド」する設定が行われています。
これにより、JavaソースコードやXMLファイルを保存すると、即座にビルドされるようになっています。

Eclipseでは、このビルド時に発生したエラーおよび警告を問題ビューにリストアップします。
問題ビューの各行をダブルクリックすると、対応するファイルを開いてその行にジャンプしますので、
該当箇所を修正することで、ビルドが通るようになります。

 

なお、デフォルトの設定では、ワークスペース全体の問題を表示します。
例えば、あるワークスペース内のプロジェクト"helloworld"にあるクラスHelloWorld.javaにおいて

 System.out.plint("OK"1"");

というコーディングをして、ファイルに保存したとします。
(メソッド名が"print"ではなく"plint"になっている、メソッドの引数の構文がおかしい。)

また、同じワークスペース内の別のプロジェクト"helloworld2"内のクラスHelloWorld2.javaにおいて、

 System.out.printt("OK2")

というコーディングをして、ファイルに保存したとします。
(メソッド名が"print"ではなく"printt"になっている、最後のセミコロンがない。)

 

ファイルを保存すると同時にビルドが行われます。そのときに検出された問題は1つの問題ビュー
にまとめられ、次のように表示されます。

 

problem-view1.PNG

図1: 問題ビュー


そのため、

 自分が今気になっているファイル以外の問題点は見たくないんだけど。

と思うことがあります。

このようなときには、リストアップされている問題をフィルタリングすると
わかりやすくなるのですが、その方法は...

次回をお楽しみに!


<追記>

次の記事はこちらです。

Eclipseの問題ビューの内容をフィルタリングして表示する


eclipse.iniの改行コードを変更するには?

Eclipseを使用する前に、設定ファイルであるeclipse.iniを書き換えることがあります。

例えば、MyEclipseをインストールしたときには、起動する前にeclipse.iniに必要な
設定を追加する必要があります。

 

そこで、eclipse.iniを編集しようとしてメモ帳を起動し、ファイルを開くと、

 あれ?すべての行がつながっている!
 改行箇所に、上向きの矢印のような文字がある!
 編集しづらい~~!

と思ったことはないでしょうか?


eclipse-ini.PNG

図1:eclipse.iniをメモ帳で開いたところ。

 

これは、Windowsの改行コードは CR+LF であるのに対し、eclipse.iniの改行コードは、
UNIX系OSやLinuxで標準的に使われている LF が使用されているからです。
(メモ帳は、LFのある場所を上矢印の文字に置き換えて表示するようです。)

 

この問題を回避する方法としては、例えば、

 ・ワードパッドやフリーソフトのエディターなど、他のエディターを使う

という案があります。

しかし、これだと"eclipse.iniを編集するときはメモ帳以外を使う"ことを常に覚えて
おく必要があります。それを忘れてしまうと、ついうっかりメモ帳で開いてしまい、
「そういえばダメだったんだっけ」と思い出すことになります。

 

そのため、筆者はEclipseを使い始める前に、eclipse.iniの改行コードをLFから
CR+LFに変換してしまっています。
この変換は、次のように行います。

(1)コマンドプロンプトを開き、eclipse.iniのあるフォルダへ移動します。

(2)次の2つのコマンドを打ちます。

 more eclipse.ini > eclipse.tmp
 move eclipse.tmp eclipse.ini

eclipse-ini2.PNG

図2:コマンドプロンプトで打つ2つのコマンド

その後、eclipse.iniをメモ帳で開くと、きちんと改行されていることがわかります。

 

改行コードを変換しても、Eclipseは正しく動作します。
一度お試しください。

Java の言語仕様は、バージョンにより微妙な差異があります。
例えば、バージョンが新しくなると、クラスやメソッドの追加、非推奨化などが行われます。

そのため、開発した Java アプリケーションをコンパイルするときには、

    どのバージョンの Java に準拠させてコンパイルするのか

について認識しておく必要があります。


6月22日の記事に書きましたが、Eclipse には ECJ (Eclipse Compiler for Java) というコンパイラが
含まれています。それゆえ、Eclipse を使用してアプリケーションをコンパイルする場合には、
準拠バージョンを正しく設定しておく必要があります。

(正しい設定をしていない場合、どのような現象が起きるかについては、2009年3月3日の記事
少しご紹介しています。)


コンパイラの準拠レベルは Eclipse の設定画面で指定することができます。
今日は、この準拠バージョンの設定方法をご紹介します。


Eclipse メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択し、「設定」ダイアログを開きます。
「Java」>「コンパイラー」を選択し、表示された画面で「コンパイラー準拠レベル」を選択します。

ecj1.gif


上記の図は、Eclipse3.3 (Eclipse JDT 3.3) の設定ダイアログです。
Eclipse 3.3.2 では、JDK 1.3, 1.4, 5.0, 6.0 の4つのコンパイラ準拠レベルを指定することができます。

上記での設定は、ご使用のワークスペース内にある全プロジェクトで有効です。
プロジェクト毎で異なるコンパイラ準拠レベルを指定したい場合は、以下の手順に従い
プロジェクト単位での設定を行います。

「パッケージ・エクスプローラー」ビューなどで、コンパイラ準拠レベルを設定したいプロジェクトを選択し、
コンテキスト・メニュー(右クリック)から「プロパティ」メニューを選択します。
プロジェクトの設定ダイアログで「Java」>「コンパイラー」を選択し、表示された画面で
「コンパイラー準拠レベル」を選択します。

ecj2.gif



なお、通常はコンパイラー準拠レベルに関してデフォルトの設定を使用すれば問題ありませんが、
カスタマイズが必要な場合もあります。

どのような場合にどのようなカスタマイズをするのかは、また次回に!

 
Eclipse で Java 開発をしていて、こんな疑問を持ちませんでしたか?

    Eclipse 自体は JRE で動かしていて、特に JDK を使っていないのに
  Java ソースのコンパイルができているけど、なんでだろう??



Java のコードをコンパイルする場合、Java のコンパイラが必要です。
開発環境では Java のコンパイラや Java クラスライブラリを含む JDK を使用し、
実行環境では JRE を使っているという方も多いのではないでしょうか。

でも、Eclipse では JDK の指定をしなくてもコンパイルがされます。
なぜ、Eclipse で JDK の指定をしなくてもコンパイルがされるのか?
というと、

    Eclipse には独自のコンパイラが含まれているから

なのです。

もう少し正確にいうと、

    Eclipse の Java 開発用のプラグインである JDT(Java Development Tools)の中に、
    「ECJ(Eclipse Compiler for Java)」という Eclipse 独自のコンパイラが含まれている


のです。


Eclipse SDK を使う場合は、SDK の中に JDT が含まれていますので、
JDT 単体のダウンロードは不要ですが、Eclipse Platform を使う場合は、
JDT を単体でダウンロードすることになります。

JDT の単体ダウンロードは、下記の eclipse project downloads ページから可能です。

http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/


上記ページでダウンロードしたい Eclipse バージョンのリンクを選択し、
次に表示されたページで「JDT Runtime Binary」をクリックします。

jdt1.gif

図: Eclipse 3.4.2 のダウンロードページ


通常は JDT の存在をあまり意識することはないかもしれません。
しかし、Eclipse を使用してコンパイルするときには、JDT 内の ECJ が準拠すべき
Java のバージョンを、意識して設定しておく必要があります。


準拠バージョンをどのように設定するか、それは次回に!


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse でコンパイルする際の Java 準拠バージョン設定

2008年12月12日の記事でご紹介しましたが、MyEclipseにはTomcatが同梱されており、
MyEclipseをインストールするだけですぐに開発を始めることができます。

 

ただし、MyEclipse Tomcatを使用して開発するに際して、注意事項があります。
それは、2009年3月3日の記事で少しだけご紹介しているのですが、

 MyEclipse Tomcatが使用するJDKのバージョンと、本番環境のTomcatが
 使用するJRE/JDKのバージョンは合わせる必要がある

ということです。

バージョンが合っていなかったときにどのようなトラブルがあるかについては、
2009年3月3日の記事を参照ください。

 

今日は、そのバージョンの合わせ方をご紹介します。

(1)まず、本番環境と同じバージョンのJDKを、PCにインストールします。
  (JREではなく、JDKであることにご注意ください。)

(2)MyEclipseを起動して、[ウィンドウ]-[設定]-[MyEclipse Enterprise Workbench]
  -[サーバー]-[統合されたサンドボックス]-[MyEclipse Tomcat 6]-[JDK]
 により、「設定」ダイアログを開きます。

(3)「Tomcat JDK名」という欄のプルダウンリストから、(1)のバージョンのJDKを
  選択して「OK」をクリックし、「設定」ダイアログを閉じます。
  リストに含まれていない場合には、下記(4)以降を実施します。

(4)「Tomcat JDK名」欄の右側にある「追加」ボタンをクリックして、
  「JVMの追加」ダイアログを開きます。

(5)「JREのホーム・ディレクトリー」の欄の横にある「参照」ボタンをクリックして、
  JDKのインストールディレクトリ(例えば、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_14)
  を指定し「OK」をクリックします。すると、「JRE名」を含め、必要な情報が
  自動的に取り込まれます。

add-jdk-path.PNG

図:JDKを指定する

(6)「OK」をクリックして「JVMの追加」ダイアログを閉じ、さらに「OK」をクリックして
  「設定」ダイアログを閉じます。

 

これで、バージョンを合わせることができました。

合わせた後も、例えばバグ対策などで本番環境のJRE/JDKのバージョンを上げたときには、
MyEclipse TomcatのJDKも合わせてバージョンアップすることをお忘れなく。

 

Tomcat のデプロイ先ディレクトリについて

今日は、Tomcat サーバのデプロイ先ディレクトリについてお話します。


自分が作成した Web アプリケーションをアプリケーション・サーバ上で動かすためには
『デプロイ』という作業が必要ですね。

例えば、Tomcat の場合でいうと『デプロイ』とは

<Tomcat インストールディレクトリ>\webapps ディレクトリ以下に
WAR ファイルなどのアプリケーションファイルを置く

ことを指します。


手動でアプリケーションのデプロイを行う場合は、このアプリケーションファイルの置き場所
(デプロイ先ディレクトリ)を把握しておく必要がありますが、Eclipse を使用する場合は、
デプロイ先ディレクトリを知らなくても GUI の操作一つでデプロイができてしまうこともあり、
あまり意識されたことがない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Eclipse からサーバの起動を行った時に、何か問題が発生すると、
アプリケーションがデプロイ先に正しく格納(あるいは展開)されているかを確認することもあるので、
知っておく必要がありますね。


MyEclipse の場合は、Tomcat サーバを使った開発を支援するツールが用意されており、
作成したアプリケーションを実行させる Tomcat サーバとして

(1) 既存のインストール済み Tomcat
(2) MyEclipse に内蔵されている Tomcat

の 2 種類から選択できます。


(1)既存のインストール済み Tomcat
の場合は、記事の冒頭でご紹介した
      <Tomcatインストールディレクトリ>\webapps
がデプロイ先ディレクトリです。

一方、(2) MyEclipse 内蔵 Tomcat のデプロイ先については、Eclipse の設定画面で
確認することができます。

Eclipse メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択し、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」>「統合されたサンドボックス」>「MyEclipse Tomcat 6」
を選択します。

「MyEclipse Tomcat 6」の設定ダイアログに表示されている
     
<「Tomcat 基底ディレクトリー」の値>\webapps
が、内蔵 Tomcat のデプロイ先ディレクトリとなります。

mye_tomcat.gif


通常の Tomcat サーバのデプロイ先とは異なるので注意してくださいね。


2009年6月2日の記事 では、Eclipse 起動時に使う JavaVM を設定ファイル(eclipse.ini)で
指定する方法についてご紹介しました。

今回は

起動中の Eclipse が、どのロケーションにある Java VM を使用しているのか?

を確認してみましょう。


どのロケーションにある Java VM を使用しているのかを確認するためには、「構成の詳細」ダイアログを見ます。

「構成の詳細」ダイアログには、Eclipse の設定情報や、どのようなオプションで起動されているのかが
表示されます。


「構成の詳細」ダイアログを表示するには、以下の操作を行います。

(1) メニュー・バーから「ヘルプ」>「Eclipse Platform について」を選択します。
(Eclipse SDK をインストールされている場合は、「Eclipse SDK について」を選択します。)


config1.gif

(2) 「Eclipse Platform について」ダイアログで「構成の詳細」ボタンをクリックします。

config2.gif


「構成の詳細」ダイアログ内には、現在起動している Eclipse の様々な情報が表示されています。

ここで、「-vm」オプションとその引数を見てみましょう。

config3.gif

赤枠で囲まれた部分が、現在起動している Eclipse が使用している Java VM の情報です。

上記画面キャプチャは Eclipse3.2 起動時のものですが、「-vm」オプションの引数として
「javaw.exe」が使用されているのがわかりますね。



ところで、Eclipse3.2 以前は Eclipse 起動時に指定する「-vm」オプションの引数として
「jvm.dll」(Java VM の共有ライブラリ)を指定することはできなかったのですが、
Eclipse3.3 以降は指定できるようになったようです。


そこで、Eclipse3.4 起動時の「構成の詳細」ダイアログを見てみると...


config4.gif


「-vm」オプションの引数として「jvm.dll」が指定されていることがわかりますね。


Eclipse 起動時に使用する Java VM を指定する

Eclipse のインストール直後、設定ファイル(eclipse.ini)をカスタマイズせずに
そのまま使っている方もいらっしゃると思いますが、以下のようなことが起こった経験はありませんか?


昨日までは問題なく Eclipse が起動できていたのに、今日は起動時にエラー画面が出て、
Eclipse が起動できないなぁ。なんでだ!?


このような問題は、

Eclipse を起動する時に使用される「Java VM」が正しく指定されていない

ことが原因であることがあります。



通常、Eclipse のインストール直後の eclipse.ini には Eclipse 起動時に使用される
「Java VM」に関する情報がありません。

では、どこから使用する Java VM の情報を取得しているか?というと、
OS のパスを参照しているのです。
Windows の場合ですと、システム環境変数の PATH を見ていることになりますね。



Eclipse のヘルプにも記載がありますが、例えば、何か Java ベースの製品をインストールした結果、
自動的に PATH の値が変更されてしまうことがあります。
このようなことが起こると、製品インストール前の Eclipse 起動時と、製品インストール後の Eclispe 起動時とで、
それぞれ使用される Java VM が異なってしまうことになります。

たまたま、製品インストールで自動で PATH に追加されてしまった JavaVM のバージョンが、
Eclipse の起動の前提を満たさなかった場合は、起動できなくなりますね。


このようなことがないように、eclipse.ini で、Eclipse 起動時に使用する Java VM を直接指定しておくことを
お勧めします。


eclipse.ini には、Java VM を指定するための「-vm」オプションを指定することができます。
eclipse.ini ファイルを開き、「-vmargs」オプションの前に

     -vm "Eclipse 起動時に使用する Java VM"

を追加すればOKです。

vm-option.PNG

 

 ※eclipse.ini に追加するときは、上の図のように「-vm」とその設定値をそれぞれ別の行にします。


Eclipse 起動時にエラーが発生した場合は、使われている Java VM を見直してみると、
案外簡単に解決することもありますよ。


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse 起動時に使用されている Java VM を確認してみよう


MyEclipse では、扱うファイルに応じた便利なエディターを取り揃えており、
その多くに、直接ファイルの内容を編集する必要がない、デザインモードを備えています。

デザインモードでは、ファイルの内容が解釈され、設計者にとって、
理解しやすい設計図として、エディター上に表示されます。
MyEclipse のエディターの多くは、エディター上に表示された設計図を
画像ファイルとして出力できます。

例えば、以前ご紹介した MyEclipse WSDL エディターでは、エディターを開くと
「WSDL Editor」メニュー・バーが追加されます。
「WSDL Editor」メニュー・バーの「Export Diagram as Image」を選択すると、
エディター上に表示された設計図を画像ファイルとして出力できます。

XML Schema の専用エディターである MyEclipse XSD エディターでも同様に、
エディターを開くと「XSD」メニュー・バーが追加されますので、
「XSD」メニュー・バーの「Export Diagram as Image」で、
エディター上に表示された設計図を画像ファイルとして出力できます。

また、MyEclipse JSF 構成エディターや MyEclipse Struts 構成エディターでは、
エディター上で右クリックし、コンテキスト・メニューから画像ファイルを出力
できます。

以上のように MyEclipse のエディターでは、扱うファイルに応じて、
その内容を理解しやすい設計図として表示するだけでなく、
それを画像ファイルとして出力することもできます。
設計ドキュメントや、レビュー時の資料として利用してみてはいかがでしょうか?

複数の Eclipse 環境でプラグインを共有する

2009年4月7日の記事では、Eclipse のプラグインのインストールについてご紹介しました。
インストールするプラグインのアーカイブファイルを展開し、Eclipse がインストールされている
ディレクトリへ上書きコピーするだけでしたね。


ところで、開発者の中には、用途に応じで複数の Eclipse 環境を構築して作業をされている方も多いと思います。
Eclipse の環境を新たに構築する際、
「既存の Eclipse 環境で使用しているプラグインを、新しい Eclipse 環境でも使いたいと思うけれど、
またプラグインのインストールを最初からやるのは時間がかかるし面倒だなぁ。」
と、思われた経験のある方が、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

実は、プラグインを置くディレクトリを、Eclipse のインストールディレクトリとは別に用意することで、
プラグインのインストールがとても楽になります。

Eclipse 3.3 では、具体的に以下のような操作を行います。

(1)プラグイン置くためのディレクトリを Eclipse のインストールディレクトリとは別に作成し、
その中に「eclipse」ディレクトリを作成します。
さらに、「eclipse」ディレクトリ以下に「features」「plugins」というディレクトリ、
および「.eclipseextension」というファイルを作ります。
 【作成例】
   C:\Eclipse-Plugins
            |
      + eclipse(ディレクトリ)     
                |
          + features(ディレクトリ)
                |
          + plugins(ディレクトリ)
                |
         - .eclipseextension(ファイル)

.eclipseextension ファイルには、拡張ロケーションがあることを Eclipse に知らせるという役割があります。
.eclipseextension ファイルの内容例を下記に示します。

 【.eclipseextens の内容例】
     id=org.eclipse.platform
   name=Eclipse Platform
   version=3.3.0

(2)Eclipse を起動し、メニューから「ヘルプ」>「Software Updates」>「Manage Configration」を選択し、
「製品構成」ダイアログを開きます。

(3)左側に表示されたツリーのトップを選択して右クリックし、「追加」>「拡張ロケーション」を選択します。

extension_location.gif
図 拡張ロケーションの追加

(4)「フォルダの参照」ダイアログで、(1)で作成したプラグインを置くためのディレクトリ
(実際は「eclipse」ディレクトリ)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。


上記の(1)に従いプラグインを置くディレクトリを Eclipse 本体とは別に用意しておき、
複数の Eclipse 環境で共通して使用したいプラグインをこのディレクトリへ格納しておきます。
新しく Eclipse 環境を構築する際は(2)~(4)の操作をするだけで、
他の Eclipse 環境で使っていたプラグインをそのまま使うことができますね。


<追記>

次の記事はこちらです。
複数の Eclipse 環境でプラグインを共有する その2

2009年3月19日の記事では、Eclipse のインストールについてご紹介しました。
"アーカイブファイルを適当なディレクトリに展開するだけ"というとてもシンプルな手順でしたね。

Eclipse にアドオンするプラグインのインストールについても、インストーラを使わず簡単にできます。

プラグインのインストール方法としては
  • 手動によるインストール
  • 更新サイトによるインストール
の2通りの方法があります。

【手動によるインストール】
Eclipse 本体のインストール方法と同様、とてもシンプルです。

(1)プラグインを配布しているサイトから zip アーカイブファイルをダウンロードし、適当なディレクトリへ展開します。
(2)(1)で展開したファイル内にある「features」と「plugins」の2つのフォルダを、
     Eclipse がインストールされているディレクトリへ上書きコピーします。
    ※プラグインによっては「features」フォルダが存在しない場合もあります。
(3)コマンドプロンプト等を利用し、"-clean"オプションを指定して Eclipse を起動します。


【更新サイトによるインストール】
GUI を使ったインストール方法です。

Eclipse3.3 以前でのプラグインのインストールは、「インストール/更新」ダイアログで
「インストールする新規フィーチャー」を選択して行います。
Eclipse3.4 でのプラグインのインストールは「Software Updates and Add-ons」ダイアログの
「Available Software」タブで行います。
詳細については 2009年3月9日 および 3月18日の記事をご参照ください。


なお、プラグインによっては、独自にインストーラを持つものもあります。
お好みのインストール方法を選択してくださいね。


MyEclipse では、プロジェクトに、Hibernate 機能や Struts 機能などの様々な
プロジェクト機能を追加することにより、
追加した機能をプロジェクトで利用できるようになります。

プロジェクト機能を追加したプロジェクトには、追加した機能を利用するための
ライブラリー(JAR ファイル)への参照が追加され、
プロジェクトを AP サーバーにデプロイする際には、
それらの JAR ファイルは、自動的に AP サーバーにデプロイ(コピー)されます。

※ 例えば、Web プロジェクトでは、展開ディレクトリー形式でデプロイすると、
アプリケーション・ルート・ディレクトリーの WEB-INF\lib 下にコピーされます。

自動的に JAR ファイルがデプロイされることは便利ですが、場合によっては、
特定の JAR ファイルをデプロイして欲しくないケースが出てきます。

例えば、デプロイされる JAR ファイルが、既にアプリケーション共有のライブラリーとして
AP サーバー上に用意されていたり、上位のクラスローダーでロードされるケースです。
または、アプリケーション共有のライブラリーとして、ユーザーが自ら追加するかもしれません。

そのため、MyEclipse ではプロジェクト機能の追加により参照設定された JAR ファイルごとに、
AP サーバーへのデプロイ対象とならないように設定にすることができます。

「MyEclipse」メニュー・バーから「設定」を選択して「設定」ダイアログを開き、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「プロジェクト機能」>「"対象となる機能"」
を選択します。

以下の図のように、表示されている画面で、対象となるバージョンの JAR ファイルを
ドリルダウンし、「Server deployemnt excludes」を選択して「編集」ボタンをクリック
します。

deploy.png
図1.AP サーバーへのデプロイ対象とならないように設定

開いた「JAR デプロイメントのフィルタリング」ダイアログでは、デプロイしない
AP サーバーを選択できます。

deploy2.png
図2.デプロイしない AP サーバーを選択

以上のようなデプロイ対象とならない設定を活用してください。



Eclipse でビルドの対象をコントロール

Eclipse では、さまざま単位や方法でソースのビルドの対象をコントロールできます。
ビルドの対象をコントロールすることで、余分なビルドによる負荷を減らすことができます。

【プロジェクトをまるごとビルドの対象からはずすには】
 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ビルド対象からはずしたいプロジェクトを右クリックし、
「プロジェクトを閉じる」を選択すれば、当該プロジェクトは、
「パッケージ・エクスプローラー」ビュー上で閉じた状態になり、ビルドの対象からはずれます。
ただし、プロジェクトが閉じてしまっているので、「パッケージ・エクスプローラー」
ビュー上で、プロジェクトの内容が見えなくなります。
プロジェクトを右クリックして、「プロジェクトを開く」を選択すれば、
元の状態に戻ります。

build.png
図1 閉じられたプロジェクト

【パッケージ単位やソース単位でビルドの対象からはずすには】
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ビルド対象からはずしたい
パッケージやソース・ファイルを右クリックし、「ビルド・パス」>「除外」を
選択すれば、当該パッケージやソース・ファイルは、
「パッケージ・エクスプローラー」ビュー上で除外された状態になり、
ビルドの対象からはずれます。
パッケージやソース・ファイルを右クリックし、
「ビルド・パス」>「包含」を選択すれば、元の状態に戻ります。

build2.png
図2 除外されたパッケージ

build3.png
図3 除外されたソース・ファイル

【きめ細かくビルド対象を設定するには】
ビルド対象をきめ細かくコントロールしたい場合は、
「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ソース・フォルダーを右クリックし、
「ビルド・パス」>「組み込みフィルター/除外フィルターを構成」を選択して、
「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログを開きます。

「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログで、
組み込みパターン/除外パターンそれぞれの「追加」ボタンをクリックして、
ビルド対象やビルド除外対象を選択できます。

ビルド対象やビルド除外対象の選択では、パッケージやソース・ファイルを
直接指定することもできますし、ワイルドカード(*,**,?)を用いて
パターン指定することもできます。

組み込みパターンの方はデフォルトが"すべて"(すべてがビルド対象)になっており、
1つでも設定すると、それ以外はビルド対象から除外されてしまうので注意してください。

build4.png
図4「組み込みパターンおよび除外パターン」ダイアログ





CPLとEPLの小さくて大きな違い



"C" と "E" の間にある "D" はどんな D?

ネタとしては、古いのだが、Placebo Effect :: Eclipseのライセンス にあるように、EclipseのライセンスがCPLからEPLになったことについてあまり語られていないようなので、"C" と "E" の小さくて大きな違いについて取り上げる。

CPLとEPLの違いは二つある。

ひとつは名前が変わったこと。
Common Public License が Eclipse Public License に変わった。CからDを飛ばしてEになった。
"Common" の代わりに "Eclipse" をつけたため、EPLをEclipseプロジェクトに関連しないOSSには適用し難くなったと思う。



もうひとつの違い。第7条の一般条項から次の一文が消えた。

If Recipient institutes patent litigation against a Contributor with respect to a patent applicable to software (including a cross-claim or counterclaim in a lawsuit), then any patent licenses granted by that Contributor to such Recipient under this Agreement shall terminate as of the date such litigation is filed.
(CPL原文, EPL原文)
日本語参考訳(引用元)
受領者がコントリビューターに対し、交差請求や反訴を含めて、ソフトウェアに適用される特許に関して特許訴訟を起こした場合、そのコントリビューターから当該受領者に付与された特許ライセンスは、その訴訟が正式に起こされた時点で終了するものとします。
(CPL日本語訳, EPL日本語訳)
違いは、たった一文の有無だけであるが、その差は大きい。

この一文は、受領者がコントリビュータのソフトウェアに対して特許訴訟を起こした場合、即時に特許ライセンスを停止することを意味している。ここで、重要なのは、コントリビュータのソフトウェアと言っていること、つまり、受領者が受領したソフトウェアに限定されていないことである。Eclipse以外のソフトウェアであっても、コントリビュータに対してソフトウェア特許訴訟を起こせば、即時にEclipseが使えなくなる。


ちょっと想像して欲しい。

Eclipseベースのソフトウェアを構築してビジネスを行っているとき、
Eclipseが開発現場に浸透して、Eclipse無しでは開発できないような状況になっているとき、

そんなときに、Eclipseのコントリビュータに対して、たとえ全く関係のないソフトウェアであっても特許訴訟を起こせば、すべてが止まってしまうのだ。

でも、これはCPLでの話。今は、EPLに変わったので、こんなことは起こらない。

以上が、"C" と "E" の間にある "D(Differences)"。
つまり、Defense(特許防衛) の "D" でした。



さて、みなさんは、EclipseがCPLだったときにこの一文に気付いていたでしょうか。
そして、Eclipseに対して、一番コントリビュートしているベンダーをご存知でしょうか。


※注意事項
ライセンスの解釈は法律の素人である執筆者の個人的見解であり、所属する組織・企業の立場、意見、解釈を代表するものではありません。

Eclipse のコードネームの由来

Eclipse は日本語で「日食」という意味です。
Java の開発元を考えると、何だか意味深な名前ですね。

ところで Eclipse 3.2 から、バージョン毎にコードネームが存在することはご存知でしょうか?

Eclipse 3.2 → Callisto
Eclipse 3.3 → Europa
Eclipse 3.4 → Ganymede
Eclipse 3.5 → Galileo

すべて木星の衛星関係の名前になっていますね。
カリスト("Callisto")、エウロパ("Europa")、ガニメデ("Ganymede")、
そしてイオ("Io")という木星の4つの衛星は、ガリレオ("Galileo")衛星と呼ばれます。

イオ("Io")は当初、2009年度にリリース予定のEclipseのコードネームになっていました。
(ガリレオ衛星をアルファベット順に書くと、Callisto、Europa、Ganymede、Ioの順になるので、
"Ganymede"の次は"Io"、となっていたようです。)
しかし、"Io" は "10" や "I/O" と混同しやすいなどの理由で、コードネームとして採用すべきかについて
Eclipse コミュニティで再検討されました。
http://dev.eclipse.org/mhonarc/lists/eclipse.org-planning-council/msg01400.html


木星の衛星に次いで発見された土星の衛星の名前、タイタン("Titan")など、
他の候補を含めた形で検討されました。しかし、検討中に「これまで木星関係の名前を使ってきたので、
それらを発見したガリレオに敬意を表して、"Galileo"というのはどうか?」という提案がなされ、
賛同者が多くなったことから、そのまま決定したようです。
https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=235189


ちなみに次世代の Eclipse は、e4 というコードネームで呼ばれています。
これは、Eclipse 4 の略かもしれません。

Eclipse を、バージョン番号ではなくコードネームで呼ぶと、
少し Eclipse 通な感じですね。

MyEclipse の使い方が分からなかったり、思うように動作しなかった場合、
日本語 MyEclipse ポータルサイト」のドキュメントや FAQ、フォーラム等の
コンテンツを参照されているのではないでしょうか?

今回は、MyEclipse 使用時に、それらのコンテンツを手早く参照する方法の話です。

コンテンツを参照する場合、ブラウザーを起動して URL を入力し、
開いた「日本語 MyEclipse ポータルサイト」から、該当ページのリンクを
たどっていくというような方法を採ることが多いと思います。
または、ブックマークによく利用するページを登録していただいているかもしれません。

実は、MyEclipse をインストールしていただいていれば、ブラウザーを起動しなくとも、
Eclipse のメニュー・バーから、ドキュメントや FAQ、フォーラム等のページを直接開くことができます。

support.png


図1 Eclipseからサポート・ページを参照

具体的には、「MyEclipse」メニュー・バーから
「サポート」>「よく聞かれる質問」で、「FAQ とフォーラム」のページ、
「サポート」>「ドキュメント」で、「さくさく開発ガイド」のページ、
「サポート」>「サポート・フォーラムの検索」で、サイトの「検索」ページを
開くことができます。

Eclipse を起動時、ちょっと確認したいというときに利用してみては
いかがでしょう。

コンテンツの内容については、皆様方のお役に立つよう、改善・改良を
進めていきますので、今後とも、サイトのご利用よろしくお願いいたします。


Eclipse3.3 以前のプラグイン更新方法

今回は、ご使用の Eclipse、およびインストール済みのプラグインの更新方法についてご紹介します。

Eclipse では、プラグインのインストールや更新が簡単にできる仕組み(更新マネージャ)が用意されています。
この機能を使うと、現在使用中の Eclipse および、その環境にインストールされているすべてのプラグインに対して
更新できるものがないかをネットワークを経由して検索することができます。

更新対象のチェック方法としては「製品構成」ダイアログから行う方法と、
「インストール/更新」ダイアログから行う方法の2種類があります。

【「製品構成」ダイアログを使用する場合】
(1)Eclipse メニュー・バーから「ヘルプ」>「Software Updates」>「Manage Configration」を選択します。
(2)「製品構成」ダイアログの左パネルで、更新したいプラグインを選択し、
  右パネルの「更新をスキャン」を実行します。

update1.gif
図1:「製品構成」ダイアログで更新対象を検索

なお、インストールされているすべてのプラグインに対して更新をスキャンする場合には、
左パネルで、ツリーのルートを選択してください。


【「インストール/更新」ダイアログを使用する場合】
(1)Eclipse メニュー・バーから「ヘルプ」>「Software Updates」>「Find and Install」を選択します。
(2)「インストール/更新」ダイアログで「現在インストール済みのフィーチャーの更新を検索」し、
  更新対象を検索します。

update2.gif
図2:「インストール/更新」ダイアログで更新対象を検索


なお、プラグインによっては更新サイトが指定されておらず、
上記の方法で更新対象があるか自動的にチェックすることができない場合があります。
Babel 日本語ランゲージパックなどがその例でしょう。

その場合は、図2の「インストール/更新」ダイアログで
「インストールする新規フィーチャーを検索」を指定することで、プラグインの更新を行ってください。

MyEclpseでは、Webアプリケーション開発を快適に行うためのツールとして、
ビジュアル Web デザイナーを提供しております。

MyEclipseが提供するビジュアル Web デザイナーには、以下の機能があります。

(1)Web 画面を編集するためのエディター。
(2)50 種類以上のデザイン・ウィザードを備えたパレット。
(3)ドラッグ・アンド・ドロップやコピー/切り取り/貼り付けで編集可能な Web UI コントロール。
(4)Web UI コントロールのプロパティーを編集するプロパティー・エディター。

また、MyEclipseが提供するビジュアル Web デザイナーは、
以下の使い方ができて、とても便利です。

(1)ソースコードを編集するパネルと画面デザインを編集するパネルがあり、
一方の編集を行うと、その編集内容が他方に即座に反映されます。
(2)ソースコードと画面デザインを同時に見ながらの編集が可能です。
(3)プレビュー機能は、Internet Explorer および Mozilla/Firefox の両方に対応しています。
そのため、2つのブラウザーでの表示内容を同時に確認できます。

ビジュアル Web デザイナーについての詳しい説明は
下記にあります。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=25

MyEclpseのビジュアル Web デザイナーを、
Web アプリケーション開発にぜひお役立てください。

 

今回は、よくあるトラブルについての話です。

MyEclipse で開発したアプリケーションを、AP サーバにデプロイ後、
AP サーバを起動したり、アプリケーションを実行しようとすると、以下の
ようなエラーが発生(「コンソール」ビューに出力されます)することがあります。

java.lang.UnsupportedClassVersionError: Bad version number in .class file

このような状態になる場合、プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルと
AP サーバー使用の JDK バージョンが不一致になっていることがよくあります。

以下の設定を確認してみてください。

・プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベル
  例えば「MyEclipse Java エンタープライズ」パースペクティブの左側にある
 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、プロジェクトを右クリックして
 「プロパティー」を選択し、「プロパティー」ダイアログを開きます。
 「Java コンパイラー」を選択して、JDK 準拠のコンパイラー準拠レベルを確認します。

・AP サーバー使用の JDK バージョン
 「MyEclipse」メニュー・バーから「設定」を設定を選択し、「設定」ダイアログを開きます。
 「MyEclipse Enterprise Workbench」>「サーバー」、そして
  "使用している AP サーバー">「JDK」を選択します。
  ダイアログ上に表示されている「JDK名」に該当 する JDK のバージョンを確認します。

例えば、MyEclipse を使用して作成した Java EE 5.0 仕様に準拠した JSF アプリケーションを
MyEclipse Tomcat 上で動作させる場合、
Eclipse プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルが 6.0 で、
MyEclipse Tomcat 使用の JDK バージョンが 1.5 になっていると、
プロジェクトをデプロイした後の MyEclipse Tomcat サーバーの起動で、先述のエラーが発生します。

Eclipse プロジェクトの JDK コンパイラー準拠レベルと AP サーバー使用の JDK バージョンは、
合わせておきましょう。

Eclipse なら import 文が簡単に編成できる

Javaでは、import 文にパッケージを記述することで、
ソースコード内でクラスを記述する際にパッケージの記述を省略できます。

ソースコードを記述する上で import 文は便利な機能ですが、
クラスの記述を追加したり削除したりと繰り返すような場合、
それに合わせて import 文も変更するのは手間がかかりますね。

Eclipse では、import 文を簡単に編成できる機能があります。
エディターで Java のソースコードを表示した状態で、
メニューから「ソース」>「インポートの編成」をクリックしてください。
すると、必要な import 文は追加され、不要な import 文は削除されます。

なお、追加する import 文の候補が複数ある場合は、
「インポートの編成」ダイアログが表示され、
候補の中から選択することができます。

不要な import 文が存在しても動作するため、
気づかずに残っていることがありますが、
この機能を使うことで、それらも忘れずに削除できますね。

今回は、データベース・エクスプローラーで一度構成した
データベース接続ドライバーの接続情報をエクスポート/インポートする方法の
ご紹介です。

MyEclipse のデータベース・エクスプローラーでは、データベースにアクセスするために、
まず、データベース接続ドライバーを構成します。

データベース接続ドライバーを構成するためには、ウィザードに従い、
データベースに接続するための情報
(接続 URL、ユーザ名、パスワード、使用する JDBC ドライバーなど)を
入力する必要があります。

driver.png
図1 接続情報の設定

また、接続情報には、その接続で表示するスキーマの情報を含めることができます。
(表示したいスキーマだけ表示できます。)

driver2.png
図2 表示するスキーマの選択

一旦構成してしまえば、データベース・エクスプローラーは、
データベース接続ドライバーの接続情報を保持し続けるのですが、
削除すると当然のことながら接続情報は消えてしまいます。

削除後、以前に接続していたデータベースを再度利用しなければならなくなった場合、
データベース接続ドライバーの構成作業をもう一度しなければなりません。

そうなると、構成した際の接続 URL 内の値、接続するためのユーザ名やパスワード、
使用していた JDBC ドライバー、表示していたスキーマなどの設定内容は何だっけ?
ということにもなりかねません。

このような状況になってしまう場合に備えて、少しでも再接続する可能性のある
データベース接続ドライバーの構成は、削除する前にエクスポートしておくことをお勧めします。

エクスポートの方法は簡単で、データベース・エクスプローラーの DB ブラウザーの
任意の箇所を右クリックして「エクスポート」を選択します。
あとは、開いた「ドライバーのエクスポート」ダイアログで、
エクスポートするデータベース接続ドライバーを選択し、
(複数のデータベース接続ドライバーをエクスポートできます。)
出力ファイルを指定するだけです。

driver3.png
図3 データベース接続ドライバーのエクスポート

インポートの方法も簡単です。
データベース・エクスプローラーの DB ブラウザーの任意の箇所を右クリックして、
「インポート」を選択します。
開いた「ドライバーのエクスポート」ダイアログで、エクスポートしたファイルを選択すると、
インポートできるデータベース接続ドライバーが表示されますので、
必要なものを選択してください。

driver4.png
図4 データベース接続ドライバーのインポート

ソフトウェアの開発作業では、利用するソフトウェアごとに様々な設定項目があり、
ソフトウェア・アーキテクチャーが大きく、複雑になるほど、覚えておくことが大変になってきます。
こういったインポート/エクスポート機能を利用することで、作業負担を減らすことが
できるのではないでしょうか。





日本語 MyEclipse サブスクリプション・コードは、
ご購入後、約1年間使用可能ですが、有効期限が来る前に更新購入を行うことが可能です。

更新購入は、有効期限の45日前から有効期限の間であれば、
いつでも好きなときに行うことができます。

また、更新後のサブスクリプション・コードの有効期限は、
更新前のサブスクリプション・コード有効期限の1年後となりますので、
今お持ちのサブスクリプション・コードの残期間を無駄にすることなく、
新しいサブスクリプション・コードの入手が可能です。

日本語MyEclipseを継続してご使用になりたい場合は、
更新購入を是非ご利用ください。

ご購入についてはこちらから。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents03/

 

2009年2月13日の記事では、Eclipse の起動時に表示される、ワークスペースを選択するダイアログについての
紹介がありました。

このダイアログでは、最近使用したワークスペースのリスト(デフォルトでは最大5つ)が表示され、
そこから使用したいワークスペースを選択することができます。
リストに表示されないワークスペースを使用する場合は、「参照」ボタンから直接ワークスペース・ディレクトリを
指定する必要があります。

Eclipse 起動時にワークスペースを選択できるのはとても便利ですが、
複数のワークスペースを作成していると、Eclipse の起動時に、どのワークスペースを選択するか
悩んでしまうこともあるかと思います。
どのワークスペースでどのような作業をしていたか、すぐに思い出せないことなどあるのではないでしょうか?


こんなときは、Eclipse の起動オプションでワークスペースを直接指定する方法が有用です。
eclipse.exe のショートカットを作成してから、ワークスペース指定用の起動オプション「-data」を追加するだけです。

具体的な手順は以下の通りです。

(1) eclipse.exe を右クリックし、表示されるコンテキスト・メニューから「ショートカットの作成」を選択します。
(2) 作成したショートカットを右クリックし、コンテキスト・メニューから「プロパティ」を選択します。
(3) 「プロパティ」ダイアログ内の「リンク先」の欄に
  -data "使用するワークスペースの場所"(例:-data C:\workspace\Test)
  を追加します。

option_data.gif
図1 リンク先へ「-data」オプションを追加

ショートカットを複数作っておき、それぞれ別々のワークスペースを指定しておけば、
Eclipse 起動時に迷うこともなくなりますね。

なお、「-data」オプションは Eclipse の設定ファイルである eclipse.ini に指定することもできます。
その場合は、「-vmargs」オプションより前に追加する必要がありますので、ご注意ください。

ヒープ・ステータスの表示について

Eclipse 3.2 から標準でヒープ・ステータスの表示ができるようになりました。
ヒープは、Java VM に割り当てられたメモリ領域で、Java VM 上で動作する
スレッドにより使用されます。
「ウィンドウ」メニュー・バーから「設定」を選択して、
「設定」ダイアログを開き、「一般」の「ヒープ・ステータスを表示」に
チェックを入れれば、ヒープ・ステータスが表示されます。

「MyEclipse」メニュー・バーにも「ユーティティー」>「ヒープ・ステータスの表示」
がありますが、表示されるものは、Eclipse のヒープ・ステータスの表示と
同じものです。

今回は、ヒープ・ステータスの表示についておさらいしましょう。

ヒープ・ステータスは、ワークベンチの右下に表示されます。

heap.png
図1 ヒープ・ステータスの表示

ヒープ・ステータスでは、ヒープ全体のサイズ(現在確保しているヒープサイズ)と
使用サイズが表示されます。

ヒープ・ステータスを右クリックして、「マークの設定」を選択すれば、
現時点での使用サイズにマークされ、その後の使用サイズの変動がよくわかります。

試しにとなりのゴミ箱をクリックして、ガベージ・コレクターの実行をすると、
マークしたところより、使用サイズが減っているのが確認できます。
(状況により、減らないこともあります。)

heap2.png
図2 GCにより使用サイズの減少を確認

また、ヒープ・ステータスを右クリックして、「最大ヒープを表示」を選択すれば、
ヒープ・ステータスの最大サイズを含めた表示になります。

heap3.png
図3 最大サイズを含めた表示

ヒープ全体のサイズと使用サイズ、そして最大サイズ(確保するヒープサイズの最大値)が
表示されています。
最大サイズは、微妙に値が違いますが、eclipse.ini ファイルの-Xmxの値が
反映されています。

MyEclipse 以外にも Eclipse 上で複数のプラグインを動作させている場合等は、
eclipse.ini ファイルに指定しているヒープサイズが不適切になっているかもしれません。
一度、ヒープの使用状況をチェックしてみてはいかがでしょうか?
 

Eclipseのデフォルトの設定では、
起動時には「ワークスペース・ランチャー」ダイアログが、
終了時には「終了の確認」ダイアログが表示されます。

表示されたダイアログで、
「この選択をデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」や、
「常にプロンプトなしで終了」にチェックすることで、
次の起動時や終了時に、これらのダイアログが表示されなくなります。

表示されなくなったダイアログを再び表示するにはどうしたら良いでしょう?

起動時や終了時のダイアログの表示/非表示の切り替えは,
メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択して、
「一般」>「開始およびシャットダウン」から設定できます。

-「始動時にワークスペースをプロンプト」をチェックすると、
  「ワークスペース・ランチャー」ダイアログを表示するようになります。

-「最後のウィンドウを閉じるときに終了を確認」をチェックすると、
  「終了の確認」ダイアログを表示するようになります。

これでダイアログを再表示できますね。

なお、この画面では次の設定を行うこともできます。

-「始動時にワークスペースを更新」をチェックすると、
  起動時にワークスペースがファイルシステムと同期するようになります。

例えば、これをチェックしていない場合、Eclipseを起動していない状態で、
エクスプローラなどによってワークスペースにファイルを追加した時、
Eclipseの起動直後は追加したファイルが表示されません。
なお、ワークスペースの更新は、メニューから
「ファイル」>「更新」を選択しても実行できます。

-「始動時にアクティブにされるプラグイン」では、
  起動時にアクティブにするプラグインを選択できます。

この設定で、使用しないプラグインをロードしないようにすることができます。


ちょっとしたノウハウなのですが、知らないと戸惑うことがあるかもしれません。

Eclipse でのソースのビルド

本日は Eclipse でのソースのビルドについてお話します。

開発者の方でしたら、何らかのエディタを使用してソースの修正を行った経験があるのではないでしょうか。
その場合、ソースの修正後にファイルを保存し、コマンドプロンプト(Windows の場合は、cmd.exe)から
ビルド用のコマンドを実行したかと思います。

では、Eclipse を使用した場合はどのようにビルドを行うのでしょうか?

Eclipseの デフォルトの設定では、Java ファイルなどのソースを変更し保存すると、
自動的にビルドが行われる仕組みになっています。
わざわざコマンドを実行する必要がなく、とても簡単ですね。

build1.gif
図1 ビルド設定の確認


自動ビルドでは、変更・保存したソース単体のビルドだけではなく、変更されたソースに関連のあるソース
(ワークスペース内の別プロジェクトに含まれるソースも対象となります)がビルドされます。

プロジェクト内のすべてのソースをビルドし直したい場合などは、メニュー・バーから「プロジェクト」>「自動的にビルド」
を選択してチェックを外し、手動ビルドに切り替える必要があります。
「自動的にビルド」のチェックを外すと、「すべてビルド」、「プロジェクトをビルド」、「ワーキング・セットのビルド」の
手動ビルド用のメニューが選択できるようになり、目的に合ったビルド範囲を選択することができます。

build2.gif
図2 手動ビルドの範囲

ビルドを実行する前には、ソースが保存されている必要がありますが、複数のファイルを並行して修正している場合、
一部のファイルを保存し忘れてしまうこともあるかと思います。
Eclipse で手動ビルドを行う場合は、ビルド前に変更したすべてのソースを自動的に保存するように
設定することもできます。

設定の方法は、メニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」>「一般」>「ワークスペース」を選択し、
「ビルド前に自動的に保管」の項目にチェックを入れるだけです。

build3.gif
図3 ソースのビルド前にリソースを自動的に保存する設定


ご自分にとって使い勝手のよいビルド方法を選択しましょう。


MyEclipseはAJAX開発用の便利なツールが満載!

MyEclipseは、AJAXを利用したアプリケーションを開発するのに便利な機能を
数多く備えています。例えば、次のような機能があります。

(1)AJAX リクエスト・モニター
 JavaScript アプリケーションが送受信しているリクエストとレスポンスの内容を
 表示することができます。

(2)JavaScript エディター
 シンタックスのチェック機能や、入力補助機能があります。

(3)JavaScriptデバッガー
 MyEclipseのプロフェッショナル版のみの機能です。
 MyEclipseの動作するPC内に格納した HTML ページのデバッグに加え、アプリ
 ケーションサーバーに格納されているページのデバッグ、さらにはインター
 ネット上で公開されているサイトの JavaScript アプリケーションの調査を
 行うことができます

MyEclipseを利用したAJAXアプリケーションのデバッグ方法については、
以下に詳しい説明がありますので、ご参考にしてください。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=4
https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=2

MyEclipse には、扱うファイルに応じた便利なエディターを取り揃えています。
今回は、web.xml(Web アプリケーションのデプロイメント・ディスクリプター)
ファイル専用のMyEclipse Web XML エディターをご紹介します。

web.xml を作成/変更する場合、エディター等を用いて、ファイルを直接編集する
ことが多いのではないでしょうか?
MyEclipse では、web.xml ファイル専用のエディター(MyEclipse Web XML エディター)を用いることで、
web.xml を簡単に構成をすることができます。

MyEclipse Web XML エディターを開くためは、「パッケージ・エクスプローラー」ビューで
編集したい Web プロジェクトの web.xml を右クリックし、コンテキスト・メニューで
「アプリケーションから開く」>「MyEclipse Web XML エディター」を選択します。


MyEclipse Web XML エディターには、2つの編集モードを備えています。
1つは、一般的な方法である XML ファイルを直接するモード(「Source」タブ選択時)、
もう一つは、フォームベースで値を指定するモード(「Design」タブ選択時)です。

Web_xml_editor.png
図1 MyEclipse Web XML エディター(「Design」タブ選択時)

フォームベースで値を指定するモード(「Design」タブ選択時)を使用すると、
web.xml の各要素をウィザードに従い、値を指定していくだけで構成することが
できます。
ウィザードは、画面上に表示されている各要素を右クリックし、
"操作"を選択して起動します。(例えば、新規作成なら「New」を選択します。)

ウィザードのダイアログには、指定が必須の項目に '*'印が付いていたり、指定の誤りを検知して
ダイアログ上で通知してくれる便利な機能を備えています。

Web_xml_editor2.png
図2 フィルターの構成

以上のように、フォームベースで値を指定するモードを使用すれば、
XML での記述形式を覚えていなくとも構成することができます。
(もちろん、要素の意味は知っている必要はあります。)

構成した要素は直ちにファイルに反映されるため、「Source」タブを選択することにより、
XML での記述形式を確認することもできます。

冒頭でも申しましたが、MyEclipse には様々な便利なエディターを備えています。
これらのエディターを使いこなして、生産性の向上につなげましょう!



MyEclipseには、ソースコードの修正を行ったときに、それを即時、かつ自動的に
アプリケーションサーバーにデプロイメントする機能があります。

ソースコードの修正を行っているときには、修正内容を確認するために、アプリケーション
サーバーを停止してデプロイメントし、再起動するという操作を繰り返すことがあります。
しかし、MyEclipseの機能を使用すれば、この操作をMyEclipseが自動的に行います。
そのため、コーディングとテスト作業により多くの時間を割くことができるようになります。

なお、本機能はローカルでのデバッグ(MyEclipseとアプリケーションサーバーが
同一のPC上にあるとき)に使用できます。

機能の詳細については、こちらをご参照ください。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=12

 

HTMLやJSPでもタスクを活用

タスクの活用2では、ソースコードとタスクを関連づける方法を紹介しました。

紹介した方法により、ソースコードとタスクを簡単に関連づけることができますが、
関連づけられるソースコードはJavaのソースコードだけでした。
しかし、Webアプリケーションを開発する場合など、
JavaだけでなくHTMLやJSP、CSSなども扱うと思います。

今回は、Javaのソースコード以外でタスク・タグを有効にする方法を紹介します。

(1)メニューから「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、「設定」ダイアログの
 「MyEclipse Enterprise Workbench」>「タスク・タグ」を選択します。
(2)右側ペインの「Enable searching for Task Tags」をチェックします。
 「Task Tags」タブで、タスク・タグをカスタマイズできます。
 「Filters」タブで、タスク・タグを有効にするコンテンツの種類を選択します。
(3)「OK」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

以上です。今回も簡単ですね。

コメントの記述方法は、コンテンツの種類によって異なります。
コメントの記述例をいくつか紹介します。

 "/* TODO <説明> */"  (CSSの場合)
 "<%-- TODO <説明> --%>" (JSPの場合)
 "<!-- TODO <説明> -->" (DTD/HTML/XMLの場合)

ぜひタスクを活用してください。

過去3回にわたって、ワーキング・セットの機能についてご紹介してきました。
その内容について少し振り返ってみましょう。

開発者は、自分が開いているワークスペース上のリソースを、必要な作業に応じて「グループ化」して
おくことができました。
この「グループ化」の単位は、自分の好きなように設定できました。
ワークスペース内の別々のプロジェクトに含まれるリソースを1つのグループにすることもできましたね。

本日は、この「グループ化」の単位として「タスク」(やらなければいけない作業)というものを
考えていきます。

Eclipse を使用して頻繁に行う作業といえば、ソースの追加やバグ修正だと思います。
実際の開発では、「ログ機能の追加」、「入力フォームの修正」、「パッケージ名の変更」など、
具体的にやらなければいけない作業(タスク)があり、その個々のタスクに関連する
リソースの作成・修正を行います。
この「タスク」は、リソースをグループ化する1つの単位となりますね。

ご存知の方も多いかと思いますが、開発者の作業(タスク)と、その作業に関連するリソースを
自動的に関連付けしてくれるプラグインで「Mylyn」というものがあります。

ワーキング・セットを使ってグル―プ化する場合は、リソースを手動でワーキング・セットへ割り当てる
必要がありましたが、Mylyn を使うと、タスクとリソースが自動で関連付けられるのです。


Mylyn でのタスクとリソースの関連付けの流れを簡単に説明します。

まず始めに Mylyn タスクを作成します。
Mylyn タスクには、優先度や状況(完了しているのか、未完了か)などを設定できます。
ただ、作成直後では、Mylyn タスクにリソースが関連付けされていません。
リソースを関連付けるために、Mylyn タスクをアクティブにする必要があります。
Mylyn タスクがアクティブな状態で、タスクを完了させるために必要な操作
(プロジェクトの作成や、必要なリソースを開いて編集など)を行います。
Mylyn タスクがアクティブな状態の間は、どのリソースが追加・編集されたのかが記憶されます。
タスクが完了したら、Mylyn タスクを非アクティブ化します。

このようにして、Mylyn ではタスクとリソースの関連付けが自動で行われているのです。


「タスク」という言葉は、「タスクの活用」の記事でもでてきました。
こちらの記事で紹介した「タグによるタスク管理」では、ソースのコメントでタスクを記憶しておくことが
できましたね。

ソースの行レベルの細かい範囲の作業項目については「タグによるタスク管理」を、
複数のリソースにまたがるような広い範囲の作業項目については、「Mylyn によるタスク管理」を行う、
というように両者をうまく使い分けていくとよいのではないでしょうか。


JavaScript デバッグで停止条件を設定する

今回は、Eclipse のブレークポイントには停止条件を付けられます
引き続き、JavaScript デバッグで停止条件を設定方法についてご紹介します。

なお、JavaScript デバッグ機能は、日本語 MyEclipse プロフェッショナル版のみ利用可能と
なっております。

MyEclipse の JavaScript デバッグでは、ブレークポイントの設定箇所以外に
4つのタイミングで停止できます。

①デバッガー開始時
②debugger キーワード指定箇所
③エラー発生時
④例外発生時

設定方法は、「MyEclipse」メニューから「設定」を選択して、「設定」ダイアログを開き、「MyEclipse Enterprise Workbench」>「AJAX」>「JavaScript デバッグ」を選択します。
JavaScript の設定画面で、停止させたいタイミングにチェックを入れます。

JSBreakPoint.png
図1 JavaScript デバッグオプションの設定

あとは、JavaScript アプリケーションをデバッグ実行するだけです。

また、「デバッグ」ダイアログでは、JavaScript アプリケーションごとに
停止タイミングを設定することができます。

「デバッグ」ダイアログは、エディターの画面上で右クリックして、
「デバッグ」>「デバッグダイアログを開く」を選択して開きます。

「デバッグ」ダイアログで、「JavaScript アプリケーション」を選択し、
「新規」ボタンをクリックすることにより、デバッグのターゲットアプリケーションと
その停止タイミングを設定することができます。

JSBreakPoint2.png
図2 「デバッグ」ダイアログで停止タイミングを設定

デバッグする状況に合わせて、停止タイミングを使い分けてみてください。



ブラウザには、URL を記録しておくブックマーク機能がありますが、
同様に Eclipse にも、参照したいソースコード行やテキスト行のある場所を
記録しておく、ブックマーク機能があります。
頻繁に参照する行をブックマークとして登録することで、
いつでも簡単に参照できるようになります。

ブックマークは次の手順で追加できます。

(1)ブックマーク登録したいソースコード行やテキスト行があるファイルを
 エディターで開く
(2)ブックマークとして登録する行の左側にあるグレー部分を右クリックし、
 「Add Bookmark」を選択


add_bookmark.png

図1 ブックマークの追加

(3)「Add Bookmark」ダイアログで、このブックマークの名前を入力

以上で、ブックマークが追加できました。
追加したブックマークは、ブックマークビューに表示され、
ダブルクリックすれば、登録したテキスト行を参照できます。

MyEclipse Javaエンタープライズパースペクティブのデフォルト設定では、
ブックマークビューは表示されません。これは、次の手順で表示します。

(1)メニューから「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」を選択
(2)「ビューの表示」ダイアログで、「一般」>「ブックマーク」を選択して
 「OK」ボタンをクリック

※変更したパースペクティブは保存しておくことができます。
 2009年1月7日の記事を参照ください。

追加したブックマークは、ブックマークビューで選択した状態で、
右クリックして「削除」を選択することで削除できます。

なお、ブックマークの追加手順の(2)で「Add Task」を選択すると、
タスクとして追加することができ、この場合はタスクビューに表示されます。

※タスクについては、タスクの活用タスクの活用2を参照してください。

ブックマークとタスクは、どちらも登録したテキストを参照することができますが、
単純に参照する場合はブックマーク、編集する必要がある場合はタスク、など
目的に応じて使い分けることができます。

ワーキング・セットの割り当て

今回は、ワークスペース内に新しく作成したプロジェクトやファイルなどのリソースを、
既に作成済みのワーキング・セットへ追加する方法についてお話します。

2009年1月14日の記事でご紹介した「ワーキング・セットの選択」ダイアログを使用すると、
ワーキング・セットを新規に追加する手順と同様の操作で、リソースをワーキング・セットへ追加することができます。

この他にも、Windowsで操作するときにお馴染みのコンテキスト・メニュー(リソースを右クリックして表示されるメニュー)
から追加する方法もあります。

コンテキスト・メニューからの追加方法は、以下の通りです。

(1)「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、ワーキング・セットに含める対象となるリソースを選択し、
コンテキスト・メニュー(右クリック)から「ワーキング・セットの割り当て」を選択します。

assign_working_set1.gif
図1 コンテキスト・メニューから「ワーキング・セットの割り当て」を選択

(2)「ワーキング・セットの割り当て」ダイアログで、リソースの追加先とするワーキング・セットを選択し、
「OK」ボタンをクリックします。

assign_working_set2.gif
図2 「ワーキング・セットの割り当て」ダイアログ

複数のリソースを同時に選択して追加することもできますので、追加の操作は1回で済みますね。

ただし、コンテキスト・メニューから追加を行う場合、追加先として選択できるワーキング・セットのタイプが
「リソース」タイプおよび「Java」タイプの2つです。
「Spring」タイプなどの他のタイプのワーキング・セットへ追加する場合は、
「パッケージ・エクスプローラー」ビューの「メニュー」アイコンから「ワーキング・セットの選択」をクリックし、
「ワーキング・セットの選択」ダイアログを使用して追加してください。


※今回ご紹介した「ワーキング・セットの割り当て」機能は、Eclipse JDT 3.3 以降で提供されています。
    Eclipse JDT 3.3以降を前提としているMyEclipseのバージョンは6.0.1以降となります。


今回は、MyEclipse から少し離れて、Eclipse のちょっと便利な機能の紹介です。

Eclipse で Java のコードをデバッグするときは、目的の箇所にブレークポイントを
設定して処理を停止させ、デバッガーでその後の処理を追っていくというのが
基本的な使用方法です。
このブレークポイントは、常に停止させる、という利用方法もありますが、さらに、
条件を設定してそれに合致したときのみ停止させる、ことも可能です。

エディター上の左端のブレークポイントのアイコンを右クリックして、「ブレークポイント・プロパティー」を選択すると、
以下のようなダイアログが開きます。

BreakPoint.png
図1 ブレークポイント・プロパティー

"ヒット数"にチェック入れて整数値を指定すると、指定回数ブレークポイントにヒットした場合に、処理が停止します。

また、"条件を使用可能にする"にチェックを入れて条件を指定すると、条件に合致した場合に処理が停止します。

なお、"次の場合に中断:"で選択できる項目に"条件値の条件"とありますが、
これは条件の判定結果(true/false)が変化したときに停止するものです。

ただし、最初にヒットしたときには必ず停止するようです。
(おそらく、初期値としての判定結果がtrue/falseのどちらであるかを知るため
だと思われますが、正確な仕様については確認できておりません。)

実際に確認してみると次のようになります。
例えば、条件に i==5 と指定して、
iを 0 から 10 まで増加させると、停止するのは、
 「0(最初のヒット(false)),5(trueに変化したため停止),6(falseに変化したため停止)」
iを 5 から 10 まで増加させると、停止するのは、
 「5(最初のヒット(true)),6(falseに変化したため停止)」
iを 6 から 10 まで増加させると、停止するのは、
 「6(最初のヒット(false))」

JSPのデバッグをサポートしているアプリケーションサーバーでは、
JSP のブレイクポイントでも「Breakpoint Properties」を選択すれば、
同様のダイアログを開くことができ、条件を設定することができます。

次回は、JavaScript での停止条件についてお話したいと思います。


<追記>

次の記事はこちらです。
JavaScript デバッグで停止条件を設定する

2009年1月13日の記事でご紹介したように、MyEclipseは15種類(バージョンで区別すると
36種類)のアプリケーションサーバーに対応しています。これらのアプリケーションサーバーを
簡単にご紹介します。

(1)Bejy Tiger
ドイツ在住のStefan Bebbo Franke氏が開発しているWebコンテナーです。
非商用利用では無償ですが、商用利用ではStefan氏への連絡が必要です。
http://www.bejy.net/

(2)uCosminexus Application Server
日立製作所が提供する有償製品です。
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/apserver/products/lineup/caps/index.html

(3)Apache Geronimo
The Apache Software FoundationのGeronimoプロジェクトが開発している、
無償、オープンソースのサーバーです。
http://geronimo.apache.org/

(4)Glassfish
Sun Microsystems社が主催するプロジェクトGlassFishが開発している、
無償、オープンソースのサーバーです。Sun Microsystems社による有償サポートがあります。
https://glassfish.dev.java.net/ja/

(5)JBoss Application Server
JBoss.orgが開発している、無償、オープンソースのサーバーです。Red Hat社による有償サポートがあります。
http://www.jboss.org/

(6)Jetty
オーストラリアの Mort Bay Consulting社 が開発している、
無償、オープンソースのサーバーです。Webtide社による有償サポートがあります。
http://www.mortbay.org/jetty/

(7)JOnAS
OW2 Consortiumが開発している、無償、オープンソースのサーバーです。
OW2 Consortiumは、フランスの3団体が設立したObjectWebプロジェクトと、中国の5団体が
設立したOrientwareプロジェクトが合併してできた国際団体です。Bull社による有償サポートがあります。
http://wiki.jonas.objectweb.org/xwiki/bin/view/Main/WebHome

(8)Adobe JRun
Adobe Systems社が提供する有償製品です。
http://www.adobe.com/jp/products/jrun/

(9)Oracle Application Server
Oracle社が提供する有償製品です。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/products/ias/index.html

(10)Orion Application Server
スウェーデンのIronFlare社が提供する製品です。
開発目的および非商用目的の利用では無償ですが、その他の目的では有償です。
http://www.orionserver.com/

(11)Resin
アメリカのCaucho Technology社が提供する製品です。
サーバー利用は有償ですが、評価などの目的に限り無償でソースコードが公開されています。
http://caucho.com/

(12)Sun Java System Application Server
バージョン8.xは、Sun Microsystems社が提供する、無償の製品です。
バージョン9.0からは、Sun Microsystems社が主催するプロジェクトGlassFishが開発した
アプリケーションサーバーGlassfishを元にしてSun Microsystems社が提供する、
無償の製品です。Sun Microsystems社では、有償サポートも提供しています。
http://jp.sun.com/products/software/javasystem/applicationserver81_pe/
http://jp.sun.com/products/software/javasystem/applicationserver_90/

(13)Apache Tomcat
The Apache Software FoundationのTomcatプロジェクトが開発している、
無償、オープンソースのWebコンテナーです。
http://tomcat.apache.org/

(14)Oracle WebLogic Server
Oracle社が提供する有償製品です。(以前は、BEA Systems社が提供する有償製品でした。)
http://www.oracle.com/lang/jp/appserver/index.html

(15)WebSphere Application Server
IBM社が提供する有償製品です。
http://www-06.ibm.com/jp/software/websphere/was/


日本語MyEcliseから接続可能なアプリケーションサーバーのバージョン一覧は、
こちらでご確認ください。
 https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=6

 

タスクの活用2

タスクの活用では、ちょっとした覚え書きなどに活用できるタスクビュー機能を紹介しました。
今日はソースコードとタスクを関連づける方法を紹介します。

今後の作業のために、ソースコードのコメントとして情報を残すことがありますが、
タスクと関連づけておけば、タスクビューから簡単に参照できます。

タスクを追加する手順は次の通りです。

(1)関連づけたいソースコードの部分にコメントとして"TODO <説明>"を記述。
   例えば、次のようなコメントを記述します。

 // TODO ここにタスク内容などを自由に記述できます。

(2)ソースコードをビルド。

以上で終わりです。とても簡単ですね。

自動ビルドが有効になっていれば、ソースコードを保管すれば自動的にビルドされるので、
明示的にビルドする必要はありません。自動ビルドは、
メニューの「プロジェクト」>「自動的にビルド」にチェックすることで有効になります。

タスクビューで該当するタスクをダブルクリックすれば、
タスクに関連づけたソースコードを参照できます。

コメントに記述する"TODO"はタスク・タグと呼ばれます。
タスク・タグは"TODO"以外にも"FIXME"や"XXX"がデフォルトで使用できますが、
次の手順によりカスタマイズも可能です。

(1)メニューから「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、
 「設定」ダイアログの「Java」>「コンパイラー」>「タスク・タグ」を選択。
(2)「新規」「編集」「削除」ボタンでタスク・タグをカスタマイズ。

上記の手順は、ワークスペースで共通の設定になりますが、
タスク・タグをプロジェクト毎にカスタマイズすることもできます。

(1)メニューから「ファイル」>「プロパティー」を選択し、
 「プロパティー」ダイアログの「Java コンパイラー」>「タスク・タグ」を選択。
(2)「プロジェクト固有の設定を有効にする」にチェック。

簡単に使えて便利なタスクを、ぜひご活用ください。


<追記>

次の記事はこちらです。
HTMLやJSPでもタスクを活用

ワーキング・セットの活用2

2009年1月14日にご紹介したワーキング・セットの活用方法の続きです。


MyEclipse では、ワーキング・セットを作成する際に、「Spring」というワーキング・セット・タイプを
選択することができます。
本日は、Spring ワーキング・セットの活用方法についてお話します。


最初に、MyEclipse が提供している Spring サポート機能について少し触れたいと思います。

MyEclipse は、Spring フレームワークを使ったアプリケーション開発を簡単に行うための
様々なツールを用意しています。
その中の1つに「Spring エクスプローラー」ビューというものがあります。
このビューを使うと、Spring アプリケーション開発で必須となる Spring 構成ファイルに
記述されている Bean の情報が階層的に表示され、Bean 同士の参照関係が簡単に確認できます。

しかし、現在使用中のワークスペース内に存在する Spring 開発用のプロジェクト情報を
すべて表示しますので、プロジェクトの数が増えてくると、ビューに表示される情報も多くなり、
わかりずらくなってきます。

working_set_spring1.gif
図1 フィルタリングしない状態の「Spring エクスプローラー」ビュー

こんな時に、Spring ワーキング・セットによるフィルタリングを適用してみると・・・

working_set_spring2.gif
図2 フィルタリング後の「Spring エクスプローラー」ビュー

必要な情報だけが表示されるようになりました。これなら見やすいですね!


「Spring エクスプローラー」ビューでのフィルタリングの手順は、以下の通りです。

(1)「Spring エクスプローラー」ビューの右上にある「メニュー」アイコンから「ワーキング・セットの選択」をクリックします。

working_set_spring3.gif
図3 ワーキング・セットの選択

(2)「ワーキング・セットの選択」ダイアログで、作成済みの Spring ワーキング・セットを選択し、
「OK」ボタンをクリックします。

「Spring エクスプローラー」ビューを開くには、メニュー・バーから「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他」をクリックし、
「ビューの表示」ダイアログのビュー一覧から選択してください。

ワーキング・セットの新規作成については、1月14日の記事をご参照ください。



MyEclipse で Struts フレームワークを使用する場合、
作成した Web プロジェクトを右クリックして、コンテキスト・メニューから
「MyEclipse」> 「Struts 機能の追加」を選択します。

選択後、ウィザードに従って入力していくと、Struts フレームワークを使用するために必要なライブラリや定義ファイルが
プロジェクトに追加されます。

ただし、Struts 1.3 を使用する場合、注意点があります。
Struts 1.3 の Validator 機能で正規表現を扱う場合に必要な ORO ライブラリー(※1)は、
現時点(バージョン: 6.5.1 GA)では、デフォルトで追加されません。

そのため、Struts 1.3 の Validator 機能で正規表現を扱う場合、ORO ライブラリーを
追加する必要があります。

ORO ライブラリーを WEB-INF\lib下など、クラスパスが通っているディレクトリーに追加しても問題ありませんが、
以下の方法で、Struts 機能の追加時に自動的に ORO ライブラリーも追加されるようにすると便利です。

メニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」>「MyEclipse」>「プロジェクト機能」>「Struts」を選択後、
「Struts 1.3」タブを選択し、「JAR/ZIP の追加」ボタンで MyEclipse インストール・ディレクトリ下(※2)にある
oro-2.0.8.jar を追加します。

追加方法の詳細は、Struts と Hibernate を使用した Web アプリケーション開発ガイドを参照してください。

※1「The Apache Software FoundationのJakarta OROプロジェクトで開発している正規表現ライブラリ。
  詳細は、http://oro.jakarta.jp/をご覧ください。

※2バージョン 6.5.1 GAでは、以下のディレクトリにあります。
<MyEclipse インストール・ディレクトリ>\eclipse\plugins\com.genuitec.eclipse.cross.easystruts.eclipse_6.5.0.zmyeclipse650200806\lib

MyEclipseはJavaScriptの開発を支援します。

MyEclipseはJavaだけでなく、JavaScriptの開発を支援するさまざまな機能を提供しています

MyEclipseを使えば、JavaScriptソースコードの構文を色分け表示したり、
入力を補完してくれますので、編集がとても楽です。

また、JavaScriptにブレークポイントを設定したり、デバッグ中の変数参照が可能です。

さらに、MyEclipseではローカルファイルのデバッグはもちろんのこと、
インターネット上で公開されているサイトの動作を調べることもできます。

MyEclipseを、JavaScript開発に是非お役立てください。
JavaScripデバッガーの詳細につきましては、こちらをどうぞ。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents01/index.php?id=2

(注)MyEclipseのJavaScriptデバッガーが前提とするブラウザは、
内蔵 Ajax Web ブラウザー(Firefox 2.0 互換)です。
Internet Explorer の JScript デバッグには対応しておりません。

 

タスクの活用

Eclipseには、例えば、今日帰る前に明日やるべき作業をメモしておくなど、
開発途中でのちょっとした覚え書きなどに活用できるタスクビューという機能があります。

MyEclipse Javaエンタープライズパースペクティブを開いているときに
このタスクビューにメモを記述するには、下部中央にあるタスクビューをアクティブにし、
マウスをエリア内に入れてから右クリックして[タスクの追加]を選択し、
[タスクの追加]ダイアログの[記述]にタスク内容を書き、[OK]ボタンをクリックします。
ダイアログでは、[優先度]を指定したり、[完了]状態とすることもできます。

追加したタスクはタスクビューに表示されます。
タスクビューには左から[完了][優先度][記述]が表示され、
これらをクリックすることでいつでも内容を変更できます。

タスクが完了したら[完了]をクリックして完了状態にしましょう。
完了したタスクはタスクビューの右クリックから[完了タスクの削除]を選択して削除できます。

タスクビューが表示されていない場合、次の手順で表示できます。

(1)メニューから[ウィンドウ]-[ビューの表示]-[その他]を選択
(2)[ビューの表示]ダイアログで,[一般]-[タスク]を選択して[OK]ボタンをクリック

ソースコードに記述したTODOタグなどを利用したタスク管理も可能です。
これについてはまた別の機会に紹介したいと思います。


<追記>

次の記事はこちらです。

タスクの活用2


今回は、以前の記事、「XML カタログを使用してXML 定義ファイルを作成する」の
補足情報です。

「XML カタログを使用してXML 定義ファイルを作成する」では、MyEclipse が用意している様々な
XML カタログを使用して、タイピングが面倒な定型部分を自動生成できるといった話をしました。

では、MyEclipse が用意していない XML カタログについてはどうすればいいのでしょうか?

MyEclipse では、インターネット上に公開されている XML カタログや、
自分で作成した XML カタログを追加することができます。

例えば、MyEclipse に用意されていない "DTD Direct Web Remoting 2.0"※ のXML カタログを 追加する場合、
メニューの「ウィンドウ」>「設定」で「設定」ダイアログを開き、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「ファイルおよびエディター」>「XML」>「XML カタログ」を
選択します。
「Add」ボタンを押して、開いたダイアログで以下のように設定し、「OK」ボタンを押せば追加完了です。

XML4.PNG
図1 XML カタログの追加

これで、以前の記事でご説明した方法で、追加した XML カタログを基に XML 定義ファイルを作成できるようになりました。

なお、図1の Location には、ワークスペース内のファイルやファイルシステム内のファイル、また、
XML カタログを公開している URLを直接指定できますが、
プロキシーサーバー経由でインターネットに接続している場合、URLを直接指定できません。
一旦、ローカルマシンにダウンロードしてから、ファイルシステム内の該当ファイルを指定するようにしてください。

※Ajaxアプリケーションを開発するためのフレームワーク(Direct Web Remoting)で使用する
 設定ファイル(dwr.xml)のスキーマ定義。"DTD Direct Web Remoting 1.0"は、MyEclipseで用意されています。


ワーキング・セットの活用

2008年12月25日の記事で「ワークスペースの新規作成」についてお話した際、
既存ワークスペースで設定した『ワーキング・セット』を新しいワークスペースに
コピーできることをご紹介しました。

今回は、この『ワーキング・セット』に焦点を当てたいと思います。


「ワーキング・セット」とは、一言で言うと、
ワークスペース内に存在する様々なリソースをグループ化する機能
のことです。

用途に応じてワークスペースを切り替えておいても、プロジェクト内でのソースの数が
多くなることもあるかと思います。
さらに、プロジェクトも複数作成していったりすると、Eclipse のビューに表示される
様々なリソースの数が多くなってしまい、ごちゃごちゃとして見づらくなってきます。

作業に必要なリソースだけが表示できればいいなぁ、と思うことも
あるのではないでしょうか?


そんなときに使用するのがワーキング・セットの機能です。

作成したワーキング・セットを使ってビューに表示されるリソースをフィルタリングするには、
「ワーキング・セットの選択」ダイアログでワーキング・セットを選択するだけでOKです。


ワーキング・セットを新規に作成する方法は、以下の通りです。

(1)「パッケージ・エクスプローラー」ビューの「メニュー」アイコンから
    「ワーキング・セットの選択」をクリックし、
    「ワーキング・セットの選択」ダイアログで「新規」ボタンを選択します。

working_set1.gif
図1 ワーキング・セットの選択

(2)自分が作成したいタイプのワーキング・セット・タイプを選択し、次のページでは、
    ワーキング・セットに含めたいリソース等を選択すれば、完了です。

working_set2.gif
図2 ワーキング・セット・タイプの選択


別々のプロジェクトに含まれるリソースを同じワーキング・セットに
まとめておくこともできます。


ところで、図2 のワーキング・セット・タイプの選択画面では、「Spring」というタイプが
選択できるようになっています。
MyEclipse の Spring サポート機能を使用するとき、こちらのワーキング・セットを
作成しておくと効果的です。

Spring ワーキング・セットの活用については、また別の機会にご紹介します。


<追記>

次の記事はこちらです。
ワーキング・セットの活用2


MyEclipse は、Tomcat、Cosminexus、WebLogic、WebSphere、JBoss をはじめ、15種類の
アプリケーションサーバー(バージョンで区別すると36種類)の起動、停止、そして
アプリケーションのデプロイとデバッグが可能です。

これは、「アプリケーション・サーバー・コネクター」と呼ばれる機能で実現しています。
MyEclipse は、エディターやビューなどアプリケーションサーバーに依存しない機能部分と、
個々のアプリケーションサーバーに対応するコネクターで構成されています。
そして、使用するアプリケーションサーバーのコネクターの設定を行うだけで、
そのサーバーに対応した Java アプリケーションの開発が可能になります。

connector.PNG
図1: MyEclipse の構造


この構造により、MyEclipse は次のような場合にとても便利です。

例えば、SI(システムインテグレーション)ベンダーで仕事をされている開発者の方は、
システムごとに異なるアプリケーションサーバーを取り扱うことがあります。
アプリケーションサーバー製品の中には専用の開発環境を提供しているものがあり、
それを使用して開発している場合には、

 あるアプリケーションサーバーで動作させる Java プログラムはこの開発環境
 別のアプリケーションサーバーで動作させる Java プログラムは別の開発環境

というように、システムごとに異なる開発環境を使い分けなければなりません。
これでは、それぞれの開発環境の操作方法を覚えるのが大変ですね。

しかし、MyEclipse を使用すればその必要はありません。
使用するアプリケーションサーバーに対応するコネクターを設定すれば、
エディターなど開発で頻繁に使用する部分は共通して利用できます。

MyEclise で対応しているアプリケーションサーバーとそのバージョンの詳細は、
次のページでご確認ください。

Eclipse のエディターでソースコードを編集していると、ある 1 つの変数を使用している
場所を順番に見ていくことで、その変数の使い方を確認したい、と思うことがあるでしょう。

これは、 Eclipse の「出現箇所」機能を使えば簡単に確認できます。

(1)ツールバーの[Next Annotation]または[Previous Annotation]の横にある
 ▼(下三角)をクリックして、「出現箇所」のみチェックをいれた状態にします。

next-annotation01.PNG

図1:[Next Annotation]の横にある▼をクリックした後、 「出現箇所」のみ選択した状態

(2)エディター内で、見たいと思う変数にカーソルを合わせます。

next-annotation02.PNG

図2:変数aにカーソルを合わせたところ

(3)ツールバーの[Next Annotation]または[Previous Annotation]をクリックすると、
 見たいと思う変数が使用されている場所に、カーソルがジャンプしていきます。

なお、[Next Annotation]をクリックすると上から順番にカーソルがジャンプしていき、
[Previous Annotation]をクリックすると下から順番にジャンプしていきます。

変数だけでなくメソッドにも同様に使用できます。

ワークベンチ・レイアウトの保存について

2008年12月25日の記事では「ワークスペースの切り替え」についてお話しました。
ワークスペースを用途に応じてうまく切り替えることができるということでしたね。

このワークスペースでは、用途に応じて使いやすい『ワークベンチ・レイアウト』を
設定しておくことができるのです。


ワークベンチが用意しているさまざまなビューやエディターを、
どんな組み合わせでどのように配置するかを自由に決めることができ、
これらをワークベンチ・レイアウトといいます。

ユーザは自分で使い勝手のよいワークベンチ・レイアウトを定義することができ、
それを『パースペクティブ』として保存しておくことができます。

Eclipse にはあらかじめいくつかのパースペクティブが用意されています。
既存のパースペクティブのビューの表示や配置を変更し、
そのレイアウトを新しいパースペクティブとして保存するには、
メニュー・バーから
「ウィンドウ」>「パースペクティブの別名保管」
を選択し、新しいパースペクティブ名を入力するだけでOKです。


用途に応じてワークスペースが分けられていれば、
その用途ごとに最適なワークベンチ・レイアウトを設定しておくことができますね。


今回は、データベース・エクスプローラーのちょっとしたチューニングの話です。

メニュー・バーの「ウィンドウ」から「設定」ダイアログを開き、
「MyEclipse Enterprise Workbench」>「データベース・エクスプローラー」>「パフォーマンスの最適化」
を選択してください。
以下のような画面が開きます。

 

DBExplorer.PNG

図1.データベース・エクスプローラーのパフォーマンスの最適化

ここでは、検索結果の結果セットごとの行数を指定することができます。

例えば、検索結果の結果セットがものすごく大きなサイズになる場合、
結果セットごとの行数の指定が大きすぎたり、制限なしに設定していると、
検索結果を表示するまでに時間がかかってしまうことがあります。
データベースにリモートアクセスしている環境だと、その影響もばかになりません。

そんな場合、すべての検索結果が必要じゃない、最初の100行だけ見れればいいよ、
ということであれば、結果セットごとの行数の指定を小さくすることで、表示までの時間を
短くすることができます。

MyEclipseは、開発時に使用されることが主になると思います。
開発時の検索要件やデータベースへの接続環境などに合わせて、
結果セットごとの行数をチューニングしてみてください。

 

eclipse.iniでも-clean

eclipse.exeの-cleanオプションをショートカットに設定するでは,
ショートカットを使用しました。実は、同様のことがEclipseの設定ファイル
であるeclipse.iniを使用しても可能です。

eclipse.exeの引数として指定する内容は,eclipse.iniに記述することができます。
そのため、eclipse.iniファイルの先頭に"-clean"を追加した後、eclipse.exeを
ダブルクリックすれば、-cleanが指定された形でEclipseが起動します。

この-cleanオプション以外にも、eclipse.iniに指定できる引数は多数あります。
詳細については,下記ヘルプを参照してください。
[Workbench User Guide]-[Tasks]-[Running Eclipse]


2008年のブログはこれでおわりです。
12月27日(土)~1月4日(日)は年末年始休業となります。

それでは、よいお年をお迎え下さい。

2008年12月8日の記事で、Eclipse 用語である「ワークスペース」についての
説明がありました。

「ワークスペース」とは、Eclipse 上で作成したプロジェクト等の各種リソースを格納する
ディレクトリのことでしたね。

今日は、「ワークスペースの切り替え」について触れたいと思います。


皆さんが Windows を使われる時、作業に応じてディレクトリを作成し、
作業領域を分けてリソースを格納していると思います。

Eclipse で作業を行う場合も、個人の勉強用のワークスペース、チーム開発用のワークスペース、
調査用のワークスペースなど、用途に応じてワークスペースを分けたい時があるかと思います。

そんなとき、「ワークスペースの切り替え」を使用します。

用途ごとにワークスペースを作成しておき、メニュー・バーで
「ファイル」>「ワークスペースの切り替え」から使用したいワークスペースを
選択します。


新規にワークスペースを作成する場合は、切り替えるときと同様にメニュー・バーで
「ファイル」>「ワークスペースの切り替え」>「その他」
を選択し、「ワークスペース・ランチャー」ダイアログで新しいワークスペース名を入力するだけです。

このとき、ダイアログ内の「コピー設定」を選択すると、
既存のワークスペースで設定した「ビューのレイアウト」や「ワーキング・セット」を
新しいワークスペースにコピーすることができます。


ご活用ください。


Java 関連のフレームワークを使用する場合、定義ファイルの多くは XML で作成します。
MyEclipse では、プロジェクトに機能追加する際やツールを実行する際に、この XML 定義
ファイルを自動生成する機能が充実しています。

しかし、自動生成できない XML ファイルを手動で作成しなければならなくなる場合もあります。
例えば、Ajax フレームワークの Direct Web Remoting(DWR)の dwr.xmlファイルを作成する
場合などが該当します。

XML 定義ファイルを手動で作成するとき、ドキュメントタイプ宣言などの長い定型部分は、
別のファイルからコピーしてくるという方は多いのではないでしょうか。
MyEclipse では様々な DTD や XML schema の XML カタログを備えているため、
これを利用することで、手動での XML 定義ファイル作成もとても簡単です。

プロジェクトのコンテキスト・メニューから「新規」 > 「XML(基本テンプレート)」 で
XML を新規作成するダイアログを開いてみてください。

XML ファイルを作成するディレクトリーとファイル名を指定した後、何から XML ファイルを作成
するかを選択します。

 

XML1.PNG

図1.何から XML を生成するか

そして、生成元にする XML カタログを選択します。

 

XML2.PNG

図2.生成元にする XML カタログを選択

ルート要素やオプション等を指定して、ウィザードを終了すると、
XML カタログに準拠した定型部分を含む XML ファイルが生成されます。

 

XML3.PNG

図3. 生成された XML ファイル

生成された XML ファイルには、準拠するスキーマが指定されているので、
MyEclipse の コンテンツ・アシスト機能も使えます。

様々の XML カタログがありますので、一度のぞいてみてはいかがでしょうか?


<追記>

次の記事はこちらです。

XML カタログを使用してXML 定義ファイルを作成する 2


Eclipse を使っていると, eclipse.exe に対し -clean オプションを指定して
起動しなければならない場合があります。例えば、新しいプラグインを追加した
直後の起動では、このオプションの指定が必須です。
このとき,通常はコマンドプロンプトから、

 eclipse.exe -clean

と入力しますが,コマンドプロンプトを起動してオプションを入力するのは
なんとなく面倒ですね。

このオプションは、 Eclipse の起動時に毎回付加しても問題のないオプションです。
そのため、このオプションを指定したショートカットを作ってしまえば,手間を省くことができます。

具体的な手順は次の通りです。

(1) eclipse.exe を右クリックして表示されるコンテキストメニューから
 [ショートカットの作成]を選択する。
(2)作成されたショートカットのコンテキストメニューで[プロパティ]を選択する。
(3)[リンク先]に -clean を追加する。

 

eclipse-shortcut.png

 

なお、 -clean オプションはEclipseランタイム(Eclipseのコア部分)が使用する
キャッシュデータをクリアする処理です。このオプションを付加すると、起動時に
キャッシュクリア処理を行うため、EclipseやMyEclipseの起動時間が少し長く
なります。(※)
 (※)あくまで個人的な感覚です。実験データに基づいた正確な情報
    ではありませんのでご了承ください。

皆さんも活用してください。


<追記>

次の記事はこちらです。

eclipse.iniでも-clean


内蔵DB "Derby"で簡単Javaアプリケーション開発

MyEclipseは、リレーショナルデータベースエンジンであるDerbyを内蔵しています。
MyEclipseをインストールするだけで、DBにアクセスするJavaアプリケーションプログラムの開発・テストをすぐに始められます。
DBのインストールやカスタマイズ、JDBCドライバの設定は不要です。

また、Derbyの使い方を始め、MyEclipseの使い方を分かり易く記載した「さくさく開発ガイド」もご用意いたしております。
「さくさく開発ガイド」を参考に、Derbyを使ったJavaアプリケーションを開発してみてはいかがでしょうか。

Derbyの使い方は、こちらをどうぞ。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents04/index.php?id=44

(注1) MyEclipseの内蔵Derbyをご利用になる場合は、MyEclipse 5.5.1、MyEclipse 6.0.1 または 6.5.1をご使用ください。
(注2) MyEclipse 5.5.1、MyEclipse 6.0.1 および MyEclipse 6.5.1が内蔵するDerbyのバージョンは、10.2.2.0です。

もっとスニペットを使ってみよう!2

先日はスニペットの機能について簡単にご紹介しました。
もっとスニペットを使ってみよう!

今回は、『どんなときにスニペットを活用するか』に焦点を当ててお話します。

アプリケーション開発をする際、皆さんはチーム単位で開発することが
多いのではないでしょうか?

チームで開発する場合、チーム内で使用するテンプレートやコード規則が
あらかじめ決められていたり、チーム内で共通して使用できるソースコード部品などが
あると思います。



そこで、スニペットの出番です。

チーム単位でスニペットとして登録し、それらをエクスポート/インポートすることで
チーム内で共有することができます。

スニペットのインポート/エクスポートは、
「スニペット」ビューで、コンテキスト・メニューから「Customize」を選択し、
「Customize Palette」ウィンドウで行うことができます。

snippet2.png


スニペット機能をチーム開発にぜひご活用ください!

MyEclipse プロパティー・エディター

 今回は、Java のプログラミングでよく使用されるプロパティー・ファイルの話です。

通常、プロパティー・ファイルで日本語を使用する場合、
native2asciiコマンドを使ってUnicodeに変換しなければなりません。

変換したプロパティー・ファイルを編集しようとすると、
native2asciiコマンドに-reverseオプションを付けて元に戻し、
編集後、再度native2asciiコマンドで変換する、
といったようなさらに面倒な作業になります。

MyEclipse に備えている MyEclipse プロパティー・エディターを使用すると
面倒なプロパティー・ファイルの編集作業から解放されます。

MyEclipse プロパティー・エディターの「Properties」ページで、キーと値のペアを入力
していくだけで、入力した内容を自動的にUnicodeに変換してくれます。
そして、変換後のファイルの内容は、「Source」ページで確認することができます。


PropertieEditor1.png

図1.「Properties」ページで、キーと値のペアを入力


PropertieEditor2.png

図2.「Source」ページでファイルの内容を確認

とても便利なので、ぜひ使ってみてください。

2008年12月8日の記事に続き、今回は「フィーチャー」と「プラグイン」
というEclipse用語について説明したいと思います。

「プラグイン」
Eclipseを機能拡張するために追加するプログラムのことです。
Eclipseは、その本体では基本的な機能しか提供しておらず、
プラグインによってより多くの機能を追加できる構造となっています。
この構造を使用して非常に多くのプラグインが開発されており、
MyEclipseもその1つとなります。

「フィーチャー」
プラグインのインストールや管理を容易にするために、複数のプラグインを
1つにまとめてパッケージ化したものです。

Eclipseプラグインは、Javaのライブラリとその関連ファイルで構成されています。
これらのファイルをzip形式などで圧縮して配布し、ユーザがこれを解凍して
適切なディレクトリに格納すれば、プラグインのインストールは完了します。

しかし、例えば数百個のプラグインをインストールしているような場合、
「このファイルはどのプラグインのものなのか?」や、「このプラグインを
アンインストールしたいのだけど、どのファイルを削除すればよいか?」
を知りたくても解決するのが大変だったりと、管理が煩雑になってしまいます。

そのため、プラグインをひとまとまりとして管理できる構造を作成し、これを
インストールの単位として扱うようにすれば、管理がとても楽になります。
この単位がフィーチャーです。

内蔵Tomcatはご存知ですか?

MyEclipseには、アプリケーションサーバのTomcatが同梱されています。

MyEclipseをインストールするだけで、Tomcatを使用したWeb プロジェクトの
デプロイ、実行、デバッグをすぐに始めることができ、とても便利ですよ。

MyEclipseの内蔵Tomcatは、とても簡単に使えますので、
是非一度お試しください。詳しい使い方はこちらをどうぞ。

https://www.myeclipseide.jp/modules/contents04/index.php?id=45

(注1) MyEclipseの内蔵Tomcatをご利用になる場合は、MyEclipse 6.0.1 または 6.5.1をご使用ください。
(注2) MyEclipse 6.0.1 および MyEclipse 6.5.1が内蔵するTomcatのバージョンは、6.0.13です。

TCP/IPのモニタリング2

2008年12月4日の記事で、TCP/IPのモニタリング機能をご紹介しました。
その際、モニターに対してブラウザからアクセスする手順を説明しましたが、
今回は応用編としてWebアプリなどJavaプログラムからアクセスする場合
について説明します。

ご存知かもしれませんが、一般的なJavaプログラムであれば、
次のシステムプロパティでプロキシの設定ができます。

・http.proxyHost(プロキシのホスト名)
・http.proxyPort(プロキシのポート番号)

例えば、次のようにjavaコマンドの引数で指定したり、

java -Dhttp.proxyHost=<ホスト名> -Dhttp.proxyPort=<ポート番号> ...

Webアプリなどでは設定ファイルに記述したりすることで、
システムプロパティを設定することができます。

Javaプログラムのプロキシとしてモニターを設定しておけば、
後はJavaプログラムを実行するだけで簡単にTCP/IPのモニタリング機能を使用できます。

HQL エディターの検索結果について2

今回は、12月3日の記事(HQL エディターの検索結果について)の
補足です。

この記事では、HQL エディターの検索結果は「Hibernate クエリー結果」ビューに 「オブジェクト名@ハッシュコード」の形式で出力されるので、検索結果の「プロパティー」ビューで参照しましょうという内容でした。

実は他にも方法があります。

「Hibernate クエリー結果」ビューに表示されるのは、Object クラスの toString メソッドの出力結果です。そのため、toString メソッドをオーバーライドすればいいのではと思われた方も多いと思います。

そのとおりです。検索結果となるオブジェクトのクラスの toString メソッドをオーバーライドすれば、「Hibernate クエリー結果」ビューに、オーバーライドした内容で出力できます。

例えば、Employee クラスが検索結果となるオブジェクトのクラスであれば、Employeeクラス(もしくは、その抽象クラス)で、表示したい内容を出力する toString メソッドを独自実装することでオーバーライドします。


ソースコードを修正しなければならないので最初は面倒ですが、その後は、「Hibernate クエリー結果」ビューで、参照したい内容を一覧で見ることができるのでとても便利です。

 

HQLEditor5.png

図1 オーバーライドした場合の検索結果例

ただし、この方法を使用する場合、1つ注意点があります。
ソースコードを修正後、MyEclipse を再起動しなければなりません。

toString メソッドの独自実装は、開発が終わるなどして不要になった場合、削除してかまいません。

以上、MyEclipse の Hibernate 開発に活用してみてください。

Eclipse、およびMyEclipseをこれからマスターしようとする人にとって、最初に直面する壁は
「Eclipse用語」ではないでしょうか。そこで、今回は最初に覚えるべき用語である、「ワークベンチ」
「パースペクティブ」「エディター」「ビュー」「ワークスペース」について説明したいと思います。
 
eclipse_terms.jpg 
 
「ワークベンチ」
Eclipse(もしくはMyEclipse)を起動すると、1つの作業台が起動します。この作業台のことを
「ワークベンチ」と呼びます。MyEclipseを使用している場合には、この作業台を
"MyEclipse Enterprise Workbench"と呼びます。
ワークベンチは、次に説明するパースペクティブやエディター、ビューの土台となっている部分の
ことで、ワークベンチそのものが画面上に表示されることはありません。
 
「パースペクティブ」 
ワークベンチには、たくさんの機能があります。しかし、ある1つの作業をする際には、
その一部の機能しか使いません。そのため、Eclipseでは必要な機能だけを選んで
画面上に表示するようにしています。
どの機能を表示するかを選んだもの、さらに選んだ機能をどのように配置するかを決めたものを、
「パースペクティブ」と呼びます。
(パースペクティブには"視野"、すなわち"目に見える範囲"という意味があります。)
Eclipse(もしくはMyEclipse)を起動すると、1つのパースペクティブが選択されて画面に表示されます。
 
「エディター」「ビュー」 
パースペクティブは、エディターとビューで構成されています。
エディターは、プログラムなどのデータの作成、編集、保存を行う機能です。
ビューは、さまざまな情報を表示し、かつそれらに対して操作を行うことのできるウィンドウです。
 
「ワークスペース」 
Eclipseでは、作成したプログラムや画像ファイルなどのリソースを専用のディレクトリに格納します。
このディレクトリのことを「ワークスペース」と呼びます。
 
Eclipse用語をより具体的に理解したい方のために、「MyEclipseへようこそ」というFlash
コンテンツをご用意しております。ぜひ参考になさってください。


<追記>

次の記事はこちらです。
Eclipse用語「フィーチャー」「プラグイン」について

TCP/IPのモニタリング

MyEclipseのちょっと便利な機能をご紹介します。

MyEclipseには,TCP/IPのリクエストとレスポンスを覗くことができるTCP/IPのモニター機能があります。
この機能はプロキシのような仕組みで,次の手順で使用できます。


(1)メニューの[ウィンドウ]-[設定]で設定ページを開きます。

(2)[MyEclipse Enterprise Workbench]-[インターネット・ツール]-[TCP/IP モニター]を選択します。

(3)[Add...]ボタンをクリックしてモニターを追加します。
    Local monitoring portは、このモニターがリクエストを受け付けるポート番号です。
    Host name には、最終的にアクセスしようとしているWebサイトのドメイン名を入力します。
    Portには、最終的にアクセスしようとしているWebサイトのポート番号を入力します。
    Typeでは、モニタリングするプロトコルを選択します。
    Timeoutは、タイムアウトの値を入力します。

(4)ブラウザなどから、(3)で追加したモニターにリクエストを送信します。

(5)すると、[TCP/IP モニター]ビューにリクエストとレスポンスが表示されます。

 

本当にちょっとしたことなんですが,こんな機能が必要な時があるのではないでしょうか?


<追記>

次の記事はこちらです。

TCP/IPのモニタリング2


HQL エディターの検索結果について

MyEclipse では、Hibernate 開発をするための便利な機能を取り揃えていますが、
今回は、HQL エディターの話です。

Hibernate 開発時には、プログラムに埋め込む HQL の検索結果やSQLへの変換結果を
確認したいと思うことがあるのではないでしょうか。
MyEclipse では、HQL エディターに HQL を入力すれば、ただちに SQL 変換結果を
確認でき、実行することで検索結果を得ることができます。

 

HQLEditor1.png

図1 「MyEclipse Hibernate」パースペクティブ

実際に実行してみると、「Hibernate クエリー結果」ビューに検索結果が出力
されました...と思ったら、妙な文字列が出力されていますね。

 

HQLEditor2.png

図2 「Hibernate クエリー結果」ビュー

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは、Object クラスの toString メソッドの出力結果です。
Object クラスの toString メソッドは、デフォルトで
「オブジェクト名@ハッシュコード」を返します。
「Hibernate クエリー結果」ビューでは、HQL の検索結果のオブジェクトを
 toString メソッドを介して出力しているので、このように表示されるのです。

こんなときは、「Hibernate クエリー結果」ビューの検索結果の行を選択すれば、
「プロパティー」ビューで検索結果を正しく参照することができます。
関連するオブジェクト(外部キーによる関連テーブル)の内容も参照できます。

 

HQLEditor3.png

図3 検索結果の「プロパティー」ビュー

HQL エディターを含めた、MyEclipse の Hibernate 機能の詳細は、
Hibernate 開発のチュートリアルをご覧ください。

それでは、MyEclipse でよりハッピーな開発を!


<追記>

次の記事はこちらです。

HQL エディターの検索結果について2


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